イタリアワインが知りたい！コミュのグラッパはウコンの力より強し

今日はアンジェロガイアのカンティーナに行く予定で朝の５時半に起きて気合入れて電車に揺られてアルバまで行きました

が、着いてからというものの仲間の姿が一向に見当たらない

おかしいと思いつつ電話をしてみると

「何言ってるの？俺たち行くの来週だよ。まぁ、せっかくアルバまで来たんだから散歩でもして帰りなよ」

・・・・・・STO DI MERDA（胸クソ悪りぃ）・・・・・


ちなみに、アンジェロガイアのカンティーナというのはかなりイタリアの有名なレストランのオーナーでもなかなかアポイントを取ることは難しいとされているカンティーナです

イタリア人でも価格、質、ブランド力の全てをとってもイタリア?１と認める、
さながら神のような扱いです・・・・まぁ、私の周りだけかもしれませんが

なら、なぜ我々のような小物たちがアポを取れたかといいますと、日本の輸入業者にテコ入れしてもらったからです

ぜひ皆様もイタリアのカンティーナに行きたいと思うことがあれば必ず行きたいカンティーナを取り扱っている業者さんに連絡していくと話がうまくいきます

いやぁ、でも朝の９時って空いてる店バールしかないんですけど・・・・

久しぶりにカップチーノでも飲もう。

最近カルシウムが不足してるし、カルシウムってっさーイライラを抑える効果があるらしいって、日記になっちゃってるし！

で、話を元に戻すとですね結局散歩したんですよ、アルバを。

で、歩いているうちに何度か足を止められるんですよ。

あるボトル達が煌びやかに見えるんですよ、これがまた

そいつらはワインではないんです。グラッパなんですけどね・・・・

ただラベルが一つ一つ手書きで書かれているがゆえにエチケットが全て異なるロマーノレヴィのグラッパです

ご存知でしょうか？ロマーノレヴィというじーさんを？

今日見たそいつらのお値段はアンジェロガイアのバルバレスコなどとタメを張る日本円で２万円〜３万円の価格のするグラッパです

店のおばちゃんに「何で価格にこんなに差があるんだい？」と聞いてみると

「ラベルの出来によって価格に差が出る。さらには彼は今年の５月に死んでしまったのでこれからまだ値段が上がるわよ」

んなこといわれたら買いたくなるじゃんかよ。

これ以上ロマーノレヴィのエチケットつきのグラッパは市場に出てこない＝買うなら今よ

わかってる。欲しいんですよ。しかもとびっきりブス可愛いやつを

いずれ帰るときにはお前も一緒に日本に来いよな、と約束して後ろ髪を引きずる思いで店を出る・・・・

カンティーナに行きたいけれどももう会えないレヴィじーさんと車椅子のバルトロマスカレッロ。バルトロじーさんもまた今度紹介します

ちなみに皆様グラッパ好きですか？

ってか普通飲まないっすよね、好き好んで

私も日本で働いてたときにグラッパをサーヴィスすることは多々ありまし。はっきり言ってただの飲んだくれか、イタリアかぶれしてるだけの人かと思ってたんですが、なかなかこいつはなくてはならない存在なのだと気付かされます

まず、イタリアの一皿の量はかなり多い。

コースじゃなしに、よぅし！今日は気合入れて前菜、パスタ、メインもカルトでいっちゃうぞ！なんてことすると吐く寸前の気持ち悪さを味わえるはずです

しかもワインもなんだかのみすぎちゃって明日の仕事とか朝とか、その前に今日が大丈夫なの！？

なんてことありません？

そんなときは騙されたと思ってグラッパを注文してみてください

最初はキュ〜っとアルコールの強さが目立ちますが、飲み終えるころには胃がスッキリしているはずだし次の日の朝もあれだけ飲んだのに何故？というくらい爽やかに起きられるはずです

原理はよくわかりません

例えて言うならいつもはあんなにひどいのに映画になるとやたら優しく見えてしまうジャイアンのようなものでしょうか

それくらい原理がよくわかりません

まぁ、とにかくグラッパやレヴィじーさんに興味が持てた方、実際彼が生きていたときに訪問した方のブログを紹介します

きっと家宝に１本欲しくなるはずです

http://blog.kahoku.co.jp/shokuweb/vam/2007/06/post_2.html

ちなみに写真はこの前チェレットに行ったときの写真です