La Cocina De Minakaコミュのヨーロッパ紀行Ⅲー経験と行

【経験と行】
｢経験は厳しい行を積むことと同じ｣
と言われ、確かに女性は｢行｣を積むより｢経験｣が良いのかもと思いつつもやはり｢行｣を積みたくなってしまう私の星の性

｢魔女の宅急便｣のモデルと言われているクロアチアのドゥブロブニクで悪天候の中、半断食合宿並みに歩きまくり、有難いことに長～い階段が多い街で、登りまくりました

色々変更生じクロアチアの首都ザグレブから子ども達が帰国した後はドゥブロブニクで数日一人になるということで、｢限界まで歩き抜く一人強歩合宿やろうかなぁ｣と、帰国する娘に言ったら｢お願いだから生きて帰ってきてね！｣と

｢行｣というか、私の場合歩き抜くことは｢遊び｣なのですが

｢病気は治すものではなく治める｣と、五木寛之さんが言われていましたが、今回天候の為限界までは歩けなかったけれど自分の体に向きあいながら｢治める｣ことを体感出来ました。別に病気があった訳ではないですが。
そして、心も治めるもの。
自分の体の声も心の声も自分が真剣に聞いて治めていくこと、大切ですね。

今回初めて訪れたクロアチアは色々な意味で感動をくれました。
まず最初に出逢ったクロアチア人が感動的に親切で、全てのクロアチア人がそうではないだろうけれど、最初のクロアチア人イコール私にとってはクロアチア全てへの印象となり、やはり最初の印象って大事だな、私も常に日本人の代表として、いや、人間の代表として世界でも自然界にも、しかと言動していきたい。

クロアチアは世界遺産の街がいくつもありますが、世界遺産の大自然だろうと人間が作った街だろうと、全ては波動で出来ている、ということを改めて感じたクロアチアの旅でもありました。

トルコ、ギリシャ、ザグレブでは現地の食を経験したい子ども達に合わせ、それでも２日に一回は子ども達も和食を選んでいましたが、小麦粉と油はやはり私は飽きてしまい、一人になってからは半断食して明日から始まるマクロビオティック講座に向けて体のしきり治め。
長男は帰国日の朝嘔吐発熱

｢機内断食した方が良いよ｣と言ったら｢喜んで！｣と言って、珍しく梅生番茶を持って行きましたが、
私の怠慢でお恥ずかしい話ですが、長男のトランジットのソウルの検疫での足止めも、夫は｢良い経験できたね！｣と。
言い訳ではないけれど、たまには食乱してやらかすことで子ども達も｢経験行｣積ませて頂いています

4月から晴れて社会人となり一人立ちする娘から大学卒業式の袴のことで電話があり、｢お散歩合宿ガンバッて、あと1ヶ月楽しんできて下さいね！今まで育ててくれてありがとうございました。これからもよろしくお願いします｣と言われ、お散歩…レベルではないけれど…しかも、そっかまだ旅は四分の一過ぎただけだ！
が、既に色々｢経験行｣積ませて頂いています。各国の食や文化もとても興味深い。

女性が釣りをし、男性が井戸端会議をしていたクロアチアを今発ち、明日からパリとバレンシアで、移動日以外は10日連続講義、料理教室、望診相談。
新しい出逢いが楽しみ

私の笑顔を気にいってくれたドゥブロブニクのホテルのオーナーは空港行きのバス停まで車で送ってくれ、｢夏はうちのホテルでジャパニーズクッキングクラスしないか？｣と

｢またクロアチアに来たいな｣と思っていたら、一人強歩合宿効果か…