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2018年01月20日08:36

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蓼科山365日 縄文の花

最近時々新聞のニュースなどでビックリするような記事を目にすることがある。
それは生命の神秘です!

自身も以前、友人より「ツタンカーメンのエンドウ豆」の種をもらった。
エジプトの王家の谷から発見されたツタンカーメンのお墓の中らから発見された「えんどう豆」、
4000年も前にファラオも食べていたのだろう。4000年眠りから目覚め発芽したのです!

実際畑で蒔いて育てました。芽が出て成長していくにしたがって、全体が赤紫っぽく不気味な姿になり、実もつけた。エンドウ豆ご飯にしたところ、赤飯のように赤紫色の神秘的な色に染まった。

日本でも、縄文の遺跡から発見された草花(シロザ、トウバチ)の種が発芽して花を咲かせ、現代の我々をビックリさせる。二千五百年も土中で眠り続けた「縄文の花」は我々に太古の物語を語ってくれる。

「菜根譚」の一節に、「草木わずかに零落すれば、すなわち萌頴を根底に露わす....粛殺のうち、生々の意、つねにこれが主となる。すなわちこれをもって天地の心を見えるべし」とあり、草木を枯らす厳寒の季節でも、生命の芽生えがある。そこにこそ天地の心を見る、という意味だろうか。

一粒の種に何千年も生きうる神秘的な生命力が潜んでいる、何とも不思議なことだろう。




森の人
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