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2024年01月24日01:16

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君の待つ未来へ

体調不良で休む人間が続出している。

・犬王

イカれた琵琶法師がイカれた猿楽師を紹介するぜ!
室町時代の琵琶法師によるロックミュージカルという題材と予告からは威勢よく楽しげな作風に見えるし、実際ストーリーよりグルーヴとライブ感で引っ張っていく作品だが、時代を考えたら因果に満ちた話にならないわけがないよなあ。
友魚と犬王の激アツな友情、なんとも艶めかしい男のエロスは女性ファンが多いのも頷ける。そら黄色い声も上がるしヘッドバンキングもする狂い咲き平家ロード。
むかし言葉&方言の組み合わせで聞き取りづらいセリフや歌詞が多く配信なら字幕をつけた方が良いかも。メロディーのバリエーションも多くはないので多少ダレるが中盤以降、彼らへの無邪気な好意が逆に彼らを窮地に押し上げてしまう皮肉さから、ハイライトとなる竜中将以降の怒涛の展開は息を呑んで見入ってしまい、彼らの友情と執着がようやく晴れるラストにやっと救われた気がした。
歴史で学んではいてもやはり足利はクソと言わざるをえない。

・ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦

化石燃料を使い続ける人類への警鐘、当時は期待の星だったであろう太陽エネルギーといったテーマは良いものの、その演出、見せ方やセリフ一つ一つが幼稚で安っぽく本当に子供向けの印象。ベテラン勢はともかく若手の演技がお粗末で、30年も前のTVシリーズにあった子供も楽しめつつ大人の鑑賞にも耐えるドラマの重厚さがまったくない。視覚的にも、中途半端に進歩した合成技術がかえってチャチに見せてしまっている。
懐かしい人物のゲストや操演の見事さは相変わらず、パワハラ隊長となったフルハシがセブンを悼むセリフにもグッとくる。満を持して復活したセブンとエレキングのバトルは見応え満点と良い点もあるのだが、やはりセブンといえばドラマ性の強さを求めてしまうので個人的には残念さの方が強い。
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