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2015年09月01日04:54

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グラウンディングと鉄 その 9 基礎代謝という種火

 ここ数日、ミトコンドリアの話を続けてきましたが、ミトコンドリアと音、周波数という本題に入る前に、もう少し、生理学的な話を続けさせていただきたいと思います。むずかしい話についてきてくださっている読者のみなさん、もうしばらくしんぼうのほどを……。

 ミトコンドリアの話を続けてきたのは、細胞の中の細胞とも言える、このエネルギー発生器、ダイナモのことを少し詳しく知っておくことで、人間における“赤”の領域、生の根源的なエネルギーにまつわる話題にかなり具体性なイメージを与えてゆくことができるのではないかと思っているからです。

 詰まるところ、エネルギー、バイタリティ、活力があるとかないとかいう課題は、生理身体的には、このミトコンドリアの発電力、生体エネルギーの単価であるATPを生みだしてゆくパフォーマンスの出来不出来に帰することになるからです。

 また、エネルギー発生の根幹を司るこのミトコンドリアが母親の遺伝子(延々と伸びる女性の系列)のみを継承するという点にフォーカスすることは、大地の女神や母なるものなど “赤”にまつわるグランディング・テーマを、細胞レベルに引き寄せてとらえてゆくことにも大いに役立つことになると思います。

 ところで、基礎代謝というのは、安静時に消費される生命維持に必要な最小限のエネルギーを意味するのですが、これはリラックスしている時に、体中のミトコンドリアが発生させているエネルギーの総量と置き換えてみると、俄然、リアリティが湧いてこないでしょうか?

 最近は、若いひとたちの間で、かなりこの基礎代謝が落ちてきていると言われていますが、当然それは、活力の低下や、現実世界への対応能力の低下を招きます。基礎代謝が落ちてくるということは、燃えにくい身体になってゆくということで、それはミトコンドリアの発電能力が十全に発揮されていない状態になっていることを表しているからです……。

 ところでこの基礎代謝ですが、ガス湯沸かし器の“種火”のようなものとイメージすると分かりやすいと思います。この“種火”が強すぎず、弱すぎず、適度な大きさに調整されているのがベストなのですが、これはミトコンドリアのエネルギー産生能力とはまた別のところからもコントロールされている側面もあるのです。

 実は、人体60兆の細胞中で燃えている“種火”の強さというのは、喉というブルーの領域にある甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンによって調整されているのです……

 これはぼくの推測ですが、数値的には甲状腺の機能昂進とか機能低下というあからさまな甲状腺障害が現れていない段階でも、ミトコンドリアのエネルギー産生能の低下によるグランディング不足の隠れた原因が、実は喉(ブルー)からのコントロールによって生じている場合もあるのではないかと思います。

 成熟した赤血球を除くあらゆる細胞で、今もミトコンドリアは種火を燃やし続けており、甲状腺からくるコマンドに応じて、さらにたくさんのATPを生み出してゆきます。基礎代謝が下がるということは、ブルーとレッドとの相関関係を考慮して初めてその全体像が視野に入ってくるのです。

 この色の2相構造は、オーラソーマでは、B29の「起きて、進め」と、B30の「地上に天国をもたらす」に反映されています。

 オーラソーマの情報は、下記サイトを御覧ください。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/

 

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