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浜松MG内金曜D&D定例会コミュのアリアンロッド2Eのトピック

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新たにアリアンロッド2Eのキャンペーン開始に伴い、トピックを作成させて頂きます。

暫定のレギュレーション
・ルールブックは基本2冊と上級のみ
・キャラ作成はフルスクラッチを採用
・リビルドはLvアップ時もしくはGMが許可した時

以下細かい事
・上級ルールブックにあるヘクス戦闘ルールは使用せず、D&D3.5に類似したヘクス戦闘ルールを採用
・キャラ作成時の一般スキルの選択について
一つ目の一般スキルは自由に選択してよい
二つ目の出自に関わる一般スキルは、出自と何らかの関わりがあるものを選択すること
(関わりがあるかどうかはGMを説得できる材料を用意してください)

もっと細かい事
・ウォリアーのスキル「バッシュ」はアルケミストのスキル「コンバージョン:ショットガン」と同時に作用しない

コメント(84)

飛行に関してのルール裁定

飛行状態は、地面から1m〜2m程度浮いている状態とする。
基本的に地面に沿って移動する。高度などは考慮しない。

戦闘中以外では、「常識の範囲内」で裁定
(裂け目を越える、落とし穴に落ちない等は常識の範囲内です)


戦闘中の処理上、どうしても上昇したい場合は、

・ムーブアクションを使用してその場で6m(3マス)上昇
・ムーブアクションとマイナーアクションを使用してその場で10m(5マス)上昇

のいずれかを選択とします。
アニア渓谷のドロップ品及び、騎士団長のカイから貰った報酬は、合計で

2205 Gold + 魔人メモ追加分

となりました。各自追加をお願いします。
あと、現在街に滞在中ですので、買い物が可能なタイミングであることを追記しておきます。


現在、新規キャラクターの作成基準

成長点 105  所有財産 8200 Gold

となっています。


あと、ルールブックのレギュレーションは現在

R1 R2 上級
となっていますが、次回 (ヴァイス編が終わるくらい) にルルブ追加をしようかと思います。
おそらく

・エリンディル西方ガイド
・ディスカバリーガイド
・アルディオンレボリューションガイド

の三冊を追加する方向になるかと思います。(まだ決定ではないです。次回次々回相談の上で)


ルルブの購入計画を立てている人は考慮に入れてください。
4/4〜5/16
アニア渓谷にあった洞窟の奥で、いくつかの書類を発見することができた。
アルガメノンが書いた手紙や、付近にある妖魔の拠点資料、さらには騎士団の遠征計画。
手紙のあて先には、「チュレイ」という宛名が記されていた。
その人名に、失われた記憶を揺さぶられるアイビチュ。

その情報を持ち帰り、カイから報酬を貰うPC達。
だが、続けて頼まれたのは更なる妖魔の拠点への偵察任務であった。
騎士団は2日後に討伐へ赴く予定を立てており、その先行偵察ということである。


新たな妖魔の拠点は、枯れ果てた湖のほとりにある砦。
南方と東方は荒野、北方は森、西方は枯れた湖という地理である。
ひとまず、身を隠しやすい北方の森から砦を観察することを決めたPC達。

砦はかなり古いもので、城壁も崩れかけている場所があり、つけいる隙はありそうだった。
(それなりに補強はされているようだが)

城壁の上に陣取るバグベアの弓兵とフォモールの銃使いの目を盗み、砦に接近する。
隙間から中を覗くと、多数の妖魔たちが闊歩しているのが見てとれた。
戦力や建物の配置などを仔細にメモし、無事にそこから立ち去るPC。

やがて騎士団が到着し、一行が得た資料を基に侵攻計画が組まれた。
南方と北方から同時に攻めかかる戦法である。
PC達も戦闘に参加し、それぞれ2部隊の援護をすることになった。

PC達の事前情報、さらに各所での活躍により、砦の攻略は極めて順調に進んでいく。

だが、砦内部には強力な魔術師であるヴァンパイアが陣取っており、
窓からの魔法攻撃で大きな被害を受ける騎士団。

それをとめるため、
サンとベル、更に騎士団長カイは、サンの魔法により窓から一気に突入。
遅れて他メンバーも階段から最上階へと辿りついた。

「人間共め、とうとうここまでやってきたか」
「だが、われらに勝とうなど百年早い!」
「我ら三兄弟の魔法で、消し炭になるがいい!」

騎士団長カイが一人を受け持ってくれたが、
残る二人のヴァンパイアは巧みなコンビネーションでPCに襲い掛かる。
ヴァンパイアは魔法だけでなく、噛み付いて生命力を奪っていく強敵。

だが、やはり多勢に無勢。
首尾よく首魁を討ち取り、砦の最上階から勝利宣言を叫ぶPC達であった。


ミッションクリアにより30点の成長点を獲得
報酬として2000Goldを獲得
シナリオスキル及びフェイト回復



現在、新規キャラクター作成基準は

成長点 135 金額 10200+初期金額500 Gold

となっています。

5/30
枯れ果てた湖の砦を攻略したPC達。
だが、ボスのヴァンパイアが倒された際、砦から一匹のハトが飛び立った。
そのハトは途中で姿を変え、妖魔の姿へと変貌する。
そして、その妖魔が飛び去った方向には…PC達がやってきた方向、つまり首都ヴァイスがある。

嫌な予感を覚えつつ、ヴァイスへと戻る一行。

ヴァイスへと戻ると、慌てた様子の兵士がカイのもとへやってきた。
「緊急事態です!」
どうやら、またしても厄介ごとが発生したようだ。

話を要約すると、
・カイと同じ身分(騎士団長)であるソルという男が、魔族や妖魔を城へ引き入れた
・ヴァイス城の地下には、秘密にされ続けてきた古代の施設が存在する
・ソルは妖魔達と共に、その遺跡へと潜っていった
・そして、その遺跡へ通じる扉から、ゴーレムが大量に湧き出してきた

ゴーレムを完全に抑えきることはできず、数体は街へ出てしまったらしい。
カイはPC達に再び依頼をする。
「遺跡の奥へ赴き、ソルと妖魔を討伐してほしい」


PC達は一人の兵士に案内され、遺跡がある開かずの間へとやってきた。
扉の前で、その兵士が用意してきたポーションを口に運ぼうとする一行。

だが、ポーションの臭いを嗅いだサンが叫ぶ。
「皆、飲んではダメ! 毒よ!」

ポーションを手渡した兵士は肩をすくめ、ニヤリ、と邪悪な笑みを浮かべた。
「あらあら、残念。大人しく眠ってくれれば、手間が省けたのに…」
声は、妖艶な女性のもの。
そして声と同時に、その姿は魔族のものへと変貌していく。

その正体は、魅惑の能力を持つ魔族、レヴェナであった。


何をたくらんでいるのか問うPC達に、「私に勝ったら教えてあげるわ」と高圧的な態度を崩さないレヴェナ。
一斉に攻めかかるPC達だが、レヴェナの使う防御魔法は強力だった。
さらに、防御を貫くことが出来た攻撃も、周囲から生命力を吸収してたちどころに癒してしまう。

だが、レヴェナ側もいまいち調子が悪いらしく、得意とする闇の爪による攻撃はあまり空を切る場面が多かった。

そして、遅れてきたアイビチュが到着すると状況はPC優勢に傾いていき…
最後にはヤヨイの必殺剣が魔族の胸を貫き、レヴェナの体は黒い塵となって消えていくのであった。
6/13はアリアンの予定です。
尚、現在買い物が可能なタイミングです。

前回セッションでレヴェナのDROPが5000 G(分配して800 G)が追加されています。
6/27はアリアンの予定です。
尚、前回セッションで
・5000Gold以下 で Lv5 以下 で 消耗品でない
マジックアイテムを各自一つを貰う権利を得ています。

各自、次のシナリオ区切り(フェイト回復タイミング)までに決定してください。
尚、時間切れの場合は 2500Gold の支給とさせてもらいます。


新規キャラクター作成基準
成長点 135  初期資産 13500Gold + 初期500Gold

ヴァイス城の地下に存在する開かずの間へ挑むPC達。
騎士団長のソルという男が妖魔の手引きをし、先行している事ため、先を急がざるを得ない。

・第一フロア
巨大な空間。ゴーレムの格納庫。整備室と運搬用のエレベーターが設けられていたが、
エレベーターは操作不能、整備室は強力な炎で焼き払われていた。

先へ進む扉には罠が仕掛けられており、なぜか扉を開けたサンだけが回避成功。
スリップ等の不利な状況で、奥に待ち構えていたエネミーと戦うことに。


・通路途中
三面に扉があり、一つは下へ続く階段、もう一つは倉庫、もう一つは魔法の鍵がかかった扉。
魔法の鍵がかかった扉はフルードが首尾よく解除し、各自マジックアイテムを入手する。

