昨日は、映画の後、古川美術館に行った。会期が5月10日までだったので ぎりぎりだった。
1階の展示が 工芸だったので 驚いた。
渋すぎる展覧会だった。
私は、工芸は 観ても 全然 分からないので、さっと観た。
2階の展示だけ じっくり観た。
児玉希望 「浅春」、堂本印象「洛北早春」など、日本の風景の美しさや、伊藤小坡「観桜美人之図」と広田多津「春装」では、女性の美しさを感じた。
津田時子「筍篭」、竹内栖鳳「松魚」・・・季節の食べ物の絵で、いかにも春らしかった。
橋本関雪「春昼」では、白い猫と植物が描かれていて、こんな絵を関雪が 描いていたとは意外に思った。橋本関雪は、中国の歴史画を 多く描いている画家だという認識が 私の中にあったからである。猫の表情が 良い感じで、親しみやすい絵だった。
加倉井和夫 「暖」・・・チューリップの絵で、何気なく描いているように見えた。メナード美術館で観た絵は、青い色が印象的だった。この人の絵が 古川美術館で 展示されているというのは、やはり、加倉井という人は、 優れた日本画家ということなんだろう。と、思った。
牧進「蝶」・・・小ぶりな作品であるが、印象的な作品だった。
為三郎記念館にも行ったが、工芸の作品は、よく分からなかったので、さっと観た。
ものすごくじっくり観ている人がいたが、どこをどういうふうに観るのか。と、思った。
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