mixiユーザー(id:7385739)

2020年03月23日00:30

65 view

「フリッツ・ホンカ」「ミッドサマー」「犬鳴村」ほか

最近見たホラー、サスペンス系の映画をまとめて。

「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」
監督:中田秀夫 脚本:大石哲也 出演:千葉雄大、白石麻衣、成田凌

さすが、中田監督、けっこうえぐい場面を用意しているわい。(当然ボディダブル)
成田凌は、エキセントリックな役の方がいい。
サスペンスとしては上出来の方だと思う。それも、千葉雄大と白石麻衣がちゃんと、きれいに撮れているから。


「犬鳴村」
監督:清水崇 脚本:清水崇、保坂大輔 出演:三吉彩花、坂東龍汰、古川毅
やっぱり、清水崇は、雰囲気を盛り上げるために人を殺している。
物語上、たたられて死ぬべき人間が死なずにいて、どーでもいい人が死んでいる。
オリジナルなストーリーで、怖がらせる場面はさすがにいい雰囲気なのだけど。
「キャット・ピープルの呪い」だなぁ。


「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」
監督・脚本:ライアン・ジョンソン 出演:ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス

評判がいいので、見てみたが、ライアン・ジョンソンの映画はやっぱり、穴がある。
なんで???あれで謎解きが終わりなの???
テレビの「名探偵コナン」の方がよっぽどいい。
久々のジェイミー・リー・カーティスは元気だった。


「ミッドサマー」
監督・脚本:アリ・アスター  出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、 ウィル・ポールター

なんと、「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセンが出ていたそうで。
アリ・アスターも長い映画を撮る人だ。基本長回し。
でも、最初のエピソードが全然後半につながっていない。
あれなら、最初切って短くした方がいい。
評判はいいみたいで、派手なコスプレで有名な金沢美大の卒業式で、この映画のコスプレ(女王がみこしに担がれる)をやった人がいたという。


「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ」
監督・脚本:ファティ・アキン 出演:ヨナス・ダスラー、マルガレーテ・ティーゼル、カーチャ・シュトゥット

原題は「DER GOLDENE HANDSCHUH」。「ゴールデン・グローブ」
フリッツ・ホンカが毎日通う酒場の名前。ホンカは、70年代ハンブルクに実在した連続殺人犯。
ホンカの部屋のせまさがいい。カメラは一方向からの長回しで、ベッドルームは半分しか見えない。まあ、バスルームも狭いのだろう。だから、臭いが伝わる。
下の階のギリシア人の部屋との対比がいい。
一度ライターの火を貸しただけの美少女が、妄想の種になる。おち〇ちんと年取った娼婦の映画なのだ。
悲哀も感じるブラックなサスペンス。フリッツ・ラング「M」の雰囲気も感じる。
主演のヨナス・ダスラーは美男。メイク映像がUPされていたので紹介。


1 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する