一昨日の日記に書きましたように、近所でご不幸がありました。
亡くなったのは、1軒置いて隣の家の方で、享年84歳でした。
そのお宅と我が家は、亡父が現在の場所に居を構えてからのお付き合いですから、
65年は経過している事になります。
僕が小さい頃から面倒を見てもらっていました。
亡くなった方には、2人の弟さんがいました。
そのお2人にも遊んでもらった記憶がありますが、
既にそのお2人は鬼籍に入られています。
亡くなった方のご両親も良く覚えています。
僕の長男が小さい時、姿が見えなくなって、どこに行ったのかと思ったら、
そのお宅に上がり込んで、その方のお母さんとお茶を飲んでいたと、
同居人が笑っていたのは、昨日の事のようです。
お父上が亡くなった時は、ご自宅で葬儀を行い、とても暑い日だったと記憶しています。
お母さんの葬儀がどうだったかは覚えがありませんが。
亡父の葬儀の時もお世話になりました。
当時は、弔いがあると、組内の人が色々手伝うのが普通でした。
市役所への死亡届などを出して頂いた記憶があります。
亡父の通夜は自宅で行い、葬儀は市の斎場で行いました。
今は葬儀社が何でもやってくれますが、当時は組内で色々やるのが普通でした。
同居人が旅立った後、2か月後に、その方の奥さんも旅立たれました。
病気は同じ卵巣癌でした。
そのような事から、顔を合わせると、世間話をする事が多くなりました。
その方には、2人の娘さんがいます。
お2人とも独身で、宇都宮市内の別の所に住んでいます。
今年の夏は暑さが厳しかったですが、
先月の上旬頃から、食欲がなくてとおっしゃっているのが気になっていました。
お盆の時に、娘さん達が五月蠅く言うので、
少しの間向こうに行っているとおっしゃっていました。
8月24日に、近所の医者に来たついでに少し荷物を取りに来たと、
娘さんの車の中にいたので、話をしました。
その時の感じでは、顔色も良くなったようなので、安心しました。
今月に入って、娘さん2人が我が家に来て、
持病の心臓が悪化して、緊急手術を受けたと話してくれました。
僕だけには知らせておくようにとその方が言っていたとの事だったので、
僕も隣近所には黙っていました。
その後、再度の手術を受けたとの連絡を頂いていましたが、
治療の甲斐なく15日の未明に旅立たれてしまいました。
昨日、お通夜があり近所の人と連れ立って行って来ました。
故人には妹さんがいて、その方と何年振りかでお会いしました。
通夜の後、娘さんに食事をして行ってくれとかなり強引に言われたので、
近所の方とご馳走になって来ました。
今日の葬儀にも、僕は行きますと言ったので、
出来れば骨上げにも出で欲しいと娘さんに頼まれました。
普通火葬場に行って骨上げするのは親戚だけが多いですが、
頼まれれば仕方ないと思い、葬儀の後、火葬場まで行って骨上げして来ました。
待っている間、色々な思い出話が出ました。
娘さんは、小さい頃我が家にいた犬を見に来るのが好きだったと言っていました。
僕は彼女たちが犬を見に来ていたのを全く覚えていませんが、
当人だけが、よく覚えているという事はありますね。
長いお付き合いですから、色々ありました。
少し気おくれしながら火葬場まで行きましたが、
行って良かったと思いました。
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