11月の映画

出掛けるには最適の季節でしたがちょろちょろと映画鑑賞の時間も。映画のチョイスも感想も支離滅裂ですが。

「閉鎖病棟」
役者笑福亭鶴瓶作品。映画はエンターテイメントでドキュメンタリーではないし2時間で納めないといけないから誇張したり全てを微細に描けないとしても他人と関わりそうにない三人がなぜ引かれあったのか、秀丸が衝動的にではなく由紀の為に動いたのか、最後に由紀が自らを顧みず秀丸の為に動いたのか、二人が互いに救われたという場面や台詞、芯というか核がわからなかった。

「おとうと」
また役者笑福亭鶴瓶作品、こちらは2010年の作品。
結婚式での鉄の姿は滑稽というより私には不快に見えました、誰かがフォローしないと。ただ、それがあっての小春との関わりになるのでしょうが。
加藤治子、笹野高史、小日向文世など脇を固める役者さんはさすがです。

「シャレード」
吉永小百合と来ればオードリ・ヘップバーンです。
全てを疑って観られる安心感。ほら騙してた、の連続ですが最後の最後は…。
会話もお洒落です。

「The Machine Girl／片腕マシンガール」
セーラー服を着た少女がマシンガンをブッ放しますがあの作品とは違い一級のＢ級スプラッター。ニンジャ、テンプラ、スシ、日本の規格をブッ飛ばしたので洋画です。気力体力が有り余った状態で観ましょう。

「ジャッジ！」
変な人達しか出て来ません、たまに名言が繰り出されたように思えますがよく考えると普通の事です。徹底的にエンターテイメント、なぜキツネがニャーなのか、パンツ一丁でカマキリかなんてどうでもいいぐらい振り切ってます。
妻夫木、北川景子、リリー・フランキーなど屈指の喜劇俳優の共演ですがトヨエツ最強ですね。
散りばめられた細かいネタの回収はお見事です。

「ボディガード」
公開時映画館で観ました。その時思ったのは「で、犯人は誰?」。そうではなく登場人物の愛憎劇なんですね、今回はちゃんと観ました。
使われている楽曲で『エンダー』が有名ですが私は姉妹の歌う「主我を愛す」が好きです。