ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

refuge-prospect theoryコミュの空間美学の不在

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 アップルトンは、絵画的な風景の美学を語っていると個人的には思っています。「風景の経験」と言いながら、人間の位置やその周りの環境による分類、考察はあまりされていないように感じるのですが、みなさんはどうお考えでしょうか?
 その空間全体から受ける印象、つまり日本庭園などの囲まれた空間から受ける安心感や心地よさ、美しさについて美学的に論じている人はいないのでしょうか。もし、知っている方がいれば教えてください。お願いします。

コメント(2)

「美学的」かどうかはわかりませんが、イー・フー・トゥアンなどいかがでしょう。
現象学的地理学の提唱者で、邦訳も多数あります。
『空間の経験』(筑摩学芸文庫)か『トポフィリア』(せりか書房)あたりが、さまざまな次元の空間をもっとも包括的に論じている著作ではないでしょうか。
あとは、トゥアンの影響を受けたエドワード・レルフやアン・バッティマー、あるいはオギュスタン・ベルクなど。
とくにベルクは、地理学者であると同時に日本学者でもあり、日本庭園を論じた箇所をふくむ著作がたくさん邦訳されていますよ。
 遅くなりましてすいません。ありがとうございます。
 そうですね。トゥアンやその一派は気になりますね。個人的には、トゥアンは、空間美学と言うより、場所論的な印象があります。なぜ美しいと感じるかを論じると言うより、郷愁や場所への愛、執着に重点を置いている気がします。あまり、精読していないので誤解しているかもしれませんが。。「空間の経験」は読んだのですが、「トポフィリア」はまだ読んでません。読んでみようと思います。

 ベルク先生の本は、卒論の時にお世話になっています。「空間の日本文化」は、私のバイブルになっています。ベルク先生の考えの根本には、和辻哲朗の風土が根本にあると思います。そのため、美学的というよりも、日本の文化を空間的なアプローチから説明しようということに問題意識があると感じています。次は、遠ざけていた「風土学序説」にチャレンジしようと思っています。

 空間と一口に言っても、抽象的すぎて限定されないのがまず最初の問題かもしれません。難しいですね。またお薦めの本があったら教えてください。お願いします。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

refuge-prospect theory 更新情報

refuge-prospect theoryのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング