旧岩崎邸の工事が終わっていましたが、もうひとつ、5年半の修復工事を終えて、昨年の11月にリニューアルオープンしたのが旧東京音楽学校奏楽堂です。
東京都美術館の裏手にある二階建ての建物。
耐震工事とパイプオルガンの修理が行われたとか。
1階には小さな展示室がいくつかあって、音楽に関する資料が展示されています。
ブリュートナーピアノという由緒あるピアノらしいんですが、「ピアノの演奏はご遠慮ください」という掲示がありました。
ストリートピアノというか、誰でも弾いていいピアノが置いてあるところがありますが、そういうところで弾けたらカッコいいなと思います。
都庁の展望台にもありました。
ピアノの先生をしている友人がいるので、彼女を連れて行って弾いてもらえばいいんですが、自分でも人前で恥ずかしくない程度に弾けたら素敵だなと思います。
(追記)
テレビで、音符も読めない、ピアノも触ったことのない漁師のおじさんが、フジコ・ヘミングのカンパネラを聴いて感動して、その日から独学で毎日8時間練習して7年間かけて弾けるようになって、最後はご本人の前で演奏するというのを見ました。
その演奏は見事で感動的でした。鳥肌もの。フジコさんも、よく素人がここまで、と驚いていました。カンパネラはプロも敬遠する難曲なんだそうです。
その人は指で覚えたので他の曲は全く弾けないそうですが、人の可能性を実証してくれました。希望が湧いてきたぞ。しかし、一日8時間とは・・・
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