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2018年12月21日15:33

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ぐぁんだむ

今週は忘年会のピークだった。

月曜日は職場の気の合う連中と蕎麦屋で黒霧を呑んだ。

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昨日の木曜日はその職場の公式な忘年会だった。

皆で刺身やら鍋やらを突っついて、黒霧を呑んだ。

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で、一次会の後、気の合う連中で誘い合ってこの間の蕎麦屋に寄って、またしても黒霧を呑んだ。 魔の黒霧責めだ。

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で、今日はバテバテになるのが見えていたので、年休を申請しておいたのだ。

なので、忘年会のことを日記に書く。

といっても黒霧会のことじゃないよ。 火曜の晩に総帥、巨乳派と忘年会をやったんだよ。 この秘密組織が会合を持つ場所はここに決まっている。

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そこで例によって白のマグナムボトルで乾杯して

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カタツムリやら水牛の乳のチーズやらチョリソーやら堅いパンやらをかじって

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パスタやら辛味チキンやらピザやらドリアっぽいのやらもパクついて

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赤のマグナムも入れて

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ニュータイプのヘーゼルナッツで締めたのだった。

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で、我々の会合はこういう飲み食いだけということは原則としてない。

新作鑑賞会が必須だ。

「この楽天地って、ひと昔前はピンク映画をやってたんじゃないか」

「なんつっても錦糸町だからなあ」

「映画を見てナニする気を高めるパターンだな」

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それが今はこういう風に装いを変えているのだ。 4階のTOHOシネマズで新作映画を見て、2階のサイゼに入って反省会をやる。 我々に絶好の施設となっているのだ。

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今年の締めの作品として我々が選んだのはこれだった。

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機動戦士ガンダムNT

NTはNARRATIVE(物語)の略称であると同時に、ニュータイプということも意味しているらしい。


最初、僕は二の足を踏んだ。

僕と総帥、巨乳派の二人との間には4〜5才の年齢差がある。 今となっては中年ヲタクとして世間の冷たい視線を避けつつ秘密結社を組む仲間なんだけど。

この年齢差には深くて広い異世代の河が流れていて、それを象徴するのが1980年代を席巻したガンダムなんだよ。

その当時、僕はサラリーマンの駆け出しの大阪の独身寮生。 残業、残業でそれでも夜になると飲む・打つ・(たまに)買うに明け暮れていて、アニメどころじゃなかった。 だいたい寮の部屋にはテレビがなかった。

波動砲は知っていても、ファンネル?なにそれの世代なのだ。

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これに対して二人はその80年代にヒマヒマ星人な学生生活を謳歌してるんだよ。

要するにこの人らと同世代。

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なので、彼らは庵野秀明や島本和彦と同様にガンダムにハマった。

その後連綿として作られ続けているシリーズも見続けている。

この連綿が曲者でね。 ちょうどこれと同じだ。 最初からずっと見続けているトレッキーと呼ばれる種族向けに新作が作られる。 そうでないトーシローには意味不明な展開になってしまう。 

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で、僕はガンダムの最初の頃を見てなくて、その後もずっと触らないようにしてきたもんだから、ブラックボックスの領域がどんどん広がってしまってるんだよ。


しかし、今回はよい機会だと思った。 あれだけ世の多くの人たちを魅了して、ガンプラなんていうものも未だに作られ続けている。 

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先日シャンソン界の巨匠が天に召されたときなんか、わが日本ではこっちの中の人の訃報だと勘違いした者が現れたほどだ。

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なにか惹くものがあるのであろう。 それを見極めてやろうではないか。


で、にわか勉強した。 今どきは便利だね。 ガンダムでググるといくらでも出てくる。

ふむふむ、NTは機動戦士ガンダムUC以降の世界を描いているのか。 UCのキモはラプラス事件であるのか。 ラプラスの悪魔っていったら、つい最近、青ブタで原理は解説してもらったぞ。

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さらにガンダムの起源についても調べた。

ふーん、やっぱり企画のベースはこいつのヒットにあったのか。

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なるほど、それにこの古典を加味したんだなあ。

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やあ、最初はロボットものの予定じゃなかったのがスポンサーの意向で変えたのか。

そういえば、総帥が無駄に合体シーンが多いのは玩具を売るためだと言ってたな。

へえ、売れ線にするために身長をこいつと同じ17メートルに設定したのか。 さすが永井豪師、ガンダムにまで影響を及ぼしてたのか。

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やあ、タイトルはペキンパーのこれを参考にしたのか。 アリー・マッグロー、イカシテたなあ。

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これでガンボーイがガンボイになって、さらにこれが決め手になってガンダムか。

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「ンのはいった四文字のタイトルの作品は当たる。」というジンクス。。アハハexclamation

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こうして見ていくうちに、ガンダムはなんだか馴染みのある世界に思えてきたのだった。

で、錦糸町に繰り出したわけだけど。 結果は。。 感想を一言でいうと。

フンガー、フンガーだった。

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いや、個々には出来たシーンもあったんだよ。

この女子なんかわりかしキャラが立ってたし。

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でも全体としてはねえ、そもそも長すぎるだろ、空中戦という感否めず。

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ということで、僕の評価は。。 61点exclamation  くらいだった。

でもまあ、それはひとえに一夜漬けで臨んだ私の自己責任である。

やはり少なくとも前作のUC(ユニコーン)くらいはきちんと目を通して、第二次ネオ・ジオン抗争の終結から3年後の宇宙世紀0096年に何が起きたのか、ラプラスの箱の正体、ニュータイプとサイコフィールドの連関などを押さえてから臨むべきであったのだ。


ということで、相変わらずサイゼでヲタク話が盛り上がって、美味しく呑んで食べてで。

愉快な忘年会だったよ。

締めはガンダムの原型になったと伝えられる70年代の大ヒットCMソング。

マンダム CM (1970年) チャールズ・ブロンソン 男の世界


https://www.youtube.com/watch?v=Nabxi5DGmvg
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