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セルフラーニングコミュのSSSの多読法

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 SSSについていろいろ意見が出ているので,いっそのこと,トピとして取り上げましょう。
 私はまったく知らないので,次のページから転載します。

http://www.seg.co.jp/sss/learning/index.html

多読とは
 多読(Extensive Reading 略してER)とは、文章を分析しないで大意を把握する読書法です。
SSS(Start with Simple Stories)の多読法は、従来不可能であると思われてきた英語初級者でも楽しく始められ、楽しく続けられる非常に効果の高い画期的な多読法です。

100年前から常識だった多読
 昔から多くの英語教師が、「英語を獲得する一番良い方法は多読である」と主張しています。東京帝国大学の英語教師でもあった夏目漱石は、明治39年に『現代読書法』で多読のすすめを書いています。松本亨も、「英語を極めたけば、毎日数時間は英語を読め」と著書で主張していました。最近では、Stephen Krashen が "Extensive Reading is the only way to language acquisition." と主張しています。

なぜ多読が普及しなかったのか?
 しかし、今までは、多読は上級学習者者にのみ許された学習法でした。とういうのは従来、英語教師がすすめる「やさしい本」とは、シドニー・シェルダンの本など、大人向けペーパーバックの大衆小説のことを指しており、実際には、英語上級学習者でないと例えシドニー・シェルダンのように英語教師がやさしいと思うペーパーバックですら、スラスラは読めないからです。近年、多読が高校・大学の授業にとりいれらてきましたが、そういう先生の場合でも、PGR2−3(基本語彙600−1200語レベル)の本から本を読み始めるように指導する人が大半で、1年間の学生の読書量も、1万語〜10万語くらいのものでした。

SSSの多読法とは?
 この従来の多読指導を抜本的に改良して、電気通信大学の酒井邦秀助教授は、1990年代の後半から、「絵本からはじめる多読」を大学の授業や中高生対象に実践し、高い成果を上げて来ました。(『教室で読む英語100万語』(大修館)参照)。 この新しい多読法をより多くの人に広げるために、2001年に、酒井邦秀、古川昭夫、河手真理子、佐藤まりあの4人によってSSS英語学習法研究会が創設されました。(現在、酒井先生は、SSSから離れて独自に活動をされています。)

非常にやさしい本からはじめ、100万語単位で読む多読です!
 SSS英語学習法研究会の進めるすすめる多読は、非常に易しい本からはじめて、旧来の多読法の10倍以上の種類の本をつかうことにより、従来の多読の10倍以上の量の英語を読む多読法です。
 100万語単位で読むことを目標とする多読法なので、従来の多読に対して、私達は、新しい多読の方法を、100万語多読ともよんでいます。英語初級者の場合、100万語読んででやっと(旧来の多読の出発点であった)PGR2−3レベルに進む位のゆっくりさです。
 しかし、無理なく基礎力が付き、早い段階から「読む楽しさ」を味わえるので、従来の多読法と違い、年間100万語〜200万語読むことが十分に可能です。実際、SSS式多読により、1年間で500万語以上読んだ人も続出しています。はじめはゆっくりなのですが、1年後、2年後の成果では、今までのどの多読法よりも、また精読法よりもはるかに高い効果を得ることができます。

SSS式の多読が効果の高い理由
 なぜ、SSS式の100万語多読法の効果がそんなに高いのでしょうか? それは、
1) 楽しいからあきない
2) 自分のペース・好みによって本が読める
3) 今までの英語学習に比べて、10倍から1000倍の英文に触れることができる
からなのです。英語にたくさん触れれば、無理に暗記をしなくても自然に英語は理解でき、書いたり話したりできるようになるのです。

鍵は、 「楽しくスラスラ読む」こと
 多読を長く続けるためのコツは、「楽しくスラスラ読む」ことです。楽しくスラスラ読むには辞書の利用が大敵です。辞書を使わなくても読める本を読んで、辞書をできるだけ使わないようにしましょう。辞書をつい引きたくなってしまう人は、
 1) 辞書は全く引かないと自分で決める
 2) 辞書を引くのはは多くても、1冊3語までと決めて、できるだけひかい
 3) 辞書を引くのは、本を読み終えてからと決めて、できるだけひかない
ようにするといいでしょう。とにかく一番悪いのは、分からない単語をすべて辞書で確認しようとすることです。分からない単語にこだわると、決してスラスラ読めるようにならないし、リスニングやスピーキングもできるようにはなりません。英文を一語一語読んでいくのではなく、意味のまとまりとして読んでいくことができてはじめて読書を楽しむことができるのです。
 普通の学習法では、指定されたテキストを読まなければいけません。多読による学習法の良いところは、自分の好きな本を、好きな順番に、自分に固有のペースで読めるということです。 また、読書後に試験も無いし、読書感想文を書く必要もありません。自分で分かって楽しめれば良いのです。楽しんで読書をすることによって、生の英語が自然に脳の深層に蓄積していきます。

多読3原則とは?
 SSSでは、次の3つの原則を 多読3原則といっています。

辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
つまらなくなったら止める (1 2 の原則で楽しく読めない本は読まない) 
の3点です。この多読3原則は、酒井邦秀氏が、『快読100万語ペーパバックへの道』(筑摩書房 2002年6月刊)にて発表したものですので、

さらに詳しく知りたいかたへ
 より詳しく多読について知りたいかたは、『快読100万語ペーパバックへの道』、『今日から読みます!英語100万語』、『親子で始める英語100万語』、『100万語英語多読入門』、『教室で読む英語100万語』、『英語多読完全ブックガイド』、『100万語多読記録手帳』、『ミステリーで読む英語100万語』の解説をご覧下さい。

コメント(46)

Yojiさんと皆さんに感謝。

とても刺激的な話題。そして、他では決して得られない情報。
楽しくて仕方ありません。
ありがとう。ありがとう。

どんどんやりましょう。

このような話ができる仲間がいるのはありがたい。
(私は早くもネタ切れですが)
心強い助っ人kathyさんが来て下さってうれしいです!よろしくお願いいたしますね。
kathyさんは多読歴、多読教室歴ともに長い方なのでいろいろお聞きできると思います。

私はほんの初心者なのと、SSJさんのように普通の塾の形態もとっている事情もあるので、SEG提携校のような完全なるSSS方式というわけにはいかず”美味しいところ”をアレンジして取り入れているという感じです。

YL(読みやすさレベル)0の絵本の中には絵だけで単語一つも出てこないものもありますが、それがまた子ども達をお話にいざなうプロセスとして大切なステップになるんだそうです。そんな絵本でしたら小さな子どもからでも始められますし、自分ではまだ読めない子どもたちには”読み聞かせ”から始めるといいそうです。

