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2015年05月13日00:19

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キッド

AFPの記事によると、先日、アメリカの探検家らのチームが、

マダガスカル沖の沈没船の中から、17世紀のスコットランド出身の海賊ウィリアム・キッド、

通称キャプテン・キッドのものとされる銀の延べ棒を発見したと発表した様です。

記者会見で、サント・マリー島に近い海域でキャプテン・キッドが乗っていた

「アドベンチャー・ギャリー号」とみられる沈没船を発見、

その中から50キロの銀の延べ棒が見つかったそうです。

キャプテン・キッド自体は1645年頃スコットランドに生まれ、

イギリス当局から海賊退治として雇用、後に自ら海賊になり。

1698年に貨物船を襲ったことから拘束されて囚人となり、

1701年、イギリス議会からの尋問後、テムズ川近郊のワッピングで処刑。

強奪品の多くの行方は謎のままで、何世代にも渡り、

トレジャーハンターの、興味を集めていました。

海底から銀の塊を拾い上げる様子は、ドキュメンタリー取材班が撮影。

その延べ棒はサントマリー島で、

マダガスカルのヘリー・ラジャオナリマンピアニナ大統領に渡されました。

13隻の船を発見。そのうちの2隻に、10週間に渡る調査を行い、1隻は『ファイヤー・ドラゴン号』、

もう1隻がキャプテン・キッドの船『アドベンチャー・ギャリー号』だったそうです。

発見の延べ棒は年代も合致しているが、確認のためには、さらなる分析が必要になる様です。

国連教育科学文化機関は直ちに、財宝探しのために貴重な遺跡を損傷した恐れもあるとし、

トレジャーハンターの財宝探しの手法を批判した様です。

 実際、科学者の発掘と、どれほど大きな差があるか分かりませんが、当局に報告し、

法的な管理をしていれば批判には当たらないと思いますが。恐いのはこう言った批判で

遺跡の発見が隠蔽され、荒らされたままになる事です。船の場合、最初に一部でも

引き上げた者にサルベージの権利が発生するのが通例だったと思いますが、

遺跡級のものは特例なのでしょうか?

対立を生む批判より、協力や法整備の方が先決だと思いますね。

学者とトレジャーハンター、どちらもロマンチシズムの先の職業でしょうから。

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