mixiユーザー(id:555665)

2021年02月28日23:53

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少年DASH

タブレットとはいえ日に2本映画を観るのは疲れるし切り替えがうまくないのであまりしたくない。

・ミニミニ大作戦(2003年版)


大仕事→仲間の裏切り→リベンジというテンプレストーリー。
緊張感、痛快さ高次元で同居したケイパームービーだが、印影の効いた撮り方、美しい風景、人物の表情が印象的なオシャレ映画としても高品質、おおよそカーチェイスには似つかわしく無い可愛くオシャレなミニが、道路を、地下鉄の駅から線路を、下水道から水路まであくまでもスマートに爆装する。
マーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ステイサム 、エドワード・ノートンといった錚々たるビッグネームがそれぞれ個性的、特に極悪でありながら小心者で女好きの子悪党を演じるのがノートンというギャップが堪らない。


・ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕

時代を考えると飛行宮の威容や海流などCGはいい出来ではないだろうか。
しかし完全巻き込まれ型のうえ、正義感以外に感情移入の余地のない主人公パーティー、筋が見えないまま話が進むため主人公パーティー同様に振り回される観客、いわゆるポケモンバトルがほとんど無いこと、そもそもルギアが敵でもなく、強大な敵に挑む主人公、という図式でもない。サトシやピカチュウが絶対的なピンチに陥るわけでもなく緊張感も薄い、ピカチュウはそもそも蚊帳の外、集まって来た世界中のポケモンたちはほぼ何もしない
本来ならメインヴィランというべきジラルダンだが、善悪に頓着が無いコレクターという珍しいキャラクターで明確にサトシ達の敵という訳でもないため、ヒロイックでシンプルな盛り上がりには欠ける。
それでもサトシを信頼しきったピカチュウたち仲間ポケモンの姿には熱くなるし、ルギアがサトシに語った言葉、そして最後のママの言葉は対称的ながら現代的な重みがある。
荒れた海を渡り洞窟を滑走するライド感に満ちてもいるので、意外と4DX向きかも。
しゃべるヤドキングを演じた浜ちゃんも、台詞のパターン少なく抑揚もない平坦なキャラということもあり違和感なし。
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