基本文型がだいたい理解できていれば自分で読み進めていく準備はできていると思います。うちでも中1から始めています。
正直、読んでいる子どもの様子を見ていると、文章をきちんと理解して読み進めているとはいえない場合も多々あります。でも意味ははっきりつかめなくてもできるだけたくさんの”場面”とそれに対応した”言葉”に出会ってほしいので、一度じっくり絵を見てセンテンスを黙読した後でCDを使っていっしょにまた声を出して読んでいます。
月に2回程度しか時間が取れないのと、本がまだ少ないので自由に好きな本を読むというところまでいけないのですが、段々に充実させていければと思っています。

SSJさん、

SSJさんの塾は本格的に多読にトライなさっていたんですね。それだけに葛藤も大きかったんだろうと思います。
学校より更に受験を意識しなければならない塾という場ではHappy Reading! なんて悠長なこと言ってられないですものね・・・

でも、SSJさんのように私も”これぞ本物”って思います。この受験で一番大変な中学2,3年生がほんとは一番多読の魅力を教えてあげたい年代なのに・・・と思いながら、文法問題だの長文読解だのやっています。(それはそれで大事であると別のトピで主張してはいますが)

授業内でカバーできなければ貸し出しでもいいんじゃないかなって思います。kathyさんのように多読指導ができたらbetterなんでしょうが、好きな子にとってはSSJさんのところで本が借りられて幸せではないでしょうか。(なかなか図書館でも適切なものが借りられないですから)


Yojiさん、

SSSのHPですでにお薦め本はご覧になれたかと思いますが、
「快読100万語!ペーパーバックへの道」あたりがいいかと思います。多読に関する理論的背景や英語の豆知識が得られます。

「英語多読完全ブックガイド」
「教室で読む英語100万語」なんていうのもあります。

私は「親子で始める英語100万語」を持っています。
 私も,SSJさん同様,いいお話をうかがって,うれしく思います。いつも自分の主張をはっきりなさるSSJさんが「本物だ」とおっしゃるので,その気になっています。SSJさんにも感謝です。

 4: 生グレ姉さん , 5: kathy さんのコメントから,子どもの自主性,自由を重んじて,指導をする,放任ではなく,それには,指導者の力がとても大切だということが改めて,感じられました。

 さて,6: おかじゅん さんのコメントに

>>私も多読推進派ですが、授業でやるものではなく、授業外でやるもの、と思います。

 とあります。その辺りについてはどうなのでしょうか。気になります。

 私は,時間をかけてでも「本物」を子どもたちには与えたいと思っています。しかし,学習塾というものである以上,目の前の成績も気になります。

 いま,文法などで精一杯です。それに多読を入れることができるのかどうか。かなり難しいだろうなあ,という感じがしていますが。

 kathyさんは,大阪のSEG提携校で多読指導をなさっているとのことですが,それって,ふつうの学習塾とは違うのでしょうね。どういうものでしょうか。

 本を読めば分かるのでしょうが,他のみなさんも知りたいでしょうし,私もすぐにでも知りたいので,よろしくお願いします。

 らみいさん,「快読100万語!ペーパーバックへの道」から読んでみます。

おはようございます。
らみいさん、過分なご紹介ありがとうございます。f(^^);

今日はこれからドラマ指導のほうのWSに参加するので
時間がないのですが、私の数少ない経験・知識でお役に
立つことがあるようでしたら、シェアさせてくださいね。

どんな本をまずそろえるか、与えるか、も大切な要素
ですが、
それには、コスモピア社の「英語多読ガイドブック」
旧・新版が参考になります。
まずどちらか、ということでしたら、新版をお求めに
なってください。

また改めて。

>#9 のYojiさんへのレスです。

授業でやるなら、多読より、「読み聞かせ」がいいと思います。

先生が、本を読んであげる。時々、感想などを聞く。

SSSはくわしくないですが、私の知る限りの理論では、

多読の場合、
生徒にとって最低95%、できれば98%の既知語が使われていることがのぞましい。

また、内容については、生徒の好みはさまざまなので、
自分で選ぶほうがよいかと思います。

もちろん、発達段階にもよるとは思いますが。。。。

中学、高校生なら、こちらで集めたものを自分で選ばせる図書館方式がいいかと思います。

おかじゅんさん

 読み聞かせですか。リスニングになりますね。
 私の場合は,目で文字を追う方が,リスニングはかなり難しい。生徒に慣れさせるということですか。

 生徒にとって最低95%、できれば98%の既知語が使われていることがのぞましい。

 に関しては,私も同じようなに感じています。

 読書をしていて,分からない言葉だけだと,推測することは難しくなるでしょうからね。



 さて,私のいまの疑問は次のことです。

 子どもたちは,日本語読書もあまりしません。読書の時間をもうけるだけでは,ただの時間つぶしをする子の方が多い。
 子どものころに読み聞かせをしてもらい,読書の楽しさを知っている子でも,自分で読書をするようになるとは限らない。
 英語読書となると,外国語ということで難しさが加わる。
 読書の楽しさだけで,英語読書を続けるとは思わない。

 確かに,英語読書の場合には,外国語をマスターしたいという動機付けは加わる。しかし,それは,外国語の難しさというマイナス点に比べるとはるかに小さいと思う。

 これまでの説明では,SSSは一部の学力が高く,セルフラーニングのできる生徒に限られるのではないか。


 ということです。
 すみません。SSSのことをよく知らないくせに,勝手に想像をして書いています。

 らみいさん推薦の「快読100万語!ペーパーバックへの道」,注文しました。
 それが届いて,読み終わるかでは,勝手なことを書かせてください。
読書の習慣をつけさせたいなら、

授業外にやってもいいのでは、と思います。

授業でやらないと「読書をさせる」ことが全員にできないから、ということでしょうが、

それでは、結局「読書の強制」になってしまい、セルフラーニングにはならないのではないですかね。

授業外での図書館方式のやり方だと、先生は一切指導することもないし、完全に生徒のセルフラーニングです。

最初のきっかけがよければ、「のりの悪いタイプ」でも、
ノルとおもうし、

授業で時間をもうけても、自分が読みたいとおもわなければ、
適当に時間をつぶすだけであると思います。
追加

私はYojiさんの最初の書き込みの

>>>>最近では、krashenが ”extensive reading is the only way to aquore a sencond language"

