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2019年05月23日16:59

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関東よりは近い

大沢在昌の『走らなあかん、夜明けまで』を読んだ。

東京から出張でやってきた東京人が、
ディープな大阪でひと晩奮闘する話である。

以前に関東人・海堂尊の大阪弁がひどかったという話を書いたけど、
大沢の大阪弁会話文はなかなかのものだった。

けどね、ちょっとやっぱりひっかかるんよ。

「わいは生まれも育ちも大阪やけど、日本人やない。韓国人や。
 奇妙なもんやで。生まれたのも育ったのもその国やけど、
 その国の人間やないっていうんは。
 だからこう思っとる。大阪者(もん)や、て。
 日本人とか韓国人とか関係あらへん。大阪者や」

いいこと書いてるけど微妙な言い回しがね。

で、調べてみたら、
関東者じゃなかったけど、
名古屋出身やて。

やっぱりなと納得。

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