幸せはバナナ色コミュの7月15日 NHK-BS1でバナナの番組です

いのちドラマチック　Vol.9 バナナ－滅亡の危機から救え－

7月14日（水）BS-hi　午後9時30分～59分
7月15日（木）BS1　　午後8時30分～59分

手軽で簡単、甘くておいしいと、世界中で食べられているバナナ。そのバナナがいま、滅亡の危機に瀕しています。バナナを枯らしてしまう病気が、世界各地の農園を襲っているのです。
ところで、私たちが食べるバナナには、種がありません。でも、野生で育つバナナには、種がぎっしりとつまっています。実は、突然変異で生まれた種のないバナナを、人の手によって株分けし、世界中に広めたのが、いま私たちが目にするバナナなのです。プランテーション化された大規模な農園で生産されるバナナは、同じ遺伝子をもつ“クローンバナナ”と言えるでしょう。
ですから、一度病気が発生すると、世界中のバナナに一気に広まる危険性を秘めているのです。
バナナ滅亡の危機。それを回避するには、これまでとは違う遺伝子を持つ新しい種類のバナナをつくりださなければなりません。この難題に挑むのは、中央アメリカの小国、ホンジュラス。
アメリカ資本のもとで成長を遂げたバナナ産業はいまや国の基幹産業。それを死守すべく始まったバナナ開発とは、どのようなものなのでしょうか。
人の手によってつくりかえられるバナナ。その数奇な運命を見つめます。

http://www.nhk.or.jp/inochi/
より転載。