北条司原作漫画「シティーハンター」が、フランスでまさかの実写化!
北条司原作漫画の実写化といえば、藤原紀香、内田有紀の主演で「キャッツアイ」が映画化されていました。
その作品については…、コメントを控えさせていただきます。
漫画が実写化されると、熱烈なファンからの「これじゃない!」という批判がつきもので…。
さてこの作品は?
あくまで個人的な意見ですが、「漫画の実写化作品」としてとても良い!
原作漫画のファンだという、主役と監督を務めたフィリップ・ラショーの敬意と熱意が、見ていてとても強く伝わってくる。
フランス映画の独特なユーモアは正直なところ微妙でしたが、見ていて原作漫画を読んでいるような感覚で、とても楽しい。
特に、香を演じたエロディ・フォンタン。
フランス人なのに、表情や仕草が「原作漫画の香」を見ているような錯覚を覚えました。
もう一人挙げるならば、ファルコン(海坊主)を演じたカメル・ゴンフー。
どこからどう見ても、完全にファルコン…。
作品冒頭の獠とファルコンの格闘シーンは、ウケましたw
スタイリッシュなアクション、下ネタ満載なのに大人のウィットを感じさせるユーモア、原作漫画の根底にあるシリアスな人間関係の描き方が絶妙なバランスで、見ていて飽きさせません。
らんま1/2、ゲーム「ストリートファイター」のキャミィ、キャプテン翼、「ドラゴンボール」の亀仙人など、どこかで見たことがある小ネタが楽しい。
どこで出てくるのか?は見てのお楽しみ^ ^
監督の日本の漫画へのリスペクトですね。
上映時間は約90分ほどで、気軽に見られます。
「シティーハンター」の実写化なんて絶対無理だろ⁈
…と、思っている人には是非見て欲しい。
面白かったw
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