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2019年02月05日00:02

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ふ…フェイクレザー

2019年02月04日 10時01分
北陸地方で春一番 2月4日の解禁初日に観測

金沢地方気象台は2月4日、北陸地方に「春一番」が吹いたと発表した。2018年より10日早い観測。
1993年の九州地方と並び、平成史上で最も早い観測。

春一番は、立春から春分の間、最初に吹く強い南風を指す。

平成以降で最も早い「春一番」は、2013年2月4日、鹿児島地方気象台で観測されたもの。2019年の立春は2月4日で、解禁初日に観測された「春一番」は2回目となる。

ちなみに東京地方気象台で観測された最も早い「春一番」は、1993年で2月6日。
2018年は3月1日だった。今年はまだ。
関東は「春一番」の発表なし 南風は東京都心まで届かず。暖かい日だったけどね。

先日、カミさんがコペ子の助手席に乗った時、コートに長マフラーぐるぐる巻き、まるで中東のゲリラか難民のようだった。

いや、そんなに寒くないだろ…

と、言うわけでコペ子パッセンジャー用のジャケットを入手。
フライトジャケット(flight jacket)は、航空機に搭乗するパイロットおよびクルーが着用する上衣(ジャケット)。当初は高々度飛行のための防寒性能が求められた。

こないだ駅で小柄な女性が羽織っていたのを見かけたが、これが格好良かった。
レディスサイズなんかあるんだ…と探したら出てきたのがこれ。

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アルファ・インダストリーズ (Alpha Industries)
アメリカ合衆国のアパレルメーカー。

https://photo.mixi.jp/view_photo.pl?photo_id=2299097160&owner_id=258708

概要
アメリカ軍に納入するフライトジャケットの製造からビジネスをスタートし、アメリカ国防総省に4千万点以上の納品実績を持つ。
MA-1、M-65、N-3B等のミリタリージャケットが有名。
但し、現行販売されている商品は政府規格(ミルスペック:Mill-Spec)と異なる民間向け商品が大多数を占める。
日本国内においてはエドウインがライセンスを保有しビジネスを展開している。

1986年に放映された映画『トップガン』の影響で、黒いMA-1が日本で大流行したことがある。

設立 1954年
外部リンク
ALPHA OFFICIAL WEB https://alpha-usa.jp/shop/default.aspx

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B-3 フェイクムートンジャケット
素材:表側:合成皮革
裏側:(ボア)ポリエステル 100%
別布:合成皮革
原産国:中国

タウンユースにも映えるライト仕上げのボマージャケット

上質なフェイクムートンで軽い着心地に仕上げたB-3フライトジャケットです。
袖先までボア素材を使用した暖かなライニングの叶える保温性と、ベルト留めの
ついた襟元やテープ補強されたカフスで高める防風性で寒さ対策も万全。
従来のディテールを踏襲したデザインを着こなしやすく現代風にカスタマイズし
た1着です。

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で、なんか軽くて小さくて可愛い。
実は私が持っているフェイクムートンジャケットと同一ブランドだった。

真ん中のは一応軍用レプリカのリアルムートン。(重い)

重いリアルムートン嫌がってたし、これで良いのだ。

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表示の通りフェイクムートンだが、表皮の部分は質感も高く、大変良く出来ている。
流石に羊毛部分は近くで見ると本物とは全く見た目が違うのだが…

このスタイルのジャケットをボマー(Bomber:爆撃機、爆撃手の)と呼ぶ。
元は軍用デザインである。正式にはType B-3と言う。

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冒険者たちでアラン・ドロンが羽織っていたのもこれ。
作中設定は、パイロットだったマヌー(ドロン)が大戦から帰還した時に持ち帰ったという感じかな?

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B-3は戦争映画にもよく登場し、WWII欧州戦線における米軍B-17重爆撃機とその搭乗員たちの活躍を描く『メンフィス・ベル』などが有名。
但し搭乗の将校たち(機長、副操縦士、航空士、爆撃手)4名はA-2を着用、残りの6名の下士官たち(航空機関士と各銃手)がB-3を着ている。(写真は実際のMemphis Belleのクルー)

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A-2は通称「フライング・タイガー・ジャケット」と呼ばれるが、これはLLビーンによるA-2の原型のデザインに近似させたものが起源。
A-1の後継モデルとして1931年に夏季用フライトジャケットとして制式採用され1945年まで使用された。その後、1980年代に復活採用されている。

これも良くボマーと呼ばれるのでどっちのボマーかの確認は必要である。
このA-2は、映画『大脱走』の中で「バージル・ヒルツ大尉」役のスティーブ・マックィーンが着ていたのが印象強い。
普通の人に「革ジャン」と言ったら、多分この形の方を思い浮かべる。

B-3の方は1934年に制式採用され、とにかく耐能を優先させたフライトジャケット。
B-3の機外適応温度は-30℃から-10℃まで(Heavy Zoneと分類されるらしい)。
こ寒さを防ぐために、羊皮革(ムートン)の表面の毛皮を内側に向けることで保温性と耐寒性能と着心地を確保したジャケットである。

軍用ジャケットはそんな過酷な状況で着用するための仕様(ミル・スペック)を満たす物なので、実は地上で着るにはオーバースペックも良いところ。
重いし暑いし、動きにくいし。

真冬のオープンカー程度の環境(Intermediate Zoneに分類される)では、フェイクジャケットでも充分オーバースペックなのである。

実際リアルムートンとフェイクムートンの保温性、坊風性能、耐寒性能は地上のオープンカーレベルでは殆ど変わりがない。逆に軽く柔らかいフェイクムートンの方が着心地に優れる。
(もっとも私が持っているリアルムートンの方もミル・スペックとはほど遠いデザインレプリカのパキスタン製だが)

ちなみに革等で作られているのはA-1、A-2。B-1〜B-7、D-1、G-1(※)辺りまでで、それ以降の物は綿やMA-1に代表されるナイロン製になっている。
(※あの“TOP GUN”でトム・クルーズが着ていたあれ。制式採用は1947年頃で80年代まで使われたらしいので、多分これが最後の革ジャン。。A-2にボア襟を取り付けた様なデザインで、脇部分のアクションプリーツなどが特徴。)

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お馴染みナイロン製のType MA-1は、WWII以降、多くの軍用機の飛行高度がより高くなり、フライトジャケットに付着した水分が氷結して搭乗員の活動の妨げになるようになった。そこでの革製ではなくナイロン製のフライトジャケットを開発、1950年代初頭にB-15シリーズの後継モデルとして米国空軍が採用した。
革製飛行帽からハードシェルヘルメットに移行したので襟も邪魔になったのであった。
使用範囲はIntermediate ZoneなのでA-2よりも耐寒性能が高いと言う事になる。

米軍が制式採用したフライトジャケットは、その性能(特に防寒性能)、機能、任務の目的毎に5つの「ゾーン」タイプに分類されている。

1.VERY LIGHT ZONE 30℃〜50℃(M421・J7758など)
2.LIGHT ZONE 10℃〜30℃(L-2系・A-1・A-2など)
3.INTERMEDIATE ZONE -10℃〜10℃(B-10・B-15系・MA-1・B-6など)
4.HEAVY ZONE -30℃〜-10℃(B-3・B-9・N-3Bなど)
5.VERY HEAVY ZONE -50℃〜-30℃(B-7・B-9・AL-1など)
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