・居住スペース
研究員が寝泊りしていた場所であろう部屋や、食堂、倉庫などがあったが、
特にめぼしいものはなし。
倉庫にはエレベーターがあったが、これは第一フロアとの直通便だった。

・通路
実験室への扉と、研究室へ続く通路があったが、通路は瓦礫で塞がれている。
PC達はひとまず実験室へ

・実験場
残っていたゴーレム&メタルビーストと戦闘。
道は行き止まりかと思われたが、ダストシュートを発見。
研究室からのダストシュートがつながっていたので、ここを通じて研究室へ。

・研究室(廃棄室)
奇妙な形をした部屋で、部屋の中央には巨大な立方体のオブジェが。
フォモールが複数体待ち構えており、戦闘に。
天井から吊るされていたガラスの小屋に居たフォモールが何やらスイッチを操作すると、
立方体のオブジェがPC達に向かって倒れこんできた。

リョウが二回ほど下敷きになるも、一行はフォモールを撃破し、小屋を攻撃して叩き落して
中に居たフォモールを生け捕った。

フォモールへの尋問と、「クェイリィ」の能力で情報を得る一行。


〜ひとまずここまでです。

次回、ソルとの決戦?

7/18
研究室の奥には、3人の人影があった。

そのうち2名はフォモールの戦士。
残る1名は、今回の騒動を起こした張本人である、ソル。
さらに、背後にはゴーレムが詰め込まれたエレベーターがあった。

最初はライバルであるカイが来なかった事に落胆した様子だったが、
一行 (特にサン) が挑発的な言動をするたびにやる気を出していく。

ソルがエレベーターの横にあるレバーを倒すと扉は閉まり、駆動音が鳴り始めた。
エレベーターは遺跡の上部フロアへ繋がっており、そこからヴァイス城までゴーレムを遮るものは何も無い。
「さあ、早めに俺を倒してエレベーターを止めないと、地上がえらいことになるぜ」

範囲攻撃でお供のフォモールはあっという間に沈む。
だがソルは気にした様子もなく、手近に居たアイビチュへと切りかかる。
ソルが放つ二連撃は、今まで見たこともないような威力であったが、サンの防護やアルフレッドの援護により、どうにか持ちこたえる一行。

そして一行の反撃により、ソルはダメージを累積し…
最後はリョウの渾身の一撃を受け、崩れ落ちるのであった。




※本来は次回で区切りですが、都合により成長点は前渡し

ミッションクリアにより40点の成長点を獲得

新規キャラクター作成基準
成長点 175  初期資産 13500Gold + 500Gold
8/1
崩れ落ちたソルの身体は黒いオーラに包まれ、徐々に崩壊していく。

駆け寄ったアイビチュがその体を乱暴に揺さぶりながら問いただした。
「チュレイという女は何処へいったの!?」

ソルは
「あの女なら、ブツを持って…目的を果たしに行ったぜ。陰の森へな」
とだけ答えると、あとは「自分で調べろ」とばかりに口を閉ざした。

ソルが消え去った後、一行はエレベーターを停止させ、ゴーレムの脅威を取り去ることに成功したのであった。


「チュレイの後を追う」と息巻くアイビチュだが、手がかりは遺跡に残されていた古代の資料。
まずは、様々な角度から調査を開始する事に。

遺跡で見つかった資料からは

・ここはゴーレムの研究、テスト、整備などを行う場所であったこと
・その副産物で生まれたとある研究が、別の研究所に移されたこと
・その研究とは、大地の力を吸い上げて天候を操作するというもの
・その装置の重要な鍵が、この遺跡に保存されていたこと
・その研究所が陰の森にあることと、具体的な場所

以上のことを読み取ることが出来た。

以前から陰の森に遺跡が存在するという噂は囁かれていたが、遺跡発見の報告は未だ無い。
ひとまず、陰の森へ行ったという冒険者から情報収集を始める一行。

集まった情報は
・陰の森までは片道1週間程度
・陰の森では、巡回?していた妖魔に遭遇した
・遺跡は見つからなかった
・巡回していた妖魔は雑魚だったが、数はかなり居る気配
という程度であった。


遠い旅路に頭を悩ませる一行は、これからどのような行動をとるのであろうか。




・ミッションクリア報酬として一人7000Gold、更にドロップ報酬として一人1110Goldを獲得


新規キャラクター作成基準
成長点 175  初期資産 20500Gold + 初期500Gold


★ 現在、リビルドが可能なタイミングです ★

その場合、資産は

・所有財産及びアイテム等を全て破棄し、↑の初期資産で新たに買い物をする
or
・装備品を含めて一切の変更をしない

のどちらかを選んで下さい。

8/14
街での情報収集はこれ以上望めないと踏んだ一行。陰の森へと向かう事に。
道中はさしたる障害もなく、順調に旅を進め…
ヴァイス南部に位置する広大な森へと踏み込んで行く。

資料に記された遺跡まであと少し、というところまでやってきた時…
突然地面が揺れ、木々はざわざわと音を立て、鳥が一斉に飛び立っていく。
何事かと木に登って周囲を見渡したサンが見たものは、遺跡があるとおぼしき場所で、地面からせり上がってくる巨大な尖塔であった。

さらに半日ほどかけて尖塔へと辿り着くと、周囲には多数のキャンプ跡。
巨大な白い尖塔には、ぽっかりと入り口が開いている。
多くの何者か…おそらくは妖魔が、この中に入り込んでいったのだろう。

白い塔の中は空洞になっており、白い光の粒が地面から湧き出し、塔の上部へと浮き上がって行く。
塔の四隅には大地からエネルギーを吸い上げている装置が据え付けてあったが、どうやら厳重な防衛装置が組み込まれているようだ。

装置の破壊はあきらめ、塔中央の魔方陣を調べる一行。
大方の予想通り、これは魔方陣に乗った者を上部へ運ぶエレベーターのようなものらしい。
脇にあった柱の宝石を押すと、魔方陣は静かに上昇していく。

かなりの高さまで登ったところで魔方陣は速度を緩め、やがて停止。
それと同時に塔の壁の一部が横へとスライドし、塔の外部へと続く道が出来た。
さらに魔方陣から光の道が伸び、壁の出口へと繋がる。

そこから先は、塔の外周を螺旋を描いて登っていく通路になっていた。
警戒しつつ登ろうとする一行だが、そのとき異変が起こる。
塔全体が細かく振動し、塔の最下部がなにやら黒い光を発している。
その光は白い塔を下部からゆっくりと染め上げているようだ。
「あの光はおそらく人間の害になる」
と言うフルードに頷き、急ぎ塔を登っていく一行。

だが、塔の上部からは妖魔の大軍が押し寄せてきた。
空を飛ぶ魔族も多数。
これを排除しながら登らねばならないのか、とげんなりするPC達。
だが、フルードが「ここは私に任せて頂きましょう」と言うなり
強力な「リヴァイアサン」を召喚した。リヴァイアサンは螺旋の塔を駆け巡り、妖魔軍団をあっという間に蹴散らしてしまう。

そして、最上部へと辿り着いたPC達だが…
まだまだ多くの妖魔がそこに待ち受けていた。
フルードの切り札は1回が限度、今度こそ総力戦か、と身構える一行と先頭の妖魔に威嚇を始めるサン。
だが、今度はリョウの出番だった。「俺に任せろ!」
父タクマが対集団戦で使っていた奥義を、ついに開眼したリョウ。「覇王翔吼拳」である。
彼の放った奥義は妖魔の一団を薙ぎ倒し、最上部の小屋への道を開いた。
残りの妖魔は恐れをなして道を譲り、あるいは逃げていく。

ようやく辿り着いた小屋の中では、何者かが言い争いをしているようだ。
部屋に入ると話し声は止み、二人の人物がPC達を注視する。

そのうち一人の風貌…
青い髪の凛とした雰囲気の女性に、アイビチュは見覚えがあった。


※リョウが開眼した必殺技です

★覇王翔吼拳
タイミング:ソウルフィスト 判定:自動成功 対象:自身 射程:なし コスト:なし SL上限:1
効果:<<ソウルフィスト>>と同時に使用する。<<ソウルフィスト>>の対象を「20m直線上全て」に変更する。1シナリオに1回使用可能。また、現HPが最大HPの半分以下になった状態ならば、1シナリオ1回の制限を無視できる。
あらすじは次回とまとめてUPするので今回はなしです。