がかなり疑問なのです。

krashen の理論を「最近の理論」という人はほとんどいないでしょうし、

文法の明示的または暗示的説明や、語彙の「意図的学習」や、
学習者によるoutput がなければ、言語学習はなりたちません。

Day and Bamford のやり方は、本の選定(内容、難易度)から、生徒への指導方法(先生は単なるガイド)、基本的には授業外でやる、「多読」としており、「最初のきっかけ次第で、
多読の習慣がついていまえば、あとは、生徒のセルフラーニング」としています。

「習慣がついてしまえば、あとは、セルフラーニング」というのは、授業内でやっても、授業外でやっても同じことだと思います。

Day and Bamford とKrashen の最大の違いは、前者は、幅広い英語学習のなかの一部として多読を位置づけており、後者は、
大量のinput のみが英語上達法としているとこりです。

ちょっとずれてしまいましたが、「なぜ今krashen???]
から、出発した書き込みです。



mixiに入ってからSSS多読をされている方とたくさん出会うことができまして、実はkathyさんもそのお一人です。

他にもいろんな方と出会いましたが、みなさんSSS多読を始めてから英語力がUPしたと感じられる、何よりも楽しい、とおっしゃっています。多読コミュの書き込みを拝見すると「思うように楽しめない」「効果がなかなか感じられない」といった相談も正直ありますが、学生時代に英語コンプレックスを持ってしまったけれど今は多読の楽しさを知って克服できそうという人もいます。

個人で楽しんでいる人、親子の会で楽しんでいる人、学校の現場で取り組んでいる先生や学生さん達もいます。一時期からブームのようになって、多読人口も激増しているようです。季刊雑誌も発売されるようになったので、店頭でご覧になれると思います。
目下私は学習塾で取り入れているところを探しているのですが、やはりそう多くはないようです。でも、一つ電話してどんな風にやっているのか尋ねてみようかなと思ってます。

kathyさんがまた詳しく話して下さると思いますが(kathyさん、お忙しい所ごめんなさい〜)SEG(SSS多読研究会)直営の教室は普通の英語教室や塾とは違い多読オンリーだったと思います。
中学生から一般社会人まで利用されているようですが、かなりの力がつくようです。
酒井先生から直接お聞きした話ですが、先生の甥っ子さんが大学受験する際も特に受験勉強はせずに多読で培った英語力で充分いけたそうです。でも、先生は基本的には多読と受験勉強は別物だというようなことも言われていました。

多読でつく力の一つに単語力がありますが、その単語というのが辞書で覚える対訳理解ではなく、その単語からのダイレクトなイメージ理解です。
”apple”は辞書を引くと「りんご」ということが簡単にわかってしまいますが、辞書なしに多読をしているとそれがリンゴとわからない段階でも、「赤くて、丸くて、甘酸っぱくてジューシーなやつ、皮をむいたりそのままかじってもいいし、パイのフィリングにしたら絶妙の味」というイメージまでを獲得することが可能になります。読んでいる途中で「んん・・・?なんだろうこれ・・・もしやしてリンゴなのかな・・・!!」

それが、初めて出会う難しい単語でも、いろんなシチュエーションで出会ううちにイメージの幅を広げながら確実に記憶に収められます。
酒井先生のお話の中でも、”日本語にはうまく訳せないのだけどこんな感じでこんな風なやつ”という風に単語を覚えている子の話が出てきました。
それがいいかどうかは別ですが、興味深いです。

SEGでは多読指導の講習会も行われていると思いました。おかじゅんさんの言われるように、多読は究極のセルフラーニングだと思いますが、初心者の人や子供達にはガイド役の先生がいてくださると心強いと思います。
首都圏にはSSSのブッククラブがあるのでそれを利用したり、身近に相談できる人がいない場合は、SEGに電話やメールをしますと親切に相談にのってくれます。
このような議論をするときに、ついつい忘れてしまいがちなのは生徒の力量の問題です。

生徒達を大雑把に捉えておいて、なんとなく平均的な中高生をイメージし、多読か文法かの議論になってしまうのです。
そもそも理論というものははその一般化ができなければ力を持たないというのは十分承知ですが。

小学校に英語は必要か否かの議論も同じです。(このトピではないので今回は話題にしないほうが良いのでしょうが。)

「受験英語が役に立った」というのは、海外で暮らす商社マン達が口を揃えて言っているようですが、そもそも彼らの偏差値はかなり高い。偏差値が高く、しかも受験英語には触れていない人を探すのは難しい。厳密な検証をするのは難しいですね。

さて、(すいません)話題をもとに戻すと、読書ほど個人差が影響するものも無いと思います。一人一人興味関心も違うし。そもそも読書会に集まる人たち、しかも英語の読書会となれば平均よりもかなり意識の高い人たちでしょう。知的レベル(そのようなものがあるとすれば)も当然高い。
だから、彼らに「効果」があったとしても、それは、もしかしたら、「知的な人たちにとっは受験勉強よりは多読のほうが効果があった」としかいえないのかもしれません。

私は何を言いたいのでしょう。

そうでした。つまり、多読か文法かという議論を「一般の人たち」を対象に考えても、あまり意味が無いのではないか、ということ。

いきなり結論です。

私は、「多読だ!」と直感した人は勝手に多読で力をつけたら良いと思うのです。(私もその仲間になりたい!!)
でもそれはレベルの高い人達中心になるだろうということ。それで全然構わない。(と思います。)

日本語の読み取りも危なっかしい人たち(現在増殖中)に対しては英語の多読など暇つぶしにもならないでしょう。

最後に危険な発言をしておきます。

これは、おかじゅんさんはじめ英語の専門家に特に聞きたいのですが、そもそも日本の英語教育の混乱の原因(多読か文法か、小学校に英語は必要か否か、受験英語か会話か・・・)は「英語どころか日本語の力も心もとない人たちに形だけの英語を教えようとしたこと」に原因があるとは思いませんか。複雑な文法も、「分からない人たち」に何とか説明しようとした苦労の足跡だと思います。私は日本の英語文法教育に同情的です。

だから何を言いたいのかと聞かれるとこまるのですが、つまり上に書いたことを言いたいし、専門家の意見も聞きたい。
多読か否かの問題もこれを避けては通れない。(だから、トピからは少しも外れてはいません。)
らみいさんの多読における語彙習得の理論は、私の考えとは少しちがいます。まったくちがうわけではありませんが。

多読だと、同じ単語を何回も文脈のなかでみますので、「意味の推測」が可能です。「推測」は単語の定着を促進するとともに、何回も繰り返し同じ単語をみることにより、わすれにくくなっていきます。CDつきの本だとなおいいです。

