おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンプラ商法の裏事情5」になります。
今回は「ガンプラの買う時代」について語ります。
そもそもメルカリとか見てもテンバイヤーが奪い取ってきた（横暴働いて買い込んだ）ガンプラを高額転売していますがそもそも「そんなことして儲かるのか？」と言われたら大体は大損しています。
それもそのはず、そもそもテンバイヤーは「ガンプラが売れるから奪い取ってこっちが高額で儲けよう」という連中であり、ガンプラの知識や売れ筋をちゃんと理解していない（これは商品の売れ筋ステータス作っても基本的に無駄）。
では、私視点での「自分が買う場合に見る横のステータス」を上げていきます。
では始めます。
それが「HGUC系プラモが販売された横のアナザーガンダムのプラモも考える」という事です。
例えばこんな感じです。
〇1999〜2002年
HGUCガンキャノンやHGUCグフの時代⇒90年代の第08MS小隊や1/144系ガンダムWエンドレスワルツのガンプラ（一応、当時ではHGシリーズとされていた）。
〇2003年〜2006年
HGUCガンダムやHGUCマラサイの時代⇒ガンダムSEED〜ガンダムSEEDデスティニーのガンプラ（一応、当時の新機軸HGキットになったばかりの時代。キットの構造も試行錯誤の段階）。
〇2007年〜2009年
HGUCνガンダムやHGUCリガズィの時代⇒ガンダム00のガンプラ。
〇2010〜2013年
HGUCユニコーンガンダムやHGUCジムキャノン2の時代⇒ガンダムAGEや90年代アナザーガンダムのHG〇〇(FCやACやAW）のガンプラ。
といった感じです。
続きは帰ってから書きます。
…帰ってきました。
〇2014〜2024年
HGUCリバイブガンダムやHGUCクスィガンダムの時代⇒ビルドシリーズのガンプラやガンダム鉄血のオルフェンズやガンダム水星の魔女のガンプラ。または現在放映されているガンダムSEEDFREEDOM等のガンプラ。
といった感じです。
2014年以降は基本として「ニュージェネレーションシリーズ」として関節の部品が特殊な軟質PS樹脂などに置き換わったり、ポリキャップが使用されていないキットなどが出た時代ですね。
基本的に新しい時代ほどガンプラの構造が優れていますが、出たキットに特別感が低いため大体は在庫の山になりやすいです（これはガンダム系のメディア低下も原因であり、楽しかったとか面白かったという印象が残りにくいレベルの低い作品が大量生産されたのが原因で微妙とされている為です）。
で、大体「欲しい＆価値があるガンプラ」としてお題に上がりやすいのが大体2006年〜2009年の間に出たガンプラですね。
またはビギニングG系でタイアップがあったガンダムユニコーン系のガンプラも大体は売れます。
で、HGUCシャア専用ゲルググは2006年に初期生産分が発売されている為、時代的にはガンダムSEEDデスティニーがこけてしまい、ガンダム人気が停滞した時期に滑り込みでHGUC系ガンプラに軍配が上がった時期の試行錯誤のガンプラとされています。
故に、ゲルググJと比較しても実はシャア専用ゲルググや量産型ゲルググの方が関節機構が優れている事情があります（ただし、スタイルが良いのはゲルググJの方でシャア専用ゲルググのネックであるバックパックなどが揃わない問題に対してゲルググJはバックパックが標準でついてきます）。
そのため、基本的に2000年〜2003年あたりのガンプラが一番微妙（見方によっては旧キットとして懐かしいと思われる）とされているキットとなります。
ただし、HGUCリックディアスに対する「HGUCシュツルムディアス」はてんこ盛りキットとして一定の価値があるためこれも人気があります。
で、この2000年〜2003年のガンプラというのがどういうキットかといえば「1/144のHG旧ガンプラキット」や「ガンダムSEED初期の1/144のHGキット」あたりが相当します。ようはその系統キットが基本的に「ガンプラとしての出来を見たら価値が低いと言われがちなキット」とされます。
90年代や80年代のガンプラならコレクターズアイテムとしてのワンチャンの価値があったのですが、ガンダムの人気が講談社から角川に移り始めの初期の試行錯誤の時期のキットなので実はそれほど出来が良くなかった時代の物になります。
それでも、その初期の頃でもB-CLUBと呼ばれるレジンキットメーカーがバンダイにガンプラの製作協力をした経緯のあるキットが多いためコレクターズアイテムを集めるマニアには受ける可能性はありますね（私の場合は微妙です）。
ワンチャンリックドム�兇箸�ザク�恐�の再販があると欲しい気がしますが。
で、価値のあるキットの入口が2006年〜2007年からのキットであり、これは当時ガンダム00がやっていた時代のガンプラキットになります。