アイビチュが手に入れた魔導銃のデータ(スキル形式)だけ記載しておきます。


名称:ベガリオン(魔導銃)
データは通常のキャリバーと同じ

スキル:ハイペリオン
タイミング:マイナーアクション
判定:なし 対象:自身 射程:なし コスト:なし SL上限:1
効果:このスキルの使用者は、《ガンパード》の効果を失う代わり
使用しているキャリバーの「射程」に「+15m」する。
この効果は使用者がマイナーアクションで解除を宣言するか、
シーン終了まで持続する。

アイビチュが持つ「アルテリオン」と「ベガリオン」の銃身を組み合わせるスキル。
この銃には、まだ隠された機能があるのかもしれない。
青い髪の女性の名前はチュレイ。
彼女の顔を見た時、アイビチュは失われた記憶を取り戻した。

かつてチュレイとアイビチュは共に古代遺跡へと潜り、二挺一組の魔導銃を見つけた。
偶然にも、その魔導銃に適正があった二人は一挺づつを手に取り、帰路についた。
しかし、チュレイはアイビチュの持つ「アルテリオン」も自分のものにせんと、アイビチュを襲った。
戦いの末、アイビチュは魔導銃を手にしたまま、谷底へと落下していったのだ。

「まだ生き残っていたとはな。だが私の前に姿を現してくれるとは」
「この負け犬め、その魔導銃を渡せ! アルテリオンは私が使う!」

そう叫ぶと、もう一人のローブの男を無視してPC達に襲い掛かってきた。


防御魔法と遠距離射撃を巧みに扱うチュレイだったが、アイビチュも負けてはいない。
アイビチュとの激しい銃撃戦の末、チュレイは床に倒れ伏した。
床に転がる、魔導銃「ベガリオン」。
だが、最後の力を振り絞り「テレポート」で逃げるチュレイ。


チュレイが退場すると、
その様子をじっと見ていたローブの男がつぶやいた。

「不甲斐ないものだな。やはり、私怨に狂うようでは高みは目指せぬか」
「さて、時間も迫って来た… この白亜の塔は、見ての通り急激に大地の力を吸い上げている」
「この塔を動作させている根源は、この私の身体そのものだ」

それを聞いて、
「貴方を倒せば万事解決ね!」
「わかりやすくていい」
と色めくPC達。

ローブの男は気にすることなく言葉を続ける。
「さあ、アリアンロッドの寵愛を受けたもの達よ。この場を、どうやって切り抜けるのか見せてもらおう」

彼が手に持った杖先で床を叩くと、そこを中心に凄まじい衝撃波が発生した。
轟音を立てて部屋の壁が吹き飛び、PC達は塔の頂上、円形の台座で男と向き合う格好になる。
部屋に入る前は晴れていたはずの空はいつの間にか雲に覆われ、塔を中心に渦を巻いていた。
塔をゆっくりと侵食していた黒い光は、すぐ階下にまで迫っている。

雲が発する雷光に、ローブの中が一瞬照らされた。
PC達を見つめるのは瞳ではなく、からっぽの眼窩。
顔は、人間の頭蓋骨そのものであった。


彼は、”虚無の魔術師”ドーマ。
本体ではなく、彼が作り出した分身である。




とりあえずここまで。
「さあ、私の術を破る事ができるかな?」

ドーマは部屋の四方に自分と寸分違わぬ分身を作り出し、PCたちを挑発する。
サンが本体を見破るが、分身も近寄ってきて爆発するという厄介な能力を持っていた。

更に、強力な魔法を一度に二回放って来るドーマ。

プロテクションで事なきを得るが、こちらの攻撃も無効化や、威力を減衰させられてしまう。


ヤヨイが放った渾身の一撃はさすがに防ぎきる事が出来ず、大きなダメージを与えたが
ドーマも虚無の力でMPを大きく回復する。

互いに決め手を欠く状況だったが、攻撃を集中させて次第にドーマを追い詰めて行くPC達。

そして、アイビチュのカウンター攻撃が見事に決まり、ドーマはその動きを止めたのだった。


「見事だ。やはり邪神の力を超えられるのは、人間の力なのか」

彼の身体はボロボロと崩れ始めていた。

「一つ、忠告しよう」

「なぜ魔族は、強大な力を持ちながら人間達へ全面戦争を仕掛けてこないと思う?」

「魔族達は、人間達が団結すれば自分達に勝ち目がないことを知っているからだ」

「心せよ。魔族と邪神が動き出す」
「お前達がアリアンロッドに愛されているのなら…」

「知らずのうちに、事の渦中へ身を投じる事となろう」

そこで、アルフレッドへと視線を向けるドーマ。
彼の身体は殆どが崩れて塵となっていた。

「闇の業を背負った一族の者よ」
「お前がその宿命と真実を知りたいのなら… 封印図書館を探すがよい」

それだけ言うと、ドーマの身体は吹きすさぶ風に運ばれてあっという間に消えてしまった。


塔を覆っていた暗い雲は吹き散らされ、階下に迫っていた黒い光は、以前と同じ白い光の粒へと変わって行く。
そして、白亜の塔はゆっくりと地中へと没して行き…

初めから何も無かったかのように、その姿を消したのであった。
続き

白亜の塔を後にしようとする一行。
その時、サンは何かに呼ばれたような感覚を覚えた。

振り向くと、白亜の塔があった場所に、小さな本が落ちている。
好奇心にかられ、PTから離れて本を拾うサン。

パラパラ、と頁をめくると 当然本が輝き…
光が収まると、サンの目の前には小さな妖精が宙に浮いており、サンをじっと見つめている。

妖精はにっこりと微笑むと…

「私の名前はムーン」
「私と契約して、魔法少女になってよ!」

「うん、わかった!」
「ところで、魔法少女ってナニ?」

かくして、サンはメタモルフォーゼというパワーを得たのであった。


ムーンはサンがアースラン大陸出身であることを知っていた。
そして、一向の運命がアースランへと向かっている事を。


PT各人はそれぞれ旅の準備を整え(一族に報告したり親父と殴りあったり)、
アースランを目指すために、船を捜すのであった。



以下、サンの得た能力です。

★メタモルフォーゼ

タイミング:メジャーアクション
判定:なし 対象:自身 射程:なし コスト:なし SL上限:1
効果:
魔法のステッキにより変身する。
変身すると、使用者は即座に同シーンの別の場所へ出現し(GMが判断)
使用者は次の効果を受ける
・「防御力」「魔法防御力」がそれぞれ+5される
・<<プロテクション>>が1メインプロセスに2回使用可能になる
・クリンナッププロセスに自身のHPが10点回復する
・クリンナッププロセスに自身のMPを3点失う
この効果は10ラウンド持続するが、MPが足りなくなった場合即座に終了する。
また、この効果はシーン終了で消える事はない。
1シーンに1回使用可能。

かつて街の伝説となった、舞踏会での姿へと変身するスキル。
服装はさらにフリフリになっている。


ゲッシュ(※このゲッシュは、特例として他のゲッシュと重複する)
★秘密の誓い

恩恵:<<メタモルフォーゼ>>が使用可能になる。
制約:<<メタモルフォーゼ>>使用時及び解除時を、人に見られてはならない。
天罰:即座にフェイトを2失う。(それにより、「運よく正体がバレなかった」事になる)
フェイトが2未満の場合、<<メタモルフォーゼ>>は二度と使用する事が出来なくなる。

説明:
君は正体を知られてはならない。それが例え、親兄弟や親友であってもだ。
船を捜す一行だが、現在居る「パリス同盟」の中では外洋での航海に耐える船は見つかりそうにない。

調査を進めると、
ヴァンスター帝国には、首都のあるフィンジアス島へと続く航路があり、大型船もあるらしい。
エルーラン王国には大きな港町があり、そこから「境界の島」へと船を出した事があるという。
この2点。

政治的に問題のある2国。船を手に入れるには、少々骨が折れそうである。

エルーラン王国で捜すほうがよい、と判断したPC達は、早速旅に出た。

エリンディル西部を縦断し、「死人の沼地」と呼ばれる危険地帯を掠め、もう少しでエルーラン領に…
というところで事件は起こる。


左手に険しい山、右手は崖(さらに先は「死人の沼地」)という難所で、突如山から落石が。
巨大な石に弾き飛ばされて、谷底へと転がって行くサン。(でもなぜかあまり心配しない一行)

そこで、先方の傾斜から「助けてくれ〜」と声が。
旅装束をした男が、亡者の群れに追われて山道に駆け上がってきたのだ。
迎撃の態勢を整える一行。

一方、谷底で気絶していたサンは、頬をペチペチと叩かれて目を覚ました。
頬を叩いていたのは、妖精のムーン。

「チャンスよ、サン!」


一行が亡者の群れとの戦闘中、「メタモルフォーゼ」を使用した状態で現れるサン、いや「ムーン」。
ムーンの協力も得て、危なげなく亡者の群れを撃退する一行。

キメ台詞と共に去って行くムーン。
「今の美しい女性は…?」
(…イタい)
(そんな事より助けたこの男、実は強くね?)