語のいろんな情報をみることによって(絵もふくめ)定着が促進される、というのが、「偶発的学習」の意味です。

らみいさんのおっしゃることは、どちらかといえば「意図的学習」に近く、子供の場合には、そういう方法が増えるものとおもいますが、中学上級以上はそういう理論ではないと思います。(語彙習得理論からみた多読の話ですが)。

SSJさん、日本語の欠陥はそのとおりだと思います。初学者は、日本語と英語の語順や違いを比較して文法を学習するので、日本語がきちんとしていなければ、英語の文法指導も難しいでしょうね。これは、小学生、中学初級レベルの話です。
おはようございます。

私がここに書けるのは、本当に限られた知識と経験から、
ですので、お役に立つかどうかわかりませんが・・・。

話題が多岐にわたっているので、投稿の順番の若いもの
から少しずつ、意見を述べさせていただきたいと思います。

まず、#9 Yojiさんの

> kathyさんは,大阪のSEG提携校で多読指導をなさっているとのことですが,それって,ふつうの学習塾とは違うのでしょうね。どういうものでしょうか。

SEGで行われている多読指導(従来の受験指導的なコースもあります)は、

?ネイティブ講師による文法指導+?日本人講師による多読指導

1回に付きそれぞれ80-90分ずつですので計約3時間の指導時間
です。それだけでも、いわゆる【普通の学習塾】とは違いますね。
また、ここに集まってくる子ども達は有名私学の生徒達が
主で、かなりレベルの高い子達です。

ですが、自宅教室では週一回90分フツーの公立中学生も教えていますので、環境・素質の違い等々はあっても、私は多読指導に関しては、どんな子どもでも同じようにやっています。

なので、多読に関しては#17 SSJさんのおっしゃるように

>読書ほど個人差が影響するものも無いと思います。一人一人興味関心も違うし。そもそも読書会に集まる人たち、しかも英語の読書会となれば平均よりもかなり意識の高い人たちでしょう。知的レベル(そのようなものがあるとすれば)も当然高い。
だから、彼らに「効果」があったとしても、それは、もしかしたら、「知的な人たちにとっは受験勉強よりは多読のほうが効果があった」としかいえないのかもしれません。

という点については、【知的レベル・偏差値】の高さの違いというよりは、MI(Multipul Intelligence)の得意分野の違い、であると感じています。

ですから、私も多読はすべての子どもにとってとてつもなく有効なものとは考えていません。

ただ、後天的な要素(小さな頃から読み聞かせや読書の習慣をつけてもらっていたか、とか、身近に本がたくさんある状況なのかどうか、等)、現代の子ども達を取り巻く状況をみると、読書の習慣や適した環境にない子どもも多い。読書の習慣もなければ、楽しさも知らない子ども達が多いですから、そもそも日本語の本をまずしっかり読めばよいのでは、とも言えますが、私は英語教師としての立場で子ども達に関わっていますので、

「じゃあ、日本語すら読まない/読めない子にも、敢えて/だからこそ英語の絵本から触れてもらえたら・・・。そこから少しでも読書の楽しさを知り、読書によって自分の世界を開いていく可能性を感じてもらえたら・・・。」

そして、

「それに付随して英語力もついていくなら尚いいじゃないか!」

というのが、そもそも英語多読を取り入れたきっかけでした。

十数年子ども達と関わってきて、彼らの【人間力】みたいなものが弱っているのを感じていますので、それに対して、私が自分の立場であがけることの一つが多読を取り入れることでした。

多読は、個人にあったレベルで、個人のペースので進めていきます。その中でひとりひとりが自分の進歩を実感できる。そしてすぐれた絵本・本の持つ物語力で癒されたり啓発されたり、なんらかのプラスαを得ることができたら、と。
そういう意味では、セルフラーニングといえるでしょうか?

でも、それも100%成功するとは思っていません。

英語学習という点においても、当然文法指導等も必要でしょう。(この点では、私は酒井先生とは少し立場が違います。)
多読がオールマイティだとは思っていません。

語彙の取得については、おかじゅんさんのおっしゃる「偶発的学習」とらみいさんの書かれている「意図的学習」の両方が期待できると思います。
ただ「意図的学習」を効果的にするには、GR(Graded Readers) LR(Lebeled Readers)を用いて、SSSが提唱?したYL(読みやすさレベル)を参考に、上手に本を与えてやるガイド役としての指導者の存在が大切だと思います。

また子ども達の多くは、自分の好みがわかるほど、本を読んでいないし本を知りません。
その意味で、初期の段階では、「勝手にひとりで読んでいく」
ようにはならない、ということを実感しています。

それは日本語読書でも同じでしょうが、学校や公立の図書館など、少なくとも豊富な量と種類の本を手にすることのできる環境が英語の本にはまだありませんので、そこが多読を進めたり、広めたりしていく上で一番難しいところかな、と思います。

いずれにせよ、多読指導というのは初学段階にこそ必要であって、前にも書いたとおり、「ひとりで読めるようになるまで」のあくまでガイド役(道筋を示し、荷物を軽くしたり重くしたり、その場面で適切な助言をする)だと思います。
 きのうの午後からこれまで,ちょっと読む時間はあったのですが,書き込む時間がありませんでした。その間にいろいろな意見が出てきました。

14: おかじゅん さん
>>結局「読書の強制」になってしまい、セルフラーニングにはならないのではないですかね。

 いろいろな立場がありますが,私は「強制」してでも「読書」をさせて,そして少しでも読書の習慣をつけ,読書の楽しさ,読書の大切さを知ってもらいたいという立場にいます。
 別のトピでも取り上げましたが,最初は徹底的に鍛え上げ,そして自立して強制がいらずに,セルフコントロールのできる人に育って欲しいということです。
 それについては,「フェイドアウト」で意見交換をしました。とても大切なことではあるので,またそこで意見交換ができればいいかな,とも思います。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11318772&comm_id=1037793

15: おかじゅん
>>krashen の理論を「最近の理論」という人はほとんどいないでしょう

 に関しては,ひたすらあやまるしかありません。
 SSSについて無知なもので,web上でそのページを見つけ,安易にコピー,貼り付けをしました。だから, krashen の理論なんてまってく知りません。だから,その件に関してはご容赦ください。

 らみいさんの意見よく分かります。
 日本語の語彙も読書の中で増えていきますね。読書をしない子は語彙が貧弱です。
 ただ,辞書を引くって大切だなあ,と思うこともあります。子どもたちが使っている言葉に明らかに間違えた意味に使っていることがあります。子どもたちが類推して意味をとらえているつもりだろうけど,間違えている。そういうことってありませんか。
 私も自分で知らないでそういう言葉使いをしていることがあります。ときどきは国語辞典で調べて,確認をしなければいけないこと,あります。



