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2017年01月04日15:41

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塗装屋稼業

今日も日差しが心地よい日本晴れだった。

で、僕は正月休み最大のミッションを敢行した。 ウッドデッキのペンキ塗りだ。

毎年、年始年末休みのどこかでやるのが僕の仕事になってるんでね。

デッキに陽のあたる午前中が勝負だ。

で、僕はいつもの休日より早起きして準備を整えると、9時前には作業に着手した。

BGMは近所の中学校から響いてくる吹部の練習音。

こういう子らが一生懸命鳴らしてるんだと思うと、心が和んだよ。

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しかし、ほどなくしてしんどくなった。

油性のペンキって、ねばっとして粘着性がやけに強くて、なかなか思うように刷毛が滑ってくれないんだよ。

昔のサイケの時代にボディーペインティングなんてのが流行ったけど、あれは水性のマジックかなんかを使ってたんだろうな。

油性だったら命にかかわってたはずだ。

ちょうどあれだ、007/ゴールドフィンガーの金粉女殺しだ。

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しかも、かがんで刷毛をふるってると、腰と膝がねえ、すぐにガタがくる。

昔の田植えってのはほんとに重労働だったんだろうなあということが身に染みたよ。

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そうこうするうちに、見るに見かねたか、カミさんが助っ人に参戦してくれた。

「なんか、ちまちまやってるわねえ」

カミさんはドバっと刷毛をペンキのバケツに浸すとシュパッと塗りたくった。

ドバッ!シュパッ! 僕の倍のペースで作業が進捗する。

で、ほどなくして、じゃあ、あとはお願いね、と家の中に去っていった。

で、僕はまた一人黙々と作業に励んだのだった。

ようやく全作業が終了したときには12時になっていた。

やったぜ!


しかし、問題が残った。 手にペンキがつきまくり。

ビニール手袋をすればいいのはわかってたんだけど、まあ大丈夫だろうと素手でやっちゃってたもんで。 

最初は気をつけてたんだけど、いったんペンキがはねると、あとはどうでもよくなっちゃって。

終わってみたら、両手が人か魔かみたいになっちゃってたんだよ。

もう、お前はマタンゴかあ!の世界。

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洗面所でごしごし洗ったんだけど、油性のペンキってのはツワモノでねえ、まったく取れない。

まったくもって、よつばちゃん状態に陥って途方にくれてしまったのだ。

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で、カミサンに相談したら、一発で解決してくれた。

マニキュアの除光液なら消えると思うわよ。

で、その魔法の水をかけたら、みるみる油性のやつが取れていった。

で、そのままにしとくと手が荒れるわよということで。

馬油(バーユ)を貸してもらって、手に塗りたくった。

女の人はいろいろ便利なものを持ってるねえ。


で、玄関で一服つけて、仕事の成果を一望した。

つやつや光るウッドデッキが眼前にある。 う〜ん、満足。


で、その頃やっと起き出してきた次男と三人でテーブルについた。

今日のお昼は生協の薄いピザ3種。 マルゲリータとクワトロともう一種のなんか。

僕はこのときのためにとっといたプレミアムモルツの喉越しを味わった。

美味かったねえ。 

気分はもう矢沢の永ちゃんだったよ

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最後は来年の塗装業に向けた僕の備忘録。

ペンキはカンペハピオの2ℓ缶と1ℓ缶。 チョコレート色。
今回はこれをちょうど使い切った。

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ペンキはあくまでたっぷりドバッツ!そしてシュパッ!と塗る。

それとビニール手袋は必須。 それでも手にはねたら除光液と馬油。

これでミッション・コンプリートだ。
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