思い思いの心の声を発しつつ、一行は無事にエルーランへと辿り着いたのであった。
書き忘れ。

現在の新規キャラクター作成基準
成長点 245  資産 20500Gold + 初期 500Gold
引き続き、エルーランにて船を捜す一行。

「境界の島」へ船を出しているという富豪「エルヴァル」に会うことは出来ず、
次の船は半年以上後になるとのこと。しかも乗せてもらえる保証は何処にも無い。

「船を捜すならば、首都ログレスへ行ってみたらどうか」
という勧めに従い、エルーランの首都ログレスへと向かう事に。

途中、ゴブリンと遭遇戦。リョウがかなりHPを削られるが、範囲攻撃の連打、
さらに覇王翔吼拳を叩き込まれてゴブリンは全滅。

ログレスに到着すると、フルードが「ログレス学術協会」へ行きたいと言いだした。
友人が協会の学会員をしているらしい。

だが、出迎えてくれたのは友人ではなく、その教授であった。
彼は2年ほど前に行方不明になっているとのこと。落胆するフルード。

軽い世間話をしている途中、
同行していたアルフレッドが持っていた荷物に、強力な魔法の力を感じると言う教授。
「いえいえ、なんでもありませんよ」と必死に隠すアルフレッド。
実は、彼の持つ光の本(部族の長老から授かったもの)は、持ち主を護る神秘の力を発揮しつつあったのだ。

「おお、そういえば」
と、教授は席を立ち、いくつかの荷物をフルードに預けてきた。

「これは君の友人がここに残していったものだ」
「できれば、君の手で彼に返してあげてくれ」

荷物の中には、ひと際目を引く一冊の本が。


一行のムーン探し……
ではなくて一行の船探しはまだまだ続く。
・友人が持っていた本により、フルードが新たに得たスキル

★ グリモア・オブ・スピリット
タイミング:知識判定の直後
判定:なし 対象:自身 射程:なし コスト:10 SL上限:1
効果:
このスキルは、知識判定の直後に使用し、その判定を振り直す事が出来る。
これは判定の結果を知る前でなくてはならない。
振り直した結果が1回目のロールより低い場合は、1回目を適用してもよい。
1シーンに1回のみ使用可能。

君は本の中に精神を埋没させて、知らないはずの知識を掴み取る。



・アルフレッドが持つ光の本によって得たスキル

★グリモア・オブ・トゥインクル

タイミング:ムーブアクション
判定:なし 対象:自身 射程:なし コスト:なし SL上限:1
効果:
君が次に受けたHPダメージ、MPダメージ、HPロス、MPロスのいずれかを0にする。
この効果が作用するか、シーン終了するまで持続する。
ダメージやロスがどんなに小さくとも作用する。効果を次に持ち越す事はできない。
1シーンに1回使用可能。

光の魔道書により発動されるスキル。
魔道書から煌くページが無数に飛び出し、君を囲んで盾となる。
ログレス学術協会では、様々な話を聞くことができた。

・今、エルーラン王国で船を手配するのは難しい。政治的な理由で、王国が許可を出さない。
ヴァンスター帝国を刺激するのは避けたいと考えているからだ。

・エルーランの近海に住む、サハギンという海洋種族の協力を得る事が出来れば境界の島へ行く事が可能かもしれない。

・だが、サハギンは同じような海洋種族ギルマンと敵対関係にある。


PC達は、ひとまずサハギンとコンタクトを取るために情報収集を行った。
ログレスにはサハギンと取引している商人が居るらしい。
首尾よくその商人(名前はアグネットという)を見つけ、サハギンと会わせてくれないか、と頼む一行。

だが、サハギンは用心深い性質。
信用出来る人間でなければ会わせる事など出来ない、と断られる。

PC達が粘り強く交渉すると、アグネッドは条件を出してきた。
「君達が信用出来る人物であると証明できたなら、サハギンに紹介するのも吝かではない」
「ここから南の方角に、私が倉庫を持っているプレオという港町がある」
「そこで最近、盗難事件が多発しているのだ」
「どうやら盗賊の仕業らしいのだが… 賊を捕らえ、商品を取り返してくれたらサハギンに紹介することを考えよう」

目的が決まると、PC達の動きは素早い。
早速プレオの町へ向かい、酒場で情報収集、郊外に盗賊団の根城がある事を突き止める。
河川の土手に作られたアジトを発見するまで僅か一日であった。

「そういえば、サンは何処へ行った?」
「アグネットさんが昔、「溺れた所をサハギンに助けられて知り合った」って話を聞いて、海に飛び込みに行ったよ」

さて、盗賊団に奇襲を仕掛けることに成功したPC達。
だが、盗賊の中には「アルプ」と呼ばれる魔族が潜んでいた。

強力な範囲攻撃を行うアルプだが、他の盗賊達は盾にもならなかった。
多勢に無勢で押し切られ、倒れたところにヤヨイが刀を突きつける。

「ちょ、ちょっとまったおねえさん! 平和的に話し合おうよ!」

魅了の力を使うアルプだが、これは女性に対してのみ効果がある特殊能力。
女性顔ではあるがれっきとした男性のヤヨイはそれに激怒する。
「俺は男だああああっ!」

盗賊団を壊滅させ、アジトを検分すると奥の部屋に一人の女の子が囚われているのを見つけた。

彼女の名前はラピス。
人間の姿をしているが、実は変身しているだけ。彼女の正体は、サハギンなのであった。
続き

ひとまず、ラピスの案内でサハギンの中継基地へ。
人間との取引に使われる、岬の洞窟に倉庫があるという。

倉庫には数人のサハギンがおり、ラピスの無事を喜び、一行へ口々にお礼を言う。
(全員同じ顔である)
お礼に何をあげればいいのかサハギン達が相談を始めた。

そこに、PC達の後を付けてきた人物がやってきた。

彼の名前はライアット。
エルーラン王国が誇る赤枝騎士団の一員で、対外勢力を監視しているエージェントである。
かつてアンデッドに襲われたフリをし、PC達の素性を確かめようとした事があった。

「君達が境界の島へ行きたいという熱意はわかる」
「だが、その行為は神聖ヴァンスター帝国を刺激する行為だ」
「強行するというのなら、私は君達を止めねばならない」

止めようと交渉するPCだが、譲らないライアット。

そこにラピスが割って入る。

「あの船なら、そういった事の心配はないと思います」

サハギン達の集落近くにあるという、古代の魔導船。
現在は動力を失い、動かす事は出来ないが…
それを使えば、海面に上がる事なく(ヴァンスターを刺激せず)外洋に乗り出す事ができるという。

それを聞いても渋っていたライアットだが、ついにPC達の説得に折れる。
「わかった。ひとまずは様子を見させてもらうことにしよう」


一行はラピスに案内され、海底にあるというサハギンの国へと足を踏み入れた。

サハギンの国王であるアプカルル7世、神殿の長で物知りのタラット、ラピスの兄でサムライのヴァイスシュバルツ。
彼らの話を聞き、PC達は魔導船の調査を開始する。

瓦礫に半ば埋もれた古代の魔導船。
操縦席に当たる部分には、拳大の大きさの何かをはめ込むような穴があった。
魔導船の動力となるものをここに嵌め込まなければならないらしい。
(サンが「にく」を嵌め込んだが何の反応もなかった)

調査を進めると、どうやら魔導船の動力は「渦潮のオーブ」という宝珠らしい。

渦潮のオーブは、かつて魔導船から取り外され、海底神殿に奉られていた。
だが、サハギンの不倶戴天の敵であるギルマンとの戦争により、崩れてしまったという。

それは、サハギンとギルマンの勢力図の丁度中間点に存在している。

一行はギルマンに警戒しつつ、海底神殿を目指すのであった。




※ヤヨイが覚えた必殺技

★無名の必殺剣 (自分で決めて下さい)
タイミング:ムーブアクション
判定:なし 対象:自身 射程:なし コスト:なし SL上限:1
効果:
戦闘移動を行う。この際、エネミーとエンゲージしても停止しなくてよい。
君は、この戦闘移動で一度でもエンゲージした全てのエネミーを、
そのメインプロセスで行う<<トルネードブラスト>>の対象に含める事ができる。
ただし、このスキルと<<ハイパーブラスト>>は同一ラウンドに使用する事ができない。
1シナリオに1回使用可能。