ガンプラでも有名なHGUCアッガイやHGUC陸戦型ガンダム（初期モデル）、HGUCジムクウェル（ガンダムヘイズル含む）も大体2006年〜2007年のキットとされています。
当然ながら上記にあるようにHGUCのシャア専用ゲルググや量産型ゲルググもこのキットに該当します。
なので、基本的に2000年〜2004年あたりのキットは基本的に「ガチ勢の魔改造キットのベース」になりやすいことが多いですね。
外装だけ流用して中身は別の最近のキットを本体にして着ぶくれキットになりやすい法則となります。
当然ながら魔改造キットは大体改造中に失敗して破棄されることが多い使い捨てにされやすいことでも有名なため、価値的には一般層にはそれほど受けない事情があります。
では、どうして「昔の時代はそんなキットでも売れたのか？」は簡単です。
それは「大体90年代くらいの旧1/100系HGガンプラキットの構造を1/144サイズで再現できていたから」となります。
この事情を知っていれば「当時レベル」と解釈すれば十分優れたガンプラキットとして好感を持たれていた感じです（実際、当時世代の私としても関節としては当時レベルでは優れていたと思いますよ）。
しかし、時代が進むにつれ「アクションプラモ」として関節が進化していって、現在のガンプラ技術の方が2000年〜2003年時代のガンプラの技術よりも明らかに優れていると断言できてしまうわけですわ。
その中でも、十分現在のキットとして通用するのが大体2006年以降のガンプラキットとなります。
よく言われる「種デス打ち切り間際の技術の押し売り祭り」で高技術の関節ガンプラキットなどが一気に増えた時代のはしりなのでこの時代のガンプラキットはまだ現代ガンプラキットと比較しても通用します。
この事情を知らないとメルカリに流しても大して売れない気がするだよな。
例えば「HGUCアッガイを少数メルカリに高額転売する」なら多少は心は揺れるかもしれません（それでも私は買いませんが）。
旧HGUCのガンキャノンやガンタンクをメルカリで流されても微妙としか思えないんだよな。
また、HGUCバウも適正価格ならまあ買おうかなと思えるレベルで高額転売の対象にはなりません。
理由は言うまでも無く「キットが古すぎて不便だから」となります。
特にバウの場合は上下合体モデルなので胴体関節の自由度はほとんどありません。
ほぼほぼディスプレイモデルと化すため本当に微妙なキットになります。
多々追えば「HGUCドライセン」とか「HGUC Rジャジャ」とか、もしたらで「HGUCガ・ゾウム」とか出たらワンチャン買うかもしれません（これは本当に価値があるので欲しいと言えば欲しい）。
ようはそういう時代の産物なんですわ。
故に「逆シャア系でもジェガンやリガズィ、ギラドーガに人気の軍配が上がる」という事情になります。
言っちまえば「νガンダムとサザビーはネームボリュームがでかすぎて胃もたれしている」レベル。例えばνガンダムではなくジェスタならまだワンチャンあったかもしれない。
サザビーではなくヤクトドーガやギラ・ドーガならワンチャンあったかもしれない（ギラ・ドーガでなくてもギラ・ズールでも十分ワンチャンあります）。
現在のガンプラ人気はそういう統計ですわ。
当然ながらドーベンウルフでも十分ワンチャンあります。
むしろ「HGUC ガルスJが欲しい（シュツルムガルスではなく）」というのも本音ですわ。
まあ、個人の本音では「新しい関節PS樹脂になったジムクゥエルかガンダムヘイズルを作りたい」になります。多分、あのキットが少量出るだけで奪い合いの血みどろ抗争になるのは予想ができますわ。
大体売れ筋ガンプラキット知っている層からするとこういうレベルだわ（むしろ昔に電撃ホビーマガジンの付録として登場したフルドドを正式にHGUCカスタムセットとして販売したら十分売れるレベルと思う）。
これを怠って少数生産ばかりしているからガンプラ人気がこのザマになっていると思う。
これで東西総取戦とかやられても単純な出来レースにしか見えない（それでも、SNSのイベントみたいな物なので一応参加する気はありますが）。
で、そういう怒りを鎮めるために「30MMが存在する」という事情があります。
30MMはいわば「バンダイのオリジナルブランドキット」でありバンダイの関節技術を商品として売るためのプロダクトモデルと解釈できる。
ガンプラの構成がかなり不便であれば、30MMの優れた構造で満足感を得るという回復方法を現在のプラモは求められているかもしれません（それ故に30MMのオプションパーツも豊富に出ているし本体キットもガンプラと比べても十分普及しています）。
もしくは旧BB戦士ガンプラキットを探してきて思い出のキットとして作るのも効果上があると思います。
今日はこんな感じです。
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