絶望の防波堤なら認めても良い

■ヒルクライムのＫＡＴＳＵ、大麻所持容疑で逮捕
(朝日新聞デジタル - 12月01日 18:45)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4884825

てーか、たかが「大麻所持」だろ。務所とか抜かしてる人、アタマ大丈夫か？良くて「不起訴＆罰金」、悪くても「執行猶予」が相場だよ。営利目的に栽培や販売してたら話しは別だけどね。

まあ、日本もグローバルスタンダードで、アメリカの新自由主義経済右倣え続けて、格差や貧困が増えてもお構いなしのアベノミクス続けるならば、米国同様に、「大麻解禁でも遣れば」だよ。

教育勅語を叫ぶ異常な園児に涙した首相の奥さんも、医療用大麻畑手伝ってたくれーだしな。

ま、この記事に接して、最初に俺が感じたのは、「この人、酒飲めなかったのかな？」だった。

意外と知られてねーコトだが、大麻って、「アルコールと同じ、酩酊剤に分類される」んだよ。要は「酔っ払うもん」なんでな。

ドラッグって、大きく分けて３つに分類されるね。

ひとつはこの「酩酊剤」っての。酒や大麻の他には、阿片かなあ。で、それ精製したのがモルヒネ。次にそれを漂白したのがヘロインさ。

ま、ぶっちゃけ、「大麻以外は、肉体的依存症に為り易い」ね。酒飲みながら、この日記を書いてる手前が抜かすのも何だが、「ヘロイン注射しても死なねーけど、アルコール打ったら死ぬ」のでな。

で、ふたつめが「覚醒剤」な、所謂日本のシャブは、海外では「スピード」とか称される。類似のもんでは、コカインか。こっちは、「精神依存性が高い」と云われてるので、肉体依存と異なり、「物理的に遠ざけても難しい」よ。何年服役させても、「出たら遣る芸能人」は、まるで紅白の常連歌手みてーに多いから。

因みに、「目が覚める」って意味では、カフェインもチョコレートも煙草も、これに含まれるって説も有るよ。

みっつめは、「幻覚剤」・・・こいつは、ナチュラルなのだと、チョウセンアサガオやマジックマッシュルーム、有名なのはLSDな。脳味噌のどっかいじくって、光の三原色に過剰反応させたり、音が見えたり、違う世界が広がったりだが。

他には、所謂「危険ドラッグ」とかの、ケミカルなのが有るけど、俺はこの手のもんは、シンナーや都市ガス同様に「代用ドラッグ」と捉えてる。

・・・一応、手前は、若い頃海外で、「代用ドラッグ以外の大半の薬物は、注射で打つもん以外は、全部経験した」のでなあ。

酩酊剤に関しては、今も一切依存症は無く、「たまに海外行ったら、吸ってみてえよな」程度。同じ効果は、毎晩の晩酌で得られるから。但し、毎晩、日本酒を一升くれー飲んでるが。

てか、俺、大麻だけに限定するれば、「オキソン」や「アフガンゴールド」とかの、樹脂大麻のブランドどころか、「大麻に水溶性ヘロインを吹いて乾燥させたの」とか吸ってたけど。

覚醒剤は、注射が怖いのが幸いしたと思うよ。今は、コーヒーをブラックで一日10杯、あと煙草は、一日にハイライトを80本くれーか。

幻覚剤は、実は、最近迄フラッシュバックってな、後遺症に悩まされて来た。LSDだとショッキングピンクとかのライトなのでねーで、マイケル・ドーツって結晶齧ったりしたもんでな。

30年近く、「突然夜空がピンク色に為ったり」だったりで、運転中とかかなり厄介だったからねえ。

だからからな、個人的には、欧米同様に「大麻くれー解禁しても良い」と思うんだよ。

これも事実だけど、黄色人種の4人に1人は、生来「体内にアルコール分解酵素を持たない」のでな。

しかも、この頃の「何でも即戦力で、折れない心の持ち主で、ついでに高コミニュケーション能力を、薄給で長時間で、おまけに何時クビにされるか判らん派遣やパート迄、株主配当最優先で、手弁当で求めるって究極の自己責任論で強いられる社会の到来」だぜ。

これで、精神的に病まねー人が出ねえ方が、寧ろおかしい・・・そして、病んじまった人に、手助け出来る人が周囲に無く、辿り着いた先が生活保護だと、医療機関に拠っては、「取りっぱぐれがねーと云う理由だけで、その人をクスリ漬けにする」のでなあ。

恐らく、この手のクスリは、大麻とかに比べれば、ケミカルなぶん、「ずっと依存性が高い」と思う。

だったら、米国同様に、「その前に一服する自由」くれー有っても良いよ。

総理大臣や芸能人とか含めて、「ラクして儲かる職種の大半は、世襲」なんだ。

「夢」だの「遣り甲斐」とか、無意味な精神論で」洗脳したって、「最初から人生のスタートラインが100ｍ後ろに置かれたら、安倍や麻生みてえに、親の資産で、ゴール前1ｍのやつには勝負のチャンスすら皆無」でなあ。

ならば、せめて「自堕落に生きたり、破滅する自由を、社会が容認して欲しい」と、切に願うぜ。

あ、そうそう、この記事の話題に戻るけど、このヒルクライムは、小林幸子女史以降の「郷土の誇り」かもな。「春夏秋冬」は、CDで100万枚も売れたそーだ。

最初は「泉谷しげる」のを想像したけど、カーラジオで何度も聴いたせいか、「優しい良い唄だなあ」と。

願わくば、「これを理由に、放送や発売禁止とかして欲しくねえ」よ。

世界の大半の国じゃあ、「作品と個人は別」って、当然の分別が存在してる。ボブ・マーリィもジミ・ヘンドリックスもストーンズもピストルズだって、「ヤク絡みで誰か死んだり殺されたりしても、楽曲は今も大勢の人達の耳に届いてる」のだからさ。