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2016年06月05日02:00

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通勤路の花々シリーズ246　桃色蒲公英(ﾓﾓｲﾛﾀﾝﾎﾟﾎﾟ)

　被子植物門双子葉植物綱キク目キク科　Crepis rubra

　イタリア半島南部・バルカン半島を原産地とする一年草ですが、越年する場合もあります。日本では大正時代（1912～26）の初めに園芸用として導入され、東京都で野生化が確認されています。
　茎を傷つけると乳白色の液が出ますし、綿毛に大量の種が出来るので、千本蒲公英（ｾﾝﾎﾞﾝﾀﾝﾎﾟﾎﾟ）の別名もありますが、タンポポ属ではなく、クレピス（ﾌﾀﾏﾀﾀﾝﾎﾟﾎﾟ）属です。属名のクレピスは、サンダルの事ですが由来は不明です。
　草丈は30～50㎝になります。葉は根生葉で羽状深裂の形状を呈し、葉や茎に毛はありません。本州中心部での花期は５～６月で、白桃色の舌状花が咲きます。白花タイプもあります。
　花言葉は「暖かみのある心」です。