17: SSJ さんのご意見,とてもよく分かります。

 私は,人間の能力には差があると思っています。

 明日から中学で実力テストがあるので,その対策をしています。1人数学がまったくできない生徒がいます。前のテストでは0点に近い点数でした。その子にはほかの生徒とはまったく違う課題を与えて,これだけはマスターして30点を目標にしようとがんばっています。

 読書(日本語)では,個人差がとても大きいです。ほっていても読書をする子がいる一方で,しない子がいます。

 英語の多読でも同じようなことがあると思うのです。

>>>「多読だ!」と直感した人は勝手に多読で力をつけたら良いと思うのです。

 というのもひとつの手でしょう。SSSについて学んでから私の立場も築いていきたいと思います。


19: kathy さん
 どうもありがとうございます。少しずつSSSについてイメージができてきました。

 特に,実際に実践なさっている中から出てきた言葉であるだけに,重みが感じられます。

 英語教師の立場からのアプローチ,それは日本語の読書にもいい影響を与えると思います。

>>>十数年子ども達と関わってきて、彼らの【人間力】みたいなものが弱っているのを感じていますので

 は,同感です。その「人間力」をなんとか鍛えて,そしてセルフラーニングのできる人に育って欲しい,と思います。
Yojiさん、

すみません、#16の私の書き込みは私の意見(考え)ではなく、
SSS多読についての印象と私の解釈ですので、それがいいとか悪いとかということは書いていないつもりです。
YojiさんがSSS多読の話しを持ちかけて下さったので、うれしくなって、受け売りの話(正確でないこともある?)をいろいろ書き込んでみました。
辞書引きの作業は実は私は大好き派です。(English-Englishの法がいいですが)学校では購入を斡旋したきり利用させていないのがほんとに残念で、教科書に関しては塾ではできる限り辞書を使わせて精読させ、チェックしています。文法もきっちりやります。

でも・・・やっぱり多読もやらせたいんですよね。ネイティヴの友人達から口々に「キョウカショノ エイゴトハ チョット チガイマ〜スヨ」と言われてしまうと・・・生の英語を味わせてあげたいのです。英語が苦手な子にも、得意な子にも。
教科書や問題集の文章はほんとつまんないんですもの・・・(教科書に関しては昔の方が面白かったです。昔”ニューホライズン”にあった「賢者の贈り物」や「トムソーヤの冒険」、「最後の一葉」「タイタニック号」・・・感動して読んだのになあ)


ある意味、多読については”英会話”と同じような分類と考えますので、”英会話か、文法か”のトピの時と同じように私は「どっちが大事?」「どっちが適切?」というやりとりは苦手です。
(そういうわけで、SSJさん、私は議論してるつもりは全くありませんのであしからずウインク
kathyさん、

SEGの教室では文法や受験コースもあったんですね。
詳しい情報ありがとうございました。
kathyさんのお話を思わぬところでじっくり聞けてラッキーでした。
kathyさん。ありがとう。

kathyさんのおかげでSSSを取り入れている塾の先生の生の情報のみならず、そのご苦労を垣間見させてもらいことができました。(このような情報が欲しかったんですよね、私は。)
私は多読が夢の万能薬かと思った時期もありました。しかし、現実に指導なさっている先生達は多読指導ならではのご苦労が沢山あるのですね。

ハッキリ言って受験英語の指導だけしている方が、塾の仕事としては遥かに楽です。それに、皆やっていることだから誤解されることも少ない。
それを、あえて多読に挑戦なさっていることに敬服いたします。また、いろいろ教えてください。

らみいさん。
「議論」の件。失礼しました。
私はどちらの教育法がベストかなどと突き詰めて考えたくなる性格ですので(そのうちに考えるのにくたびれて、論点まで忘れるてしまうのがいつものパターン)、勝手な解釈で書き込んでしまったようです。
らみいさん。それにしてもSSSの多読はある種の「挑戦」ですよね。最近、受験参考書の古典に触れる機会が多いのですが、「まえがき」に良く書いてあることは、「外国語として英語を学ぶ中高生は、英米の子ども達と同じ時間をかけて英語をに触れ、経験的に学ぶことは不可能だ。だから、文法を学ぶのが最短距離なのだ。」という主旨のことです。この発想をぶち壊すのがSSSの多読のような気がします。かなり、過激で挑戦的ですよね。私としては万能ではないことは承知のうえで何とか挑戦して行きたいと思っています。

英語の授業中なのにほとんど日本語しか聞こえてこない教室もおかしいと思うし(母国語である日本語でしか文法の説明はできないのだから当然ですが、その分英語に「触れる」時間が犠牲になっている。)受験生達が手にしている参考書も日本語の部分のほうが遥かに多い。これも、説明は日本語でしかできないのだから当たり前だが、それだけ英語に触れる時間が減る。
中高生は英語の授業時間以外では英語に触れる機会がほとんどないのに、その英語の授業時間でも日本語の説明を聞き日本語で考えている。これでは英語にほとんど接していないことになってしまう。

私はペーパーバックに何度か挑戦して挫折した経験があります。英語を何年も学んでこの程度の本も読めないのかと落ち込んだものでした。しかし、酒井先生によれば中学、高校の英語の授業を受けたくらいでは、英語に触れる時間が全然足りないのだそうです。なんだ、そういうことかと納得。「自分は馬鹿じゃない」と少し安心しました。
そうです、私はペーパーバックへの挑戦権を得るにはほど遠い時間しか英語に触れていなかったのです。「6年間も英語を学んだのに・・」という言い方が誤解を招くのです。生の英語に接する時間が足りなすぎるのです。
酒井先生の言うように、中学の教科書も分量があまりにも少ない。高校3年間の英?、英?、Reading等の教科書の分量を足してもたいしたことは無い。夏休みの宿題の多読教材を辞書に頼りながらテストの恐怖に怯えながら訳し、出そうなところを暗記する学習では、英語から情報を得て言葉を学ぶ刺激を味わうなどということからは一番遠いところにあると思うのです。
だから、私は多読派です。そもそも、日本語の能力にも不安があるために学校の英語についてゆけない人たちに気を遣いすぎているのではないでしょうか。だから、分量を増やせない。

