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2021年04月26日21:50

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ガンダムエース2021年6月号感想

こんばんは、月影TAKAです。
今回は「ガンダムエース2021年6月号」について語ります。

多分ですが「あと数月分号でガンダムエースが終わるんじゃないか?」と凄く思っている。
これは「2000年以降のコミックボンボン」と重ねても「全く同じ症状が出ている」為ですね。

「漫画題材が少なくなった」「掛け合わせする企業が少ない」等、全く同じことが発生していますね。
まあ、そんなもんですわ。
ある意味「講談社のボンボンを潰したツケを今更払わされている」と思う。
これにも理由がある。
それが「角川なんて商売人(バイヤー)でしかない」という致命的欠陥がある。
いわば「攻めの姿勢ができない企業連=角川」と思ってもいい。
悔しかったら「カプコンなりコナミなりに頭ぶつけるほどの土下座をしてSDガンダムにがんばれゴエモンやロックマンの要素を入れる許可をもらってこい」と言いたい。

少なくとも「講談社のコミックボンボンと当時のバンダイはその産物の開発に成功している」と自慢してやるわ。
それがSDガンダムの「頑駄無轟炎王」である。
あのロックマンXとがんばれゴエモンの「ライドアーマーとウォーカー」の技術を講談社が取り入れることに成功したのが「轟炎王の乗り物」になる。

そもそも「SDガンダムが乗り物を使う」という最初期の発想は武者なら「Gアーマー」だったり、G-ARMSなら「ジェネラルガンダム」だったりする。
しかし、どれもこれも「帯に短したすきに長し」で「実用的な強化外骨格」の発想に至らなかった。
そこで目を付けたのが「ロックマンXのVAVAのライドアーマー」だったり「がんばれゴエモン3のウォーカー」などだったんだよな。
故に「武神輝羅鋼編」のSD武者キットは「刀覇大将軍編」のSD武者キットと並んで再販されない秘密が存在する。
これがよくにいう「版権事情」であり、これらのキットはロックマンとがんばれゴエモンとの繋がりがあったと私は予想する。

つまりは「本当に面白い物を作るためには富野監督が語るように正攻法ではダメ」という事である。
ようは「いろんな要素を試して攻めの姿勢でないと、ガンダム発想も頭打ちになるしすぐに文化が腐る」ということになる。
ある意味「ミニ四駆」においても同様の問題がある。
それは「ミニ四駆の遊び方の発想は少し前進したが、根本的な遊びの本質はミニ四駆がコースを走り出したころから変わっていない」という物である。
ある意味「ミニ四駆をミニ四駆たらしめているのがコースを走る事であれば、ミニ四駆の遊び要素が進化しないのも、そのミニ四駆たらしめている要素そのものである」という事だわな。

そう、「JCJCやOHCを走る」「大会コースを走る」というレース向けミニ四駆がその本質たる部分を持つのがその要素そのものであり、JCJCやOHCが進化しない以上、「ミニ四駆が進化することもない」というのが実論である(新しい技術を入れても、根本的な部分は古い技術であり、これはニュータイプではなくモデファイの域である)。

まあ、ミニ四駆ではこれだけど「では、ガンダムにおいてはどうだろうか?」と言えば「一番悪いのは誰か?」と言われたら「角川以外の何者でもない」と口をそろえて言うだろうな。
何故なら「角川は提供者(サプライヤー)ではなく商売人(バイヤー)だから」であり、ようは「漫画は儲けるための手段であり、自社のアイテムやガンプラが売れれば漫画が面白かろうがクズ漫画だろうか関係ない」というのが角川グループであり、「読者や視聴者に面白い物、新しい物をご提供する」という心づかいを微塵も感じない。

逆に「その愛が深すぎた」のが「90年代のコミックボンボン」であり、それ故に「コミックボンボンは2000年前後で死んだ」と断言できる。
2000年以降のボンボンなんて「ボンボンの体を借りた悪徳業者の本」としか認識していない。
要は「バイヤー本」に成り下がり、無価値になったから打ち切りにされたと当時の読者は思うからである。
これは「バイヤーは儲けることが仕事」であり、「サプライヤーは面白い・素晴らしい作品を視聴者・読者に提供するのが仕事」と考えているからである。

ある意味「昔のボンボンはサプライヤーだった」記憶しかない。
むしろ「サプライヤーに拘り過ぎたから、自らを犠牲にしていた」としか認識できんのよな。
故に、その当時を知る世代からすれば「角川の世になったガンダムやガンプラは面白い物が極端に減った」としか映らない。
その例が「ガンダムにロックマン要素を追加する」とか「ガンダムに格ゲー要素を追加する」とか「ガンダムにゴエモン要素を追加する」という物である。

ある意味「ロックマンXのパワーアップアーマー」のデザイン発想の一部も初代ロックマン系のスーパーロックマンと比べたら「ガンダムチックである」という認識である。
でも、サンライズから怒られていないし、コナミのインパクト戦のボスキャラだってガンダムっぽいのが出ても素でクリアできていた。
それこそ、ボンボンの「ハンゾー」に出てくる「学天則」においても「ガンダム・エヴァンゲリオン」等をモチーフにした物を使っても版権違反とは言われない事情があった。
本当に面白い物を作ろうとしたらこういう「仲介雑誌」を介する必要があり、「ガンダムに固執したガンダムエースでは確実に不可能」と判断できると思うわ。

今日はこんな感じです。
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