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独学ノート(土筆の子)コミュの中国剰余の定理2

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「大数学者の数学、高木貞治、類体論」彌永健一著、136ページより。

古代の中国の兵法に戦いの最中に大急ぎで兵士の人数を調べる方法があったそうだ。例えば、500人の兵士が戦って、何人かが戦死したとしてね、大急ぎで建て直すのに残った人数を確かめたいとするでしょ、そのときに、先ず7人一組のグループを作り、はみ出した人数が2名、次に13人一組のグループを作ると3名がはみ出したとする。これから、直ぐに生き残り兵士の数は471人だろうということが分かる。どうしてか。

コメント(2)

方程式で表すと、
x≡2 (mod 7)
x≡3 (mod 13) 
となる。

先に定理を証明した記号を使うと、
M=7*13=91, M_1=13, M_2=7
したがって、
13f_1=1 (mod 7) ⇒ f_1=-1 ⇒ t_1=-13
7f_2=1 (mod 13) ⇒ f_2=2 ⇒ t_2=14

これから
  x=t_1b_1+t_2b_2
  x=-13*2+14*3=-26+42=16 (mod 91)
⇒ x=16+91k (k∈Ζ)
K=5のとき、16+455=471 
草場公邦著「ガロアと方程式」の記号を使った。

「大数学者の数学、高木貞治、類体論」彌永健一著、136ページでは、
別の説明を行っている。

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