下北沢と大和

近鉄生駒駅のように、同じ会社であっても、
乗り換えるために中間改札があるケースがありますが、
逆に、会社が違っても乗り換えるのに改札なしで通り抜けられる駅があります。


いくつかあるのですが、
そのうちの二つが、乗り換え改札が設置された、
あるいは改札を分離する予定があるとのことです。


一つは神奈川県にある大和駅。
小田急江ノ島線と相鉄本線が交差する駅ですが、
かつては乗り換えには中間改札がありませんでしたが、設置されました。
理由は、相鉄が将来的なＪＲや東急との直通を控え、乗車経路を明確にするためだそうです。


もう一つは下北沢ですが、
かつての大東急の名残もあって、
京王井の頭線・小田急小田原線の乗り換えも改札を通らずに行えました。
しかし来年３月をめどに改札を分離するそうです。


ただし、ともにＩＣカードの普及により、乗客への負担が軽減されたということもあるかと思います。
また経路が明確化されることにより、改札機で処理するデータを軽減するメリットもあるようです。
（近鉄生駒駅に中間改札が存在し続ける理由は、かつてはキセル防止が主でしたが、今はデータ処理の軽減が主のようです。）