一枚の影絵となってしまうまで冬の欅と鳥の関係 ――杉崎恒夫
この歌のせい(おかげ)で、近ごろケヤキの木をみつけると、その木といっしょに影絵になる小鳥が梢に隠れてやしないか、探すようになってしまうま。(笑)
長く勤めた東京天文台を定年退職してから本格的に作歌を始めたという歌人、杉崎恒夫。
何かを始めるのに遅すぎることはない、かもしれない、と、少なくとも「いつか」よりは「きょう」「いま」始めるほうがいいよね、と、思わせてくれる。すてきだな。
◆ 写真は、イチョウと犬の関係。
金色(こんじき)のちひさき鳥のかたちして
銀杏(いちょう)ちるなり夕日の岡に ―― 与謝野晶子
12/7は、与謝野晶子のお誕生日 . . .
『ジャーナリスト与謝野晶子』(松村由利子 著) をパラパラひもとく。
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