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2022年07月30日21:39

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少年を大人に変える施設

めちゃくちゃ厳しかった高校の運動部
あのような「施設」が存在していたことは奇跡なのか
だれが思いついてどういういきさつでその「施設」は作られたのだろうか?
あの「施設」に入る前の俺には想像がつかなかった・・・

あのような 「施設」を発案し創設し今日まで運用している人は居る。なんでそれが必要だと思ったのだろうか?あの「施設」も一種の発明だったのだろうか? 
俺の場合はその「施設」は学生時代に実績を挙げた監督が一人でその「施設」をその「施設」たらしめていた。いはゆる熱血体育教師がその「施設」を全国にあるほかの熱血監督と同様に俺の母校に存在せしめていた。
俺の両親はあのような「施設」への理解はなかったように思われる。というのは俺の両親はどっちも体育会系とは程遠い人生を送ってきていたからだ。

あのような「施設」が仮に間違っていたとしても、俺の周りにはあのような「施設」に進んで身を投じる同年代も少なからず居た。彼らの親の影響だったのだろうか?
昭和に流行っていたスポコン漫画はたぶん今日の目線で見たら運動生理学的観点から言えば恐らくほとんど間違いか中には部分点がいくらかもらえる程度の「正しさ」しかなかったシロモノだったと思われるがそれなのに俺の同世代はそれに熱中した。

この現象は何だったのだろう。
空調の利いた自宅の居間や自分の部屋でくつろいでテレビを見たり、漫画を読んだりお菓子を食べたりして過ごす方がずっと快適だったろう。
すくなくとも滝のように汗をかいて肩で息をするほど心拍数が上がった状態を一日何時間も過ごさなくて済んだろう。じっとしてるほうが楽なはずだ。
あるいはグランドで転んで毎日何か所も擦りむいたり、体の芯に響くほどの痛みを自分から一日何本も「取りに行く」ような不快な思いはせずに済んだろう。

なんで俺は高校生の3年間「そこ」に居たんだろう。

そして何よりだれがいつ「それ」を発明して今日まで脈々と伝承してくれているのだろう。

苦しみの裏側にあるものっていったい何だったんだろう?
高校時代3年間のラグビー部での苦行と比較したら、少なくとも俺にとってはその後の大学入試とか俺が従事してきたどの仕事とかマイペースでやった筋トレ(高校時代よりすべての筋肉において2倍以上の筋力を獲得)よりも苦しくて毎日毎日を精いっぱい乗り切っていた。

あの「施設」はたぶん少年を大人に変える役割を果たしていたのではないだろうかと今でも漠然と思う

よくわかんないけどw
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