私はマニアと言うほどではないものの、軍事を調べるのが好きです。
第二次大戦時、誘導兵器が未発達だった頃、
兵器の命中率は照準器の精度に比例しました。
特に直接照準兵器は精度が要求されるものが多く、
その調整は性能を左右するくらいでした。
製造過程での調整は特に慎重に行われたとの事。
それを象徴する写真がネットにありました。
ドイツの主力20mm対空機関砲の照準調整の試射場の写真。
試射場はトンネル。
横風の影響を避けるためと、
曳航弾のチェックのため光量が調整できるようになっています。
しかも弾道の差を見るために結構な高さです。
長さは400mもあるそうです。
砲本体だけを専用の固定具に取り付け、均等に調整できるようです。
珍しい写真だなと。
試射しているのは空軍兵士、20mmクラスとなると結構な威力なので
後ろからながら、緊張感が見られる写真です。
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