見たかったのは、「南方熊楠−100年早かった智の人」という企画展。科学博物館の企画展には二種類あって、D51のほうから入る別料金のものと、常設展の中で見られる企画展で、今回は後者のほう。あ、読み方は「みなかたくまぐす」ですよ。
南方熊楠という人は博覧強記で知られていますが、柳田國男とか稲垣足穂とか澁澤龍彦とか、マニアックな専門家というか、ある分野の膨大な知識量の持ち主というのは気になりますねぇ。
アメリカやイギリスにも留学して、文献から膨大な抜書きをしてキーワードで整理して再構成するというやり方は、今わたしたちがインターネットを使ってやっていることを一からひとりでやっているのがすごいです。
字なんかも細かくギッシリ書き込んでいてイメージ通り。
この博物館はお子さんが多いんですが、この南方熊楠の展示のところは大人ばかりで混み合っていました。こんなに人気があるとは思わなかったなぁ。
この企画展は日本館のほうでやっているんですが、折角ですので地球館の方にも足を延ばして、零戦のところに行って挨拶して来ました。
これでもわたし、一応、パイロットなもんで。
ログインしてコメントを確認・投稿する