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さて軍艦島と聞いて多くの人がイメージするのは、廃墟となった鉄筋コンクリートの集合住宅でしょう。
壁面には窓が並び、迷路の様に通路や階段が張り巡らされている印象があります。
この壁面を手軽に短期間で作る方法を考えた時に、ふと思い浮かんだのが写真のパーツです。これはグリーンマックスの「住宅セット」や「商店セット」の壁パーツで、
初代レイアウトを解体した時に回収しておいたり、友人から頂いたりしたジャンクパーツなのですよ。これを組み合わせて集合住宅の壁面を作れば、面倒な窓作りはしなくて済むから簡単なのでは?と思った次第です。
という訳で壁パーツにモールドされている窓のヒサシは削り落としてから、プラ板と組み合わせて大小様々な箱型の「部屋」をいくつか作ってみました。
プラ板を積み重ねて階段も作り、箱部屋と組み合わせたりもしています。
これらを適当に積み重ねたり並べたりしながら、
本当に気の向くまま作っていきました。
壁面は全てツライチにせず、敢えて細かい段差をつけながら繋げていく事で、視覚的な情報量を増やして複雑な面構成っぽく見える効果を狙っています。
建物がツギハギで増築された様な雰囲気になってきました、軍艦島というより九龍城砦っぽい気もします・・・
建物の塗装は、グレーで下塗りした上から情景テクスチャーペイントのライトグレイを塗布して、乾燥したら薄めた黒のエナメル塗料で「墨流し」を施して鉄筋コンクリートっぽくしています。ほぼ「突堤軌道ジオラマ」で使った技法と同じですね。大雑把ではありますが簡単で塗りムラなども大して気にならない、どころか廃墟らしい味が出る感すらあるので、慎重になり過ぎずに作業をガンガン進められます。
線路より下になる部分の外壁が出来上がりつつあるところで、エンドレスの内側に入り込む水路を作る事にしました。
これで水路を渡る鉄道橋も架けられるので、風景に変化がつけられます。
水路周辺も壁面で塞げば
「下段」の外周壁が形になりましたよ!
つづく・・・
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