目にも止まらぬ刀捌きで、敵を薙ぎ倒しながら進むスキル。
ギルマンに警戒しつつ、海底神殿を捜すPC達。

ようやく発見した海底神殿は、半分以上が崩れた瓦礫で埋まった状態であった。
水の流れから入り口を予測し、瓦礫の中へ身を滑り込ませる一行。

中はそれほど崩れておらず、これなら渦潮のオーブを見つけられるかも…と、期待しつつ先へ進むと…

ずしん、という重低音が神殿に響き渡る。
音の正体は、超重量の何かが立てる足音であった。水の中であるにも関わらず、である。

そっと通路から先を覗くと、そこは大きな広間になっていた。

その広間を巡回している巨大な機械…
その名は「ジャガーノート」。
どこからともなく現れ、周囲を破壊し尽して消えるという迷惑極まりない存在である。
だが、ここに居るジャガーノートは破壊活動をするわけでもなく、広間を巡回しているだけだった。

一行はジャガーノートの隙を突いて渦潮のオーブを手に入れようとするが、
ジャガーノートの視界は思っていた以上に広く、見つかってしまう。

エネルギーを吸収しだすジャガーノート。一行は慌てて逃げ出し、通路に飛び込む。

数瞬の後、閃光が広間を満たし…
凄まじい衝撃波がPC達を襲った。直撃していたらどうなっていたことやら、と身を竦ませる一行。


と、その時。
突然、広間からヘロヘロになったギルマンが数匹、通路にやって来て、PCと鉢合わせた。
互いに想定外で、驚きの表情で後ずさるギルマン達。

「な、なんで人間がこんな所に居るギョ!」
「ええい、もう一度行くギョ! 人間に渦潮のオーブを渡すわけにはいかないギョ!」

再び、ジャガーノートの居る広間へ踏み込んで行くギルマン達。
それを見送る一行。

しばらくの後… 警報が鳴り響く。

「た、隊長! そいつは真横も見えているギョ! そこに居たら…」
「な、なんだと! そういう事は早く報告しておくギョ!」

錬金銃の発砲音。パイルバンカーの射出音。
…そして、先ほどと同じように閃光が広間を満たし…

「ギョー!!」

ヘロヘロになったギルマンが数匹、水に流されて外へ運ばれていった。
生暖かい目で、またもそれを見送る一行。

広間には、ジャガーノートと共に残りのギルマンが隠れているようだ。



どうにか、ジャガーノートを出し抜いて渦潮のオーブを手に入れなくてはならない。
おそらく、ギルマンも邪魔をしてくるだろう…
続き

「ここは一人で行ったほうが良さそうだ」
「よし、俺に任せろ」

リョウは一人で広間へと忍び込み、ジャガーノートの視線をかいくぐって渦潮のオーブへ近づいて行く。

だが…あと一歩のところでジャガーノートに見つかってしまい、慌てて退却するリョウ。
その背に向けて放たれるジャガーノートの強烈な錬金銃。

リョウはギリギリのところでそれに耐え、通路へ逃げ込んだ。



リョウの偵察により、だいぶジャガーノートの行動パターンも読めてきた。

「よし、次は俺が」

足には自信アリのヤヨイ。
ジャガーノートの背後をつけ、瓦礫を利用して一気に渦潮のオーブへ近づいた。
そして隙を見てオーブを台座から外し、手近な瓦礫へと逃げ込む…

だがそこには先客が。

「に、人間め、来るなら来い!」

二匹のギルマンが瓦礫に潜んでおり、ヤヨイに向かって威嚇をし出す。
今はそんな場合じゃない、外に出てから相手をしてやると説得するヤヨイ。
だがギルマンは聞く耳を持たず…

「人間にそのオーブを渡してなるものか!」
「こうなれば、貴様も道連れにしてやるギョ!」

瓦礫から飛び出し、ジャガーノートに発見されるギルマン。
そして再び瓦礫に戻ってくる。

「ギョギョギョ、これでお前も終わりだギョ。我々と共に…」

ジャガーノートがその超火力で瓦礫を吹き飛ばす。
無機質なカメラアイが、ヤヨイとギルマンを見据えていた。


ギルドサポート「陣形」で、ギルマンを置き去りにして難を逃れるヤヨイ。
「お、お前! 一人で逃げるんじゃないギョ!」
「うるさーい! 元はといえばアンタが悪い!」

ギルマンを囮に、広間から逃げ出すことに成功したヤヨイ。
そして、広間では三度目の閃光が…

ボロ雑巾のようになって漂っていくギルマンを尻目に、一行は帰路へついたのであった。
続き

一行は魔導船まで戻り、渦潮のオーブを動力に嵌め込んだ。

すると船内の明かりが復旧し、さらに船は小さく振動し始める。

そして、船内にアナウンスが響き渡った。

「ようこそ、魔導船へ」
「復旧メンテナンス中です。データの損失が酷く、自動的にクリーンインストールが実行されています」

船からは徐々に水が排出されていき、外を見ると、半ば瓦礫に埋もれていた船体は浮き上がってその全体像をあらわにしようとしていた。

「初期設定を行います。現在搭乗中の全員をマスターとして登録しました」
「船の名称もリセットされています。再設定をお願いします」

少しの間、迷う一行。

「じゃあ、エンタープライズで」
「了承しました」

魔導船改めエンタープライズ号は、数百年ぶりに移動を開始した。

だが…
エンタープライズに登録されている海図は、遥か昔のまま。
境界の島へ向かうには正確な海図が無ければならない。

さらに悪いことに、一行の行く手を阻むかのように、海底神殿に居たはずのジャガーノートが姿を現した。

どうにかやりすごそうとするエンタープライズ号だが、ジャガーノートはまるでこちらの位置を把握しているかのように行く先々に回りこんでくる。

一行はひとまず海路を諦め、海図を求めて情報収集を始めた。

”エルーラン王国の港町コルムに、境界の島へ船を出しているという富豪が居る”
以前訪れたが色よい返事を貰えなかったところである。

海図だけなら…と一縷の望みをかけて受付に申し出た一行。
しばらく待たされるが、なぜか富豪エルヴァル本人が会って話をしたいと言う。

彼の話によると…
エルヴァルは境界の島から船を出してくる「リード」という男と友人であるという。
海路は彼のみが知っており、こちらから連絡を取る手段はない。
大体、2〜3年に一回は船が来るのだが、今回はかなり長く間が空いているらしい。

結局海図は手に入らず仕舞いだったが、エルヴァルからログレス学術協会への紹介状をもらった一行。

以前、船を捜していた時に訪れた場所である。
たらいまわしにされていると感じつつも、協会へ向かうPC達。


予想に反して、学術協会では新たな事実を得る事が出来た。
フルードの友人であるマルクは、行方不明扱いになってはいるが…実は、リードの船に乗って境界の島へと赴いているのだそうだ。
学術協会も境界の島に関して色々と調査しようとしているらしく、数回に渡って調査員を派遣しているのだと。マルクはその一人というわけだ。

学術協会のお偉いさんは、PC達に言う。

「君達がどうしても海図を手に入れたいのなら…エルーランでは限界がある」
「これは悔しい事だが、航路や海図、船の研究に関しては… 我がエルーランよりもヴァンスター帝国のほうが数段先に進んでいる」
「立場上、表立って進められるものではないがね」

船を手に入れたはいいがなかなか航海に出られない一行。

境界の島への海図を手に入れるため、一行はヴァンスターへと向かうのであった。
紆余曲折を経て神聖ヴァンスター帝国へとやってきた一行。

その首都である帝都ヴァンスターにて、情報収集を行う事に。
だがその最中、妙に周囲から監視されているような気配を感じていた。

「例の赤枝騎士団のヤツか?」
「いや、さすがに敵国までは来ないでしょう」

調べ物を続けると、海図関係は一部の軍関係者が詳しいという話だった。
だが、騎士団にツテがあるはずもなく、途方に暮れるPC達。

ひとまず、冒険者登録をしようと神殿にやってきたのだが…

妙に受付の態度がおかしい。
空気を読めないサンが「何か隠し事してるでしょ!」と詰め寄るが、
受付は首をブンブンと横に振るばかり。

…と、突然神殿内が静まり返る。
カッ、と高い靴音を響かせて神殿に入ってきた人物は、PC達にまっすぐ向かってくる。
露骨にホッとした表情をする受付や周囲の人々。

彼の名前はアロイス。神聖皇帝ゼダンに片腕とまで評される、ドゥアンの翼人であった。
彼は、部下を使って一行を捜していたのだ。

「突然訪ねてすまないね。どうしても君達と直接話をしたかったんだ」

名乗ろうとするリョウやヤヨイを押し留め、彼は言った。

「君達の事はよく知っているよ、パリスの冒険者達。ルディオン山脈で火の精霊を鎮め、ヴァイスへ侵攻しようとしていた妖魔の拠点を次々に潰し… 伝承にのみ残る”白亜の塔”を見つけ出して攻略した、新進気鋭の冒険者」

