人手不足とインフレ

いつのデータを基にしているのか知らないけれど、イングランドでは１５人に1人、ロンドンに於いては１０人に1人がコロナに感染していたと言われている。

ロンドンではもう既に感染の山を超えた感満載で、エピセンターは他へ移ったのを感じるのだけれども、スタッフ・ショーテージの影響が如実すぎて生活に支障をきたしている。インフレで目に見えて物価があがり、出費には気をつけようを思っているのに上手くいかない。

これだけ感染者がでると、陽性者とその家族が出勤できない。クリスマス直前くらいから、どこに行って何をするのもスムースにことが運ばない。電車は来ない。バスはおくれる。空いているはずの生地屋は「スタッフ不足であけられません」という張り紙ひとつ（があればいい方）で閉まっている。だからオンラインでオーダーすると、いつまでたっても届かない。セインズベリーズの野菜と果物は午後に行けば空っぽ。欲しい種類とサイズの牛乳は買えた試しがない。

クリスマス前２２日くらいから、ロイヤルメールの郵便は一つも届いていなかったので、届くのを待っている小包は１０個以上になる。バンクホリデー明けの火曜日（昨日）、いっぺんに届くんだろうと思って、家で待機していたのに、ドアベルはならず。届いていたのはジュディーからのクリスマスカード（笑）。今日こそは！と思い、朝のうちに買い物行きたいのを我慢して待っていたのに、今日は配達なし。
どのソーシャルをみても、同じことをぼやいているひとが大勢いる。クリスマス前後、物を送りたい人で混み合っていた郵便局を加味すると、ロイヤルメールに未配達の、ものすごい量の郵便物が溜まっているに違いない。

クリスマス前後にもハーミーズとか宅配便の方は多少の遅れはあれど配達きているみたいである。送るのには郵便局の方が便利なので、最近発送したものも心配です。そのうちそっちもクレームが来るんだろうな。

今日は郵便屋さんを待っている間に２回（同じ）チャリティーがドアベルを鳴らし、皆が待っているのはあなたではなくってよ、と思い、成果のないまま夕方買い物に行ったら、最初のロックダウンのときみたいに、ほとんどの野菜と果物が底をついており、とてもがっかりした。これではヘルシーイーティングもヴィガヌアリーも出費に気をつけるもへったくれもない！と思っていると、グリーントレイの底に見事なバナナ一房（しかもちょうどいい熟れ具合）が目に付いた。何かの間違えじゃないかと思って周りを見まわしてからこっそりカゴにいれましたわよ。