最後に「多読推進派」がややもすると忘れていること(もしかしたら最大の弱点)を書きます。
そもそも、学校英語の文法教育から完全に遮断されて多読だけ
で英語を学んでいる人はどのくらいいるのですか。酒井先生だって普通の文法教育を受けて英語を学んだはず。
現在多読指導で伸びている学生達で「文法教育」に全く「汚染」されていない人っているのでしょうか。はなはだ疑問です。だとすれば、やはり多読も学校英語の補完機能しかないのだといわれても仕方ない。
多読だけで英語を指導してみる、などということは人体実験のそしりを受けかねない。(文法から入り数年後に多読へのソフトランディングをするのが理想かとも思いますが、酒井先生は認めないでしょうね。)
皆様、おはようございます。

SSJさん、

私も、酒井先生は本当にある意味【反逆児】であり、
【チャレンジャー】だと思います。

【人体実験】とは少々過激な言葉かと思いますが、ある種
の実験・検証をされているのは確かのようです。
ただ、酒井先生は基本大学生を相手に指導をされてきましたし、
今もされています。

どんなに【英語ができない】と言ってもアルファベットは
ある程度認識でき、曲がりなりにも6年間中高で英語教育
を受けてきた人たちが対象で、自ら生徒募集をしなくとも
教室に行けば(たとえ寝ていたとしても)学生がいる、と
いう環境は、児童英語教室や塾でやるのとはかなり状況が
違うのだと思います。

でも↑ということは、酒井先生も百も承知の上で、敢えて
自説の実験証明に挑戦しておられるのだと私は理解をして
います。

多読学会に参加して、もうひとつ素敵だと思うことがあり
ます。
長年、たてのつながりのなかった英語教育の現場ですが、
(それゆえの弊害がいかに大きいか!)、多読学会では
私のような児童英語の先生から、小・中・高の先生、高専・
大学、予備校・塾など、あらゆる立場の指導者が集まって
様々な実践報告、検証をします。
こういう先生方の連帯がもしかしたら日本の英語教育を
変える風穴を開けるのでは!!、と期待しています。
21: らみい さん

 辞書について,納得です。

 SSSで辞書引きをやらない,というのは,これまで,英語を読むときに,辞書を引くことにあまりにも時間がかかりすぎたことへの反省からなんでしょうね。
 英英辞典を引く,というのはいいことだと頭では理解しています。ただ,これまで何度かトライして挫折しています。

 SSJさんの論点,私も同感です。

 例えば,中学で完全不登校児,それも塾や家庭教師からも英語を学ぶ機会のなかった生徒。そういう子に多読で英語の力をつけることができるでしょうか。私は疑問です。

 中学程度の英文法の力はついてから,多読に入るのが,自然な気がします。(特にこのトピではよく分からないのに勝手なコメントを書き続けています。すみません)

 議論のために,会話か文法か,というトピを立ち上げたこともありますが,私もらみいさん同様,基本的にはあれかこれかではなく,あれもこれもがいいと思います。

 私はこれまで文法中心にしていますし,これからもそのつもりです。ただ,機会があれば会話も教えたいし,歌から英語に入るのもいいし,映画,テレビもいいし,もちろんラジオもいい。また,ネイティブとふれあう機会もあれば利用したい。

 そして,また大きな柱として多読もあり,ということで。

  24: kathy さんのおかげで,SSSが全国に広がって,連携し,これからもっと発展するのだろうなあ,という感じがしています。

 どんなことでもいいですから,教えてください。
 よろしくお願いします。
kathyさん。
ありがとうございます。


酒井先生の「挑戦」の件。
「多読会の素敵な部分」の件、良く分かりました。
さらにいろいろ教えてください。
多読関連の本にリストが載っていた二つの塾さんに思い切って電話しちゃいました。電話

人影お一人目は埼玉県の個人英数教室をされている女性の方。

突然の電話にもかかわらずフレンドリーにお話して下さり、(おまけになんだか私の塾ととても似ていて親近感がわいてしまいました。)
小4〜中3までを教えていて、小学生に多読とフォニックスを導入。ネイティヴの先生を招いて月数回英会話レッスン。中学生は学校のフォロー(文法など)で手一杯で、一斉には多読はできないが、貸し出しをしているそうです。
小学校から読んでいる子には多読が定着しているが、中学から来始めた子や英語苦手な子はやっていないようです。


人影もうお一人は長野県で個別指導型塾をされている男性の方。

もともとご自分が多読をやっていて、本がたくさんになったので子供たちに紹介したところ、英語の好きな子達が関心を示して始まったとのこと。
小6以上の子供たちを指導。ベースは一般的な学習塾形式で、子供たちは好きな時に来て好きなだけ勉強をしている。ワークなど学校の補習的な勉強をひととおり終えたところで多読をやりたい子だけ残って本を読んでいくのだそうです。
先生はガイド役になってこんな本があるよ、こんな本がいいよとアドバイスしたりして一緒に楽しんでいるようです。
英語の苦手な子は学校のフォローで精一杯でとても多読をやっていられないとのこと。


どちらの塾も従来のやり方に多読をプラスした形で、対象は英語の好きな子供限定のようです。
いずれにしても、”文法はやっぱりしっかり押さえたい”というスタンスのようにお見受けしました。

SSJさんのお悩みどころの月謝の設定については聞きそびれました・・・。
らみいさん,ありがとうございます。

 一番,気になることを聞いていただき,勉強になります。

 やはり,文法をきちんと押さえて,発展として「多読」というところですね。よく理解できます。私が取り入れるとしたら,その順序かな,と思います。

 小学から始めるといいのでしょうか。

 多読まで行くことができれば,英語力はそれ以後どんどん伸びていくだろうな,とは感じますね。
らみいさん。ありがとうございます。

「多読導入塾」の現実が良くわかりました。
貴重な情報ですね。
こんにちは。SEGの古川です。
(どうせ、すぐばれるから名乗ってしまいますね (笑))
私は、文法や語彙をを明示的に教えるのに否定的ではあり
ませんし、教えた方が良いと思っています。

しかし、

「中学で完全不登校児,それも塾や家庭教師からも英語を学ぶ機会のなかった生徒。そういう子に多読で英語の力をつけることができるでしょうか。私は疑問です。
中学程度の英文法の力はついてから,多読に入るのが,自然な気がします。」

とは思っていません。そういう子にこそ、
まずは楽しい物語に触れ、いくつかお話を覚えるくらいに
何度も繰り返し、(となると多読より精読?)
いろいろな表現に触れてから文法を学ぶ方が英語の力を
つけれるのではないかと思っています。