「有体に言えば、君達をスカウトしたいのさ。僕の主人は、有望な人材を求めている」
「僕の主人は… 神聖皇帝ゼダン。いかに君達が国外の出身とはいえ、名前くらいは知っているだろう?」

申し出に、あまりいい顔をしないPC達。
国からの依頼を受ける事はあっても、国に縛られるのはお断りであった。

拒否されて残念そうな顔をするアロイス。

PC達は、アロイスに向かって海図が欲しいと交渉する。
それに対して、アロイスは条件を一つ出して来た。

「ではこうしよう」
「フィンジアス島の北部に、アルゴンという遺跡がある。その遺跡の調査を君達に依頼したい」
「その遺跡は発見されてからそれなりに時間が経っており、探索も終わっているのだが…」
「不可解な部分が多い遺跡なのだ。その再調査を君達にお願いしたい」

海図のために、不可解な部分を感じながらも引き受ける一行。

翌日、早速遺跡へと出発。
道中は平穏であったが、アルゴンの遺跡の入り口が見えた頃…

遺跡の正面に、4つの人影が。
そのうちの一つは、見覚えのある顔であった。

「アイビチュは何処に居る?」

名前はチュレイ。
白亜の塔の頂上で待ち構え、アイビチュの持つ魔導銃「アルテリオン」を狙っていた女性である。
アイビチュはその時別行動をしており、この場には居ない。
やる気を無くしたか、テレポートで去ってしまうチュレイ。
残る三人は、戦闘態勢をとりつつ散開していく。

「あのいけ好かない翼人の、思い通りにさせるかよ」

だが、アルフレッドの強固な護りに阻まれて3人は一蹴されてしまう。
彼らの持ち物から、「クランの猛犬」と呼ばれる親衛部隊であることを示すメダルが見つかった。

リョウ「なんだよ、結局俺達を消そうって魂胆かよ」
フルード「いえ、”あのいけ好かない翼人”とか言ってましたから、あちらも一枚岩ではないという事でしょう」

釈然としないものを感じながらも、ひとまず、アルゴンの遺跡捜索を開始するPC達であった。
遺跡内部は不自然なほどに明るかった。

いくつもの部屋が沢山並んでいるような構造のようだが、部屋と部屋を仕切る扉はない。
さらに、部屋の四方だけでなく斜め四隅からも隣の部屋へ行けるようになっている。

広大なフロアに、ついたてで仕切りがしてあるだけ…という、なんとも奇妙な遺跡であった。

フロアの外周を沿うように無数の文字が壁に刻まれており、それはどうやらこの世界の神話のようだ。


更に調査を進めると、全ての部屋の中央に四角い凹みがある事がわかった。
それは何かをはめ込むように出来ており、遺跡攻略の鍵となるだろうと予測は出来たのだが…

肝心のはめ込むものが、いくら捜しても見つからない。
仕方なく、一行は一度帝都へ戻る事に。

アロイスに会い、遺跡の前で「クランの猛犬」と呼ばれる集団に襲われた事を問い詰めるPC。
だがアロイスは涼しい顔で
「帝国内に味方ばかり、というわけではないからね」
「私を快く思わない連中も居るということさ」
と、のたまった。


遺跡攻略が難航しており、あの遺跡がどういうものなのか、という所から調査をしたいと申し出る一行。
今の状態では、攻略の糸口すら見つからないのだ。

その申し出に対し、思案の末アロイスは言った。

「ではこれから話す事は他言無用に願おう。

かの神殿と、姉妹遺跡にあたる遺跡がある。その遺跡とは…
かつて皇帝ゼダンが神剣クラウ・ソラスを手にしたとされる場所だ。

太陽神アーケンラーヴより、女神グローヴィスに下賜されたとされる神剣。
我が主、ゼダンはそれを手にした。

そして君達に攻略を頼んだその遺跡には、同じく太陽神から下賜された剣、
フラガラッハが眠っていると予想されている」


アロイスは突然、PC達に質問をした。
「ところで…君達は、神聖ヴァンスター帝国が行った、エリンディルへの侵攻をどう思った?」

その問いに、一行は顔を見合わせた。

”国同士の争いにそれほど興味はない”

というのが、PC達の考えである。

それを聞いて、安心したような笑みを浮かべるアロイス。
「そうか。パリス同盟出身の君達は、我々ヴァンスターをあまり良く思っていないと勝手に考えていたよ」

話を続けるアロイス。

「薔薇の災厄の後、ヴァンスターは国力の回復のために侵攻を停止し、
国力が回復次第、また侵攻を開始すると噂されている」

「…だが、それはありえない。なぜかと言えば…魔族の大規模な侵攻が近いからだ」

「数年前に、我が主である皇帝ゼダンの前に現れた魔導師が言った」

「なぜ魔族は強大な力を持ちながら、人間達へ全面戦争を仕掛けてこないと思う?」
「魔族達は、人間達が団結すれば、自分たちに勝ち目が無い事を知っている」
「心せよ。魔族と邪神が動き出す…」


それはかつて一行が、白亜の塔の頂上で聞いた事があるものと同一。

虚無の魔導師の影が、PCたちへ投げかけた言葉である。


「皇帝ゼダンは、クラウ・ソラスを手に入れた後、エリンディル統一を目指した」

「クラウ・ソラスから伝わった情報…魔族が勢力を拡大しつつあるという情報を受けたからだ」

「エリンディルを統一せずして、魔族への対抗はありえん」

「だが、その目論見は、薔薇の災厄によって砕かれ…
勢力が衰えた帝国内にも、不穏分子が見え隠れしている」

「魔族の大攻勢までの時間は少ない」


アロイスは一度言葉を切り、PCを見回した。

「フラガラッハが見つかれば、この状況を変えることが出来るやもしれん。
頼む、冒険者達よ。アルゴンの遺跡を攻略し、神剣フラガラッハを手に入れてくれ」

アロイスの話によると、遺跡の周囲で発見された多数の像があるらしい。
調べてみると、像の台座は遺跡の部屋の中央にあった凹みに合致する事がわかった。

「これを正しくあの遺跡に納めれば、先へ進めるはず!」

だが像の数は40を越える。部屋数は36。総当りするのはかなりの手間である。

更に調査を進めるPC達は、像の中にある賢者をかたどった像が持つ本に、文字が書いてあるのを発見した。
「光は力なり、闇もまた力なり。闇を恐れることなかれ」

その言葉にピーンと来たのはアイビチュ。
「あの遺跡は不自然に明るかった。明かりを隠してみよう」

遺跡の壁に描かれていた神話は、ところどころで蛍光塗料が使われていたのだ。
光る文字を読んでいくと、文章が出来上がる。

「6体の戦士は互いを見る事なく、全ての戦場を見通す」

頭を捻る一行。
どうやら、6×6のマス目へ、縦横斜に重ならぬよう6体の戦士を配置すればいい、という結論に。

長考の後、アイビチュが無事に正解を発見。
戦士の像をそのようにはめこむと、部屋の一つが淡く輝きだした。

一行が部屋に集まると、部屋は細かい振動をはじめ、ゆっくりと沈んでいく。
PC達は部屋ごと地下へと移動していった。

やがて振動は止まり、下のフロアへ辿り着く一行。
地下は薄暗く、降ってきた部屋の照明が辺りを照らし出す。

そこに待ち構えていたのは、「ナイトチルドレン」と呼ばれる人造生物である。
接触によって生命力を吸い取り、魔法ダメージで倒すと精神力に打撃を与えてくる厄介な特性を持っている。
さらに、分裂する能力までも備えていた。

アイビチュが先手を取るものの、散開して待ち構えていた敵の一部だけを倒すに留まり。
リョウも多数を一度に屠る能力は持っていない。
その間にナイトチルドレンは分裂し、分裂した固体は一斉に一行へ突撃して来た。

