mixiユーザー(id:7319038)

2007年02月08日19:17

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柳沢発言を考える 2

一日、間が空いてしまいました。

柳沢大臣またカミつかれていますね。
また<子どもを二人以上が健全>というマスコミキャンプションに踊らされないように発言の前後を載せましょう。

「若い人たちの雇用が安定すれば婚姻率が高まるという状況だから、安定した雇用の場を与えていかなくてはいけない。女性、あるいは一緒の所帯に住む世帯の家計が、子どもを持つことで厳しい条件になるから、それを軽減する経済的支援も必要だ。家庭を営み子どもを育てることに人生の喜びがあるという自己実現という範囲でとらえることが必要だ。
ご当人の若い人たちというのは、結婚をしたい、子どもを二人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる。だから本当にそういう日本の若者の健全な、何というか、希望というものにわれわれがフィットした政策を出していくということが非常に大事だというふうに思っている。 」

う〜ん、どこがイケナイのでしょうか?
厚労省は各種調査結果に基づき、未婚者の90%が結婚を望み、平均で2.1人の出産を望んでいると算定しているそうです。
当然、この調査結果は
<いかなる事情・しがらみも考慮せず単純に望みとしてはどうですか>
との問いだと思います。
これをどう評価するかですが、もし調査結果が、
<特に理由はないが、未婚者の大半が結婚したくない、子供もいらないと思っている>
としたら、これは人間としてのみならず生物として不健全ではないでしょうか?
その反語として健全と表現することに、
<結果として残念にも2人以上持てなかった人は不健全>
という意味は全然含まれていないように思います。
ましてや国の繁栄を推進する政治家が、若者の意識が人口が減る方向になってないことを、
<良かった、良かった、皆健全だ。この上はこの希望が叶うように政策を考えることが大事だなあ>
と考え表明することが悪いのでしょうか?

前回の<生む機械>発言は、私自身はさほど感じませんが表現として軽率・下品の誹りを免れないと思います。
しかし、今回の発言にはそのような部分が感じられません。
人間、一反信用を無くすと何を言っても悪意を持って解釈される典型の様なお話ですね。

と最後の行の様な状態が家庭で継続しているオジサンはぼやくのでありました。

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