ただ、これは論争してもしょうがないことなので、
みんなが自分が良いと思う方法をすればよいのでは
ないかと思っています。




「外国語として英語を学ぶ中高生は、英米の子ども達と同じ時間をかけて英語をに触れ、経験的に学ぶことは不可能だ。だから、文法を学ぶのが最短距離なのだ。」

という「文法重視派」のみなさんの主張はある意味当然では
ありますが、

1)文法を学んだからといって、いつでも、正確に、
  しかも速く読める・話せるわけではない。
という問題が残っています。

私自身、文法を学びましたが、全然身につきませんでした。
そこで、

2)母親が子供に母語を教えるように言葉を教える
  のは確かに、第2外国語でも、母親以外には
  不可能

ではあるものの、それにちょっとでも近づく環境を
作ろうというのが

3)SSSの多読です。

別に、SSS方式でなくても、多読は可能であり、
今までも、今でも、普通に多読している
(普通に児童書やPBを読む小学生、中学生、
 高校生は今でも昔でもいます)数は多くないですが、
 たしかにかなりいますが、
「苦労や、
  特別の環境(外国で生活する、
  母親が英語でいつも話す、
  母親が小さいときから毎日読み聞かせをする)
 などがなくても、楽して多読できるように工夫したのが
 SSSの多読だと思います。

ただ、多読のやり方、英語の学び方は、人それぞれでよいので、
大人の人は、みな、自分にあったやり方を探して、自分で決めれば
よいのです。特定の方法にこだわったり、「青い鳥」を探すのでは
なく、自分にとってのベストを探して実行すればよいのでは?
古川先生、
ついにご登場くださり、ありがとうございます(?)
このスレッドが立ち上がって、自分で書き込ませて
いただいているうちに、「我流でものをいっては・・・」と、
マイミクさんのあきおさんに「覗いてください」メール
をしていました。
ご意見をいただけてよかったです。

さて、文法指導の是非についての論争をここでしよう
とは私も思いませんが、確かに中学英文法の知識が
あったほうが、多読の進め方は早いと思います。
でも、だから中学から、ではなく、幼児の時期から、
たくさんお話に親しみ、自然と英語の音や文字に触れて
いることが、下地になると思っていますし、GR/LRを
上手に使うことで「辞書をひかない」でも読めるよう
に導いていけるのでは、と思います。

そういう意図で、私は幼児期から読み聞かせをし、フォニッ
クスの基礎も導入しています。

何より【絵本力】というものの力、はすごいです。

以前はレッスンのターゲットの補足のように間違った使い
方をしていた時期もありましたが、すぐれた絵本のもつ
力は、子ども達の何かを呼び覚ますように感じています。
丸ごと絵本を楽しみ・感じる感性を育てたいですね。

そして、本を好きになって、読むことの楽しさを知り、少し
でも「自分で読みたい!」と思うようになってくれたら・・・
小学生の多読は成功だと思うことにしています。
古川先生・・・も、もしや、あの、古川昭夫先生ですか!!

「親子で始める英語100万語」の著者の方ですよね。
感激です。まさかここでお会い(?)できるとは。目がハート
改めまして、初めまして。昨年あたりから多読を中学生達と始めました”らみい”と申します。

本屋の店頭でふと手に取った「親子・・・」はまさに、新しい英語の世界の入り口になりました。仕事をする上でも何か無限の可能性というか、なんといったらいいか”夢””希望””ビジョン”がわきあがってきて、仕事が楽しくなりました。
”子供たちに伝えたいもの”もはっきりしてきました。

昨年酒井先生が松本に来られた時に直接お話をお聞きすることができて、多読の魅力を含め具体的なことがわかりとてもよかったです。何よりも先生から元気を沢山いただきました。
これから私は私のペースでまた工夫しながら子供たちと楽しんでいけたらと思っています。

是非、またよろしかったらこのコミュへ時々お越しになって多読のことやセルフラーニングの観点から考える英語教育などご教授下さったら感謝です。

kathyさん、思わぬゲストの方をご招待くださりありがとうございました。
31: あきお さん

 どうも,ありがとうございます。

 私もここで白黒をつけるつもりはまったくありません。居酒屋気分で,みなさんの意見を聞き,自分の意見を言って楽しみたいと思います。
 いま,このトピ,とても楽しいです。それぞれの意見でいいのではないでしょうか。

 私自身,まったくSSSの威力について知らないものですから,勝手なことを書き込んでおります。居酒屋気分ということでお許し下さい。

 SSSについてよく知らないので,あきおさんのご意見に納得したわけでもないのですが,そういう意見があったことを頭に残しながら,SSSについて勉強したいと思います。

 多読によって,母親が英語を話す環境により近づけるというご意見には,まったく同感です。そういう意味で多読はいいでしょうね。

 あきおさんは数学が専門のようですね。
 私も,数学,理科が得意で,英語は大の苦手でした。
 納得しないままに覚えるという作業が多かったからのように思います。いま振り返ると。

 自分で教材を作る中で,英語の文法を勉強し,英語も納得しながら学べることを知りました。数学のように,これがこうだから,こうなるのだ,とうのがあるのですね。
 だから,私は文法中心で中学生には教えています。

 これから,SSSについて学び,今後どうするか,また考えてみたいと思います。

 いろいろ教えてくださいね。
29: 生グレ姉さん の

本が好きになっていれば洋書であっても方向がさがせるのでは。

33: kathy さんの
そして、本を好きになって、読むことの楽しさを知り、少し
でも「自分で読みたい!」と思うようになってくれたら・・・
小学生の多読は成功だと思うことにしています。


 同感です。

 日本語であろうが,英語であろうが,本を読むということ,それのおもしろさを知るということでは共通しています。

 だから,(日本語の)読書好きから,英語の多読へはスムーズに進めるでしょうね。
 では,日本語の読書好きをどう育てるか,それがまた問題です。また,意見交換をしてみたいですね。

 らみいさん,

 知っている方にすれば,あきおさんって,そんなにすごい方なのですね。

 知らないで,気軽に意見を書きました。でも,それがこのコミュのいいところではないでしょうか。
 偉い方でも,ここに来たらみな仲間ということで楽しくやっていきたいです。

 でも
 私からも,あきおさんに声をかけてくださった kathyさんにお礼を申し上げたいと思います。
 ありがとうございました。

 
(上の書き込みの”ご教授”は”ご教示”に訂正です。)

古川先生のプロフィールを拝見しましたら、SEGを創立されたご本人でいらっしゃったんですね。SEGについては適当な書き込みをしてしまって大変失礼をいたしました。お詫びを申し上げます。


実は、あきおさん自ら正体あせあせ(飛び散る汗)をいきなりバラされるとは
思っておりませんでしたがあせあせ、私がいうのもへんですけど、
すっごく頭の良い方で、経営者としても尊敬しています。
最初は恐れ多く思っておりましたが、いつも気さくに声
をかけてくださいます。