鎧が役に立たない攻撃方法を持つナイトチルドレンにタコ殴りにされ、HPが激減するヤヨイ。
だがヤヨイは慌てず、奥義「名称不定」で一気に敵を薙ぎ倒した。

これで大勢は決した。
残党はアイビチュとリョウが難なく始末し、一息つく一行。

先に進むと、神殿のような造りの部屋に出て…

バルコニーに囲まれた部屋の中央台座に鎮座するのは、一本の剣。

太陽神アーケンラーヴより女神グローヴィスに下賜されたという、神剣フラガラッハである。


そして、慎重に部屋に足を踏み入れた一行の前に、黒い霧が湧き上がる。

そして、目もくらむような放電と共に現れたのは… リョウとヤヨイの影であった。




メモ
現在の新規キャラクター作成基準
成長点 245  資産 21000Gold + 初期 500Gold



※オリジナルスキルの修正

★無名の必殺剣 (自分で決めて下さい)
タイミング:ムーブアクション
判定:なし 対象:自身 射程:なし コスト:なし SL上限:1
効果:
戦闘移動を行う。この際、エネミーとエンゲージしても停止しなくてよい。
また、エンゲージしているならマイナーアクションを消費せず離脱を行ってもよい。
君は、この戦闘移動で一度でもエンゲージした全てのエネミーを、
そのメインプロセスで行う<<トルネードブラスト>>の対象に含める事ができる。
(これは、移動開始時にエンゲージしていたエネミーを含む)
ただし、このスキルと<<ハイパーブラスト>>は同一ラウンドに使用する事ができない。
1シナリオに1回使用可能。

目にも止まらぬ刀捌きで、敵を薙ぎ倒しながら進むスキル。
影は実体を持ってPCたちへ刃を向ける。

影はリョウ、ヤヨイそれぞれに向かって走り寄り、必殺の一撃を繰り出して来た。

アイビチュの《インタラプト》によりヤヨイ影の《トルネードブラスト》は止められた。
だが、リョウ影が繰り出した技は…

「お前がまだ見ぬ奥義、その身に刻み込むがいい!」

くぐもった声と共にリョウ影は凄まじい連打をリョウに打ち込み、大ダメージを与える。

フルードがリヴァイアサンを召喚し、こちらも大ダメージを与えるが…
リョウ影は《インデュア》で即座にスリップを回復、体勢を維持。

その後、反撃により多少のダメージを受けたが、人数に勝るPCは次第に優勢となり、
二体の影をどうにか消滅させる事に成功。

だが、二体の影を消滅させた瞬間、テラスの上に更に二体の影が現れた。
今度は、サンとアイビチュを模った影のようだ。

リョウ影の攻撃により傷ついてたリョウが更にダメージを受け、窮地に陥るが…
サン影の繰り出した杖撃を際どいところでかわし、反撃するリョウ。

先ほど影から受けた攻撃を真似し、連打をサン影に叩き込んだ。
すでに下地が出来上がっていたのか、あっさりと《竜虎乱舞》に開眼したリョウ。


遅れて到着したベルがアイビチュ影を追い詰め、アルフレッドが退路を塞ぐ。
ほどなくしてニ体の影を倒し切り、一息つく一行。


だが、休憩は長く続かなかった。
台座から「フラガラッハ」がひとりでに抜け、宙でPC達へその刃を突きつけたのだ。

そして、部屋へ散った闇の霧が再び集まり、「フラガラッハ」を握った状態で実体化する。

その姿は、幾度となくPCのまえに姿を現した女性…
ムーンの姿を模した影であった。



「見事な戦いぶりである、冒険者たちよ」
「君達がこのフラガラッハを手にするに相応しいかどうか… 確かめさせてもらう」

姿こそムーンに瓜二つだが、口調は全く別物であった。
アルフレッドが
「ムーンはそんな口調じゃない」
と突っ込みを入れると

「虚像を追い続けるのはやめるがいい」
と、諌めるような言葉を返すムーン影。

1ラウンドに二回行動、瞬間移動、ターン毎に増えて行く抵抗性、闇の範囲攻撃。
更に防御を貫通する「フラガラッハ」。
極めて厄介な敵であったが…

アルフレッドが「逆上」を与えると戦況は一変し、ムーン影を包囲する形に。

《プロテクション》により粘られたものの、最後はアイビチュの攻撃で消滅するムーン影。

その手に握られていた「フラガラッハ」は、甲高い音を立てて床に転がった。


連戦を終え、ようやく一息つく一行。

太陽神アーケンラーヴより下賜された神剣「フラガラッハ」…
それは間違いなく、PCたちの目の前にあった。
リョウが開眼した必殺技です。

★竜虎乱舞
タイミング:ダメージロール直前
判定:自動成功 対象:自身 射程:なし コスト:なし SL上限:1
効果:
君はフェイトを1点消費する。ダメージ増加を行う。
このスキルは「種別:格闘」の武器で攻撃しており、
尚且つ 攻撃対象とエンゲージした状態でなければ使用できない。
単体を目標とした白兵攻撃のダメージロールに+(CL)する。
また、現HPが最大HPの半分以下になった状態ならば、効果を
単体を目標とした白兵攻撃のダメージロールに+(CL)Dする、に変更する。

目標に凄まじい連打を叩き込むスキル。



次回エンディングフェイズですが、経験点と報酬を前渡しします。

各自、成長点を100点 と、10000Goldの現金を得る予定です。

先に成長させておきたい方はどうぞ。
買い物も自由に行って貰って構いませんが、
特殊なマジックアイテム等を買うときはGMに報告をお願いします。


メモ
現在の新規キャラクター作成基準
成長点 245  資産 30000Gold + 初期 500Gold
剣を手に取ると、PC達は不思議な感覚に襲われた。


言葉ではなく、映像が直接頭の中に映し出されているようだ。

その映像とは…

見渡す限りに広がる海。
そして、海には巨大な亀裂があり、轟音と共に海水が亀裂へと流れ込んでいる。

亀裂の底は見えず、遥か下方、地の底まで届いているかのようだ。

…突如、その亀裂から、巨大な黒い手が這い出て来た。
次は頭、胴体…その影は巨大な人の形をしている。

海に下半身が埋もれているにも関わらず、頭の先は雲に届かんばかりである。

闇の巨人はその歩みを進め、PC達が居る場所…エリンディル大陸へ到達した。
そして闇の巨人はその身を大地に投げ出す!

巨人の下敷きになった街は壊滅。だが被害はそれだけに留まらない。

巨人の肉体は溶けて大地に広がり、そこから瘴気が噴出して来る。
瘴気からは魔族が次々と生まれ、瘴気に飲まれた人間は妖魔と化し、大地は腐り落ちて行く。

その様子を、高笑いしながら見ている人型。


…映像が途切れ、PCの頭に声が響いてくる。

彼奴の名は邪神セルノーグ。
これはさほど遠くない未来に起こる出来事である。
この剣を持ち、アースランへ赴き…女神グローヴィスの元へ行くのだ…


更に、各人へ語りかけてくる神剣「フラガラッハ」。

各々の目的や覚悟を確認し、声は止んだ。



一行はヴァンスターへと帰還し、アロイスへ報告をする。

「見事だ、さすが私が見込んだ冒険者達」
「早速だが、こちらへ来てくれ」

アロイスに先導されて辿り着いたのは、城の中にある執務室。

そこに居たのは、ヴァンスターを治める若き皇帝、ゼダンその人であった。


「お前達が、フラガラッハを手に入れたという冒険者か」
「一つ聞くが。お前達は剣の声を聞いたか?」

聞いたと答えるPC達。

「正直に答えろ、冒険者達よ。フラガラッハの言葉、お前達はどう受け取った?」

「余はクラウ・ソラスの言葉を受けて行動を起こした」
「だが、剣の意思に従ったわけではない」

「エリンディルを制覇するのも、魔族からの侵略に備えるのも、全ては余の意思だ」

「剣は確かに余に多くの情報をもたらした」
「だが、それに流されて大局を見失う愚か者ではない」

「冒険者達よ、これからどうするつもりだ?」
「望んでいた海図は用意させる。今回の件の報酬も用意した。何処へ行くかは自由だが…」

「お前達には二つの道がある」

「正直に剣に従い、アースランへ行くか」
「余の元で、魔族の侵攻を抑えるために戦うか」


皇帝から直々のスカウトに戸惑う一行だが、

「我々は冒険者、一所に縛られる存在ではない」

と、断る。


ゼダンはそれを気にした様子もなく、
「わかった」
と答えるのみであった。


10000Goldの報酬と、海図を手に入れた冒険者達。

目指すは境界の島、テオレーンである。



※
シナリオ終了により、フェイト及びシナリオ/回スキルが回復します。

※
現在、リビルドが可能なタイミングです。


メモ
現在の新規キャラクター作成基準
成長点 345  資産 30000Gold + 初期 500Gold

手に入れた海図を魔導船にセットすると、アナウンスが。

「地図がアップデートされました」
「マスターの所有物に、高魔力源を感知」

神剣フラガラッハの魔力を魔導船に組み込む事で、高速航行が可能になるという。
これによってジャガーノートを振り切り、ようやく境界の島へ旅立つ一行。


〜しばらくの航海の後

一行はついに境界の島テオレーンへ到着した。
辿り着いた砂浜には、物見の塔が立っている。
嫌な予感がしたアルフレッドが皆を押し留めるが、
サンが「こんにちはー」と大声を上げながら近づいていく。

