12月14日(木)
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いつもの日にち順ではなく、最終日から日記書きます。
11月下旬につぶやいた「アレ」を食べに行く日です。
では発表で〜す
2泊目のホテルロビーはクリスマスの飾り付け。
午前中は美川温泉「ほんだの湯」に立ち寄り。
珍しいモール泉の、観光地化されていない銭湯 490円
茶褐色の湯は温まりますが、この日も気温15℃と、冬の北陸とは思えない( ̄▽ ̄;)
そして向かうのは白山の麓。
当初は西金沢駅から北陸鉄道石川線経由しか頭になく、調べたが接続悪くて諦めかけた。
が、JTB時刻表にも不掲載の、松任駅から1日1便の路線バスをサイトで発見。執念ですな(笑)
これでレンタカーじゃないので呑めるぞ
松任駅13:08定刻に発車したバスは二人の貸切状態。途中、病院通いのお婆さんが一人 短区間乗っただけ。
運転士が最前列に陣取ったおいらに、簡単な観光案内や、帰路のバスの乗り方(手を振ると乗れる自由乗降区間)等を教えてくださった。
「レストラン手取川」の前でバスは停車。予め電話していたので、女将さんがお出迎え、帰路のバスの確認もしてくれはります。
店の入口には夏冷たく冬温かい白山の湧水、もちろん飲めますよ。
ご主人手作りの大きなけやきのテーブルでいただきます
「○○鍋御膳」
副菜は
·味噌漬け豆腐 山女魚甘露煮 茗荷·胡桃の甘酢煮
·山菜の和え物
·ナメコと蕎麦の実
鍋の〆は雑炊
全て地の物です。
そしてメインは散々アップしたこの鍋
(上はHP料理写真)
追加でこの肉の味噌串焼き
「用意に時間がかかるのでお電話ありがたかったです」
さぁてさてさて、この珍しいお肉は…
野生の「熊」でございます
このプランを話した時、嫌がっていた桃井さん、一口食べて
「熊さん、ごめんなさい。こんなに美味しいとは…。熊さんに恋しました💕」
ほどよい脂身は甘く、赤身も柔らかく、臭みは全く無い。
串焼きはレア仕上げ、鍋肉より歯応えがあり、味噌がこりゃまた旨い。
冷酒チビチビ、バスで来て良かった
「脂身が特に貴重で、冬眠前の若いメスが一番美味しいです。今日のは生肉で4歳位のメスだと思います」
まさに今が旬だ
「懇意な猟師さんからまとめて仕入れるのですが、定期的に獲れる物ではなく、全て現金取引のみ、仕入が大変なのよ」
色々教えてもらいました。
「モツ鍋は出来ないんですか?」
「猟師さんが譲ってくれない。漢方薬になる胆嚢なんかは数十万円での取引になるとか」
「お出し出来ないが、刺身も美味しいのよ」
「って事は、食べたければ今から猟師になるしかないですね」
と大笑いです
バスの時刻まで食材の話や、地元の良い温泉·見所を教えてもらいました。
山菜は自分で採るからタダだけど、下ごしらえに手間がかかるし、熊肉同様一年分を冷凍するのが大変。
そして、稀に市場にでる熊肉。
今日の様な上肉は1kg·2万円、赤身や切り落としでも1万円は下らんとか。
そう思うと今日の「熊鍋御膳」2500円、熊串2本·1100円(税込)は良心的なお値段ですね。
バスの通過時刻となり、女将さんバスを停め、バスが見えなくなるまで手を振って見送ってくださり、ぜひまた来訪したい場所が増えました
あとは電車乗り継いで帰るのみ。
3日間何もせず、食っちゃ寝ては温泉三昧の旅も終了。
1日目·2日目のグルメ日記はまた後日に
ごちそうさまでした
………………
片山津温泉9:30=9:35動橋9:56→10:26美川(入浴)12:23→12:31松任13:08=14:05上木滑(レストラン手取川)15:39=16:22鶴来16:35+++17:00新西金沢···西金沢17:08→17:35小松(コンビニ買出し)17:57→18:54福井19:01→19:51敦賀19:53→20:44米原20:54→22:17大阪22:24→23:05和泉府中
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