ここで私がへんなことを書いていたら、訂正していただけ
るとありがたいですし、SSS式の多読を広めるために日夜
尽力されていますので、またご意見を述べていただけると
いいな、と思います。

Yojiさん
読書好きをどう育てるか、
・・・別スレッドを立てられそうな大きなテーマですね。
私はまずは家庭力・親力みたいなものが重要だと思って
います。

あきおさんへ。

ついに大物登場ということで驚いています。
あきおさんを呼んでくださったkathyさんに感謝します。

一言お礼を言いたくて。
ペーパーバックで何度か挫折したような人に対して、多読へのの正しい道筋を示してくれた酒井先生に感謝します。
私のような素人は、そもそもどのレベルの絵本をどこで購入したらよいかも全く分かりませんでした。絵本購入の道筋を作ってくださった古川先生に感謝します。
現在、当塾で購入した絵本は一部の生徒が借りて読んでいるだけですが、将来必ず生きてくるという確信があります。(他の多くの英語教材のように眠ったままにはならないでしょう。SEGさんも絵本購入の便宜をはかってくれているだけで、「売りつける」ようなスタンスが全く無いのも好感がもてます。)

ありがとうございました。
39: kathy さん

 約束通り,「読書好きをどう育てるか」を立ち上げました。よろしく。

 40: ヒカリ⌒+。゚ さん

 やあ,ひさしぶりですね。
 また,よろしく。
 埼玉でも,人気なんですね。多読。
 この辺りではまだ聞かないです。
 ぼくのアンテナが低いせいかな。



41: SSJさん

 将来必ず生きてくる

 というのがいいですね。勉強してみます。
酒井邦秀著『快読100万語ペーパバックへの道』(筑摩書房)

 読みました。いい本でした。

 新しい発見がいくつもありました。

 「度を過ぎた遅さでは,どんなおもしろい本でもつまらなくなってしまいます」

 これは真実ですね。言われたらわかる,しかしきちんと理解していませんでした。一つひとつの単語を調べて理解しようとしたら,おもしろいものもおもしろくなくなる。ある程度のスピードで本も読まなければならない。よく分かります。

 そのために,
・わからないところは飛ばす
・辞書を引かない

 という原則が出てくるのですね。理解できます。

そして,
・話が分からなくなったらすぐやめて次の本に移る

 私は,これまでこれができなかったですね。実はペーパーバックはこれまで何冊も読んでいます。しかし,やはり背伸びをしながら,辞書を引き引き読んでいましたね。でも,まあけっこう楽しく読みましたが,時間がかかった。

 多読を始めるときの英語力について,上で話題になりましたが,酒井先生は

「めざせ100万語!」をはじめるには,おそらく中学1年生程度の英語を知っていれば大丈夫です。

 と書かれています。まったく0からではなく,やはりそれくらいの力は最低必要だと思いますね。ただ,私はまだ中学3年生くらいの力はあったほうがいいのではとまだ思っていますが。


 「辞書引かないでわかるの?」という質問に対するある学生の答えは「訳せと言われたらできないけど,わかる」でした。

 は,おもしろいですね。それでいいのだと思います。読書においては。わかればおもしろいのですから。

 また映画を見たあとで,それの本を読む,というのもいいですね。あるいは,翻訳物を読んでからその英語の本を読む。内容は分かるから,単語をどんどん飛ばしても「わかる」。だから読書が楽しい,ということにいくのでしょう。

 それから,酒井先生は,ただ放任しているわけではないですね。声をかけたり,相談にのったりして,見守っている。一人一人の進む具合を確認している。その姿勢はとても大切でしょうね。

 学校で,このSSSを取り入れるのはかなり難しいことを書いておられますね。そして,酒井先生も大変だったと。とても勇気のいることです。周りからは何もしないと見られるので。SSJさんも書いておられましたね。


 共感するところも多いのですが,そうでないところもあります。

 文法について,単語を覚えることについて,発音について,などについては,私は違う意見をもっています。
 でも,いいところを吸収し,あとは自分の立場で,と思っています。

 あとひとつ。
 読書に関しては,日本語でもさせるのが難しいです。それに関しては得るところはなかったです。
 読書が基本的にできる人が対象になっているような気がします。それができない生徒,日本語の読書もきちんとできない生徒,そういう生徒にはどのようにしていくのか,大きな課題だと思いました。
 書き忘れました。

 日本語で訳するときに,後ろから訳していくことについて,酒井先生はきびしい立場で批判しています。

 共感するところが大きいです。私も英語を読むときは,前から順に読んでいきます。そういうふうに前から読むということは大切だと思っています。

 ただ,文法を説明するとき,にはある程度しかたのないことだと思っています。
 最初は,ひっくり返して読むことから入り,英語に親しんでから,前から読むということに移ればいいのかなあ,と思っています。私がそうしてきたのでそれでもできると思います。

 ただ,私は実は訳しています。酒井先生は訳するな,と強調しています。
 それは,今後本を読むときに注意していきたいなあと思いました。それも新しい発見のひとつです。

 after,before についての酒井先生の説明,おもしろかったです。
斎藤 兆史著「英語達人塾 極めるための独習法指南」

 に次のような文がありました。

  ※   ※   ※   ※   ※   ※   

最近の英語教育では、学習者が文法を身につける前から文章の大意を理解する読み方を推奨する傾向にあるが、これは本末転倒もはなはだしい。文法を正確に読み解く訓練をしているうちに、しだいに文法が気にならなくなって文意がさっと頭に入るようになる。これが正しい学習の順序である。
(p49)
  ※   ※   ※   ※   ※   ※   

 これはSSSに対する批判でしょうね。

 ぼくもこちらの意見の方が妥当だな,と思います。単語力,英文法力をきちんとつけて,その上で多読にもっていく。

 多読について斎藤 兆史氏は次のように重視しています。

  ※   ※   ※   ※   ※   ※   
英語達人たちは、修業時代のどこかで例外なく大量の英書を読んでいる。逆に言えば、英書の多読は英語の達人になるための必須条件だと言ってもいい。達人レベルを目指さないまでも、英書の多読なくして高度な英語力の養成はあり得ない。(p88)
  ※   ※   ※   ※   ※   ※   


 多読は必須条件。でも,多読できるような英語力(単語,文法)をきちんとつけることが先ですよ,ということでしょう。

 SSSの多読法に触れ,なるほどなあ,とも思いました。しかし,この本を読んでやっぱり英語力をつけることが先だなあと思い直したところです。

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