と、突然サンに向かって放たれる矢。
あまりといえばあまりな歓迎に、サンがブチ切れた。

塔の上から矢を放ったのは「レライエ」という中級魔族。
塔の内部にもトロールの戦士が待ち構えていた。

ヤヨイが塔に突入すると、敵の罠によって鉄格子が降り分断されてしまう。

だが一行は慌てず、フライの呪文によって塔の窓から突入する。
そしてリョウの一撃により、レライエは塔の螺旋階段を転げ落ちて行くのであった。
「セルノーグ様ー!」


塔を攻略し、内陸へ少し進むとそこには小さな村が。
小さいのは規模ではなく、物理的に小さいフェイの村である。

突然の来訪に戸惑う妖精たちだが、レライエを倒したと聞き、一転歓迎ムードになった。
「あの魔族を倒すとは大したものじゃ!」
ささやかながらも宴を用意してくれたフェイと共に、休息する一行。

アルフレッドはフェイと共に踊り、その独特な踊りをマスターした。


一夜明け、この先の情報を仕入れ、進んで行く一行。

大海の亀裂の上にある、境界の島テオレーン。
亀裂の丁度上、島の西と東を隔てる山道の途中。

四体の上位精霊が、PC達を待ち受けていた。


〜 一旦区切り
四体の上位精霊は、PC達を見定めるように見回した後、言った。

「お前達がアリアンロッドのお気に入りか…」
「フラガラッハにも認められたようだが、我々を認めさせる力を持っているか?」

と、道を塞がれる。

「先に進みたくばお前達の力を我らの前に示せ」


上位精霊は強敵ではあったが、PC達は力を合わせて次々に撃破していく。
アイビチュのインタラプトがノームの必殺技を封じ込め、勝負はついた。

「認めよう、お前達の力を」
「少しだけ、竜巻を止めてお前達を先に進ませてやろう」

境界の島の西側へ進む一行。

「まあ、すぐにここへ戻ってくる事になると思うが」
見送る精霊達は、意味深な笑いを浮かべていた。


島の西側には人間の里(というか小規模なキャラバンレベルの集落)があった。
一行を見て
「竜巻が止まったのか!?」
と喜ぶが、ぬか喜び。竜巻はPC達を通しただけで、依然として吹き荒れている。

この集落は、かつてエルーランから使わされた調査船の乗組員達で構成されていた。
マルクという名に心当たりは無いか、と問うフルードに
「マルクさんは、調査船のリーダーだった。数年前にアースランへ向かったよ」
と答える。
調査員達は、ここで中継基地の役割を与えられていたが、アースランへ向かったマルク他10名ほどは未だに戻ってこないらしい。

テオレーンの原住民だったリードという男が進み出て、PCたちに問う。
「エルーランに居るエルヴァルという名前の男を知らないか?」
「数年に一度、船で会いに行っているのだが… あの竜巻のせいで、行く事ができない」
「どうにか精霊達に話をつけてもらえないだろうか」

精霊のところへ舞い戻り、事態の説明をする一行。

「人間達を通すのは問題ない」
「だが、お前達に頼みたい事がある」

どうも、精霊達は初めからそのつもりだったようだ。

「この境界の島テオレーンの地下深く、大地の裂け目の奥底で邪悪な企みが進行している」

「邪神セルノーグは配下の魔族を遣わし、”黒い巨人”を復活させようと目論んでいる」

「黒い巨人が復活する前に、その神剣フラガラッハで巨人の心臓を貫くのだ」

これを成し遂げれば、精霊達は魔導船を島の反対側まで運んでくれるという。


一行はそれを受け、竜巻に封鎖されていた地下へ続く道へ足を踏み入れる。

そこは、かつて妖魔王に参拝する魔族や妖魔達が通ったとされる道であった。

アルフレッドがフェイたちに教わったスキルです。


★ステップ・オブ・インダクション

タイミング:ムーブアクション
判定:なし 対象:自身 射程:なし コスト:なし SL上限:1
効果:
戦闘移動を行う。
君は、この移動でエンゲージした味方キャラクターを任意の方向へ3mまで移動させる事ができる。
これには、移動開始時にエンゲージしていた味方キャラクターも含まれる。
移動させる味方は何人でもよい。
ただし、2回以上同じキャラクターを移動させる事はできない。
1シーンに1回使用可能。
このスキルによってキャラクターをエンゲージから離脱させてもよいが、
エンゲージが封鎖されている場合、離脱させる事はできない。

不思議なステップで味方の動きをコントロールし、陣形を整えるスキル。
地下へ進んでいく道を辿っていくと、小さな広間へ出た。
周囲からは水の流れ落ちる轟音が響いてくる。

壁に空いていた穴から外を覗くと、そこは大海の亀裂の中であった。
切り立った左右の滝から絶え間なく水が流れ落ち、遥か下の暗闇へと続いている。

先へ進む道は、その暗闇に伸びる逆さの塔のようであった。


道をさらに進んでいくと、やがてとてつもなく広い空間に出た。

手すりの無い一本の道は、ヘビのようにのたくりながら徐々に下へ降って行く。
下からは時折、嫌な臭いのする強い風が吹き上げて来ていた。


道中、数回に渡って魔族との遭遇があったが、苦も無く切り抜けていく一行。

やがて、先から聞こえてくる重々しい音。
人間の身長の三倍はあろうかと思われる、巨大な心臓が虚空に浮かんでいた。
心臓には沢山の管が繋がっており、その先は周囲の闇に溶け込むように消えている。

そして、心臓のある比較的大きな地形の中央には、骨で出来た大型の竜が待ち構えていた。

名前はアジ・ダハーカ。
毒を常に周囲へ撒き散らす、強大なアンデッドである。



一行は一気にアジ・ダハーカへと肉薄して接近戦でカタを付ける事を選択。

毒によりヒヤリとする場面もあったものの、アジ・ダハーカの周囲を戦士達が取り囲み、動きを封じる事に成功。この時点で態勢は決していた。

ケタ外れの耐久力を持つアジ・ダハーカであったが、一行の全力攻撃によりついに膝を付き、黒い塵となって消えていくのであった。
※この時点で成長点を120点得ます。


一行は神剣フラガラッハの導きのままに、黒い心臓へと神剣を突き立てる。

大気を振るわせる大絶叫が、PC達の耳を襲った。
黒い心臓は色を失い、繋がっていた管は切れて虚空へ消え、やがて心臓本体も徐々に塵となって闇へと溶けて行く。

だが、心臓は消えても振動は収まらない。
なんと、一行がやってきた道が徐々に崩壊しているではないか。

サンがフライトの魔法を掛け、急ぎ脱出する一行。
速度が足りず、間に合わないかと思われたその時…
表で待機していた風の大精霊「レラ」が、助けに来てくれたのだ。

シルフである彼女は、PC達を風で抱え上げ、一気に出口へと到達する。

そこには、残り3体の大精霊が待っていた。

「よくぞ使命を果たした、冒険者達」
「さすがは、神剣フラガラッハに選ばれ… アリアンロッドに認められた者達」


早速、約束通り魔導船を島の反対側へと運んでくれるという。

言われるままに魔導船に乗り込み、大海の亀裂の淵で待機する一行。
そして、目の前では目を見張る光景が。


水の精霊が水を操って、大海の亀裂に巨大な水の橋をかけたのだ。

さらに、風の精霊が風を操ってその橋を下から支える。


「さて、最後はワシの出番じゃな」
仕上げとばかりに、大地の精霊ノームが姿を現す。

何をするかと思えば、なんと彼は魔導船を掴み、力任せに水の橋へと放り投げたのだ。


水切りの要領で、大海の亀裂を越える魔導船。
(火の精霊は出番なし)



最後の最後で力技であったが、一行は無事に魔導船で境界の島の反対側へ辿り着き…

再び、アースランへの航路を進むのであった。

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