今日の毎日新聞から・・（新聞が日本語を乱してどうする！）

今朝の「毎日新聞」朝刊を見て驚いた！
一面トップに記事の見出しが『旧統一教会 救済法成立へ』と言う物であるが、何と言う下手糞な見出しの書きようだ！と思った。この頃の新聞の見出しは往々にして変てこりんな物が眼につく。語句、又は活字、の省略の心算だろうが時々意味をなさぬ物が見受けられ、厚生担当者の教養の無さ或いはいい加減さを露呈して居る事が有る。
上記の見出しの件であるが、絶対に『旧統一教会"被害者“救済法』と正しく表記すべきである。毎日新聞の表記だと旧統一教会を救済するための法律の成立であって、被害者救済とは真逆の意味を表して居ると取られても仕方が無い。活字の字数のためとは言えもっと知恵のある省略が有る筈だ。
新聞記者の取材能力が低下して久しいが、デスクや校正のの教養も低下して仕舞って居ると見える。政治、経済、を含めた日本の社会全体がドンドン劣化して行って居る事は日々肌で感じているが、文章を売り物にする新聞がこんな体たらくでは愈々ニッポンもおしまいである。