mixiユーザー(id:26661862)

2016年04月24日13:41

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そもそも首相の現地入りって必要か?

現地に行かないと「被災地に冷たい」とか言い出す向きがあるから仕方のない話であるが、
実際のところ非効率そのものでしかないんだよなぁ。

これが陛下みたいに「実務を封じられた方」が行うなら構わないのだけれども。

まず首相の現地視察、といっても当然事前に現地スタッフが安全性など様々な要素を
チェックして、問題ないと判定した個所を選定し、訪問先とする。

であれば、その際の調査結果をまとめて報告すれば、往復とか余計な時間を掛けずに
同じ程度の情報は入手できる。

更に言うと、首相クラスが現地入りすればそれなりの人員が随行することになる。
その人たちが首相に付き従う代わりに個別に視察・調査して報告すれば、
首相が一日程度決められた訪問先を訪れるより、遥かに多くの個所を調査できる。

良く「現地の生の情報を得ることが大事」とか言い出す人がいるけれど、お忍びで江戸市中に
紛れ込む暴れん坊将軍でもあるまいし、現地スタッフのフィルタリングを通す以上の情報なんて
得られるわけがない。

となると、「首相の現地訪問」という行為って「中央政府は被災地に関心を寄せてます」とアピールする以外ほとんどメリットがない。
※十数人程度の被災者に直接会って元気づけるなんてのは、首相のやるべき仕事ではない。

だが、厄介なのはアピールを効果的にするためにマスコミ等を用いて積極的に情報発信する必要があるのだけれど、情報発信したらしたで今度は「政治利用だ」と叩かれる始末。

なんとも面倒な話だこと。

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■安倍首相、地震後初の熊本入り 岡田代表も益城を訪問
(朝日新聞デジタル - 04月23日 12:45)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3961550

 安倍晋三首相は23日、熊本地震で被災した熊本県南阿蘇村を訪れた。午後には熊本市や同県益城町での視察も予定している。首相が地震発生後に被災地を訪れたのは初めて。

 首相は午前9時過ぎに自衛隊のヘリコプターで南阿蘇村に到着。「危険な現場での大変な救助・救命活動に感謝し、敬意を表したい」と、救出作業や安否が分からない人の捜索に当たった警察官や消防隊員、自衛隊員らをねぎらった。

 その後、約100人が避難する村久木野総合福祉センターを訪問。「元気になられてくださいね」「困ったことがあれば言ってください」などと住民たちに声をかけて回った。

 首相は当初、14日に益城町で最大震度7を記録した地震を受け、16日に熊本県を訪れる予定だったが、同日未明にマグニチュード7・3の「本震」が起きたため延期していた。

 この日は民進党の岡田克也代表も、熊本県の被災地に入り、まず益城町で避難所となっている体育館などを訪れた。一人一人に声をかけ、家屋の状況や支援物資が行き届いているかなどを確認。「頑張ってください。住む所を確保します」などと激励した。岡田氏はこの後、熊本市も訪れ、熊本城などを視察する。

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