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2021年07月09日07:37

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ミニ四駆 簡単まとめ番外編10

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ミニ四駆の簡単まとめ番外編10」になります。

今回は「過去の公式大会レギュの照らし合わせ」と「不正改造の詳細」について語ります。
まずは「過去の公式大会レギュの照らし合わせ」から。

まずはマシン寸法から。
第1次・第2次でも第3次ブームみたいに「マシン寸法規格」は定められていた(ただし、第3次ブームは装備が増えたことで微妙に寸法の更新がされている)。

次にモーターの仕様規格。
第1次・第2次では「チューンモーター」が標準となっている。
第3次の途中で「ダッシュモーター解禁」が発表されたが、これはまだマスダンパーの数が揃っていなかったことに起因する。普通のマスダンパーとヘビーマスダンパーが通常発売されて、アジャストマスダンパーが限定発売されていた時期にこのモーターレギュになっている。
また、モーターの規制も「モーターの改造を施すのは基本的に不正改造」とされていた。
ただし「減った物を足す」レベルでは問題はなかった模様。ただし、「オイルの使用」はミニ四駆の改造本では是非があった模様。
大体は「駆動抵抗」で音を記憶すればわかる。大体は「モーターコアの音が鈍く、モーター軸の音がスムーズ」ならモーター軸にオイルを頬度超したレベル。
元々の発売されているモーターと比べて明らかに「音が軽い」物は「不正改造モーター」としてカプラー爪が開けられていなくてもレギュ違反として出れなかった時期があったと記憶している(これは「モーターの脱脂」という接点グリスを除去する行為となり、本質的に社外モーターとおなじ性能になってしまうからである)。

次にシャーシの改造について。
基本的に「コースを傷つける改造」と「オイルをまき散らす改造」はNGとされる。
もちろん「コースを傷つける改造」にはローラーをギヤに差し替えて歯を作るような改造はNGというのもあるが、その裏で「マシンの駆動系にも改造を加えることはNG」とされていた(ただし、GUPのボールベアリングやシャフトを交換するのはOKとされていた)。
例で言えば「抵抗抜き」は全部不正改造とみなされ、過度な軽量化(ギヤ部のフロアケースに極端な軽量化を施す。もちろん、フロア壁をぶち抜くのも禁止行為)もNGとされていた。
ただし、S1シャーシ等のシャーシ底部のリブ(ギヤのフロアケースに属さない底部の補強部)の撤去はOKとされていた。
または、タイプ5シャーシなどの底部に対して電池落とし改造として電池取付部に大きく穴を空けて軽量化する等はOKとされていた(これが後のS-TZシャーシの電池取付部のデザインとなる)。

次にローラーに関して。
ローラーはタミヤ模型発売のものを使用すること(これはコブラパーツや社外パーツでパチモンがあったため)。
アルミベアリングローラーにグリスを注すのは基本的にNG(ただし、アルミベアリングローラーにメタルオイルを注すのは是非が分かれた。しかし、当時の小学生にメタルオイルの知識はない)。
ローラー数規定は「6個まで」とされており、これは「FA130モーターのミニ四駆の動きを保持するのに大体6個が妥当」とローラー抵抗を考慮しての配慮であり、また「フロント・サイド・リア」に2個ずつ配置すると最大6個となり、リアローラーにも4個採用しても効果が出るようにセッティングを考えらたため。
特別ルールでは「ローラー数最大8個まで」というものがあり、大体は「リアスキッドローラー」のローラー数を想定してのルールだった。

最後にタイヤ。
これは「レストンスポンジタイヤ+タイヤサンダー」の加工がまだ適応されていた時代だったので「タイヤの改造はタイヤ径規定を越えない限りはOK」とされていた。
またレストンスポンジタイヤでも「極ローハイトスポンジタイヤ」をタイヤサンダーで作る盲者もいた。
ぺラタイヤとはこの改造をゴムタイヤ基準で行う改造である。
ただし、あくまで「タイヤを削るのが有効だったのがスポンジタイヤにのみ適応されたから」という裏法則がある。
その理由は「レストンスポンジタイヤのクッション性にのみタミヤのコース性能を考慮してタイヤサンダーの使用を認めていた」感じがある。
第2次ブーム時代でも「レストンスポンジタイヤにタイヤサンダーを使用する」事は合っても「ゴムタイヤにタイヤサンダーを使用する」のは基本的に無かった(タイヤが硬すぎてタイヤサンダーの方がダメになるからである)。
なお、タミヤ公式から発売されている「ローハイトタイヤ」に関してはタミヤ公式側が性能検証してOKとして出されたGUPであり、追加工で作成されるぺラタイヤとは実は「似て非なる存在」という解釈が適切と言われている。

といった感じかな。
ミニ四駆の速さとはぶっちゃければ「モーター+電池+駆動系のクリアランス」の3つでいくらでも不正改造ができてしまう闇が存在する。
で、闇が深すぎるとJCJC等のコースでコース破損やなんてことないコーナーで簡単にコースアウトしたりする「明らかにおかしい走り」になるんだよな(なんてことないコーナーでコースアウトするのはそれまでの直線や高速コーナーで抵抗抜きや不正調整モーターでスピードが乗り過ぎている状態なので普通のマシンならギヤ減速で走れる場所でもG地改造ではコースアウトする難所と化す。まさに「改造法則が裏返ったマシン」故に起こるイージミスを引き起こすのがガチ改造マシンの低改造仕様の問題ともいえる。(ただし、高改造仕様はこの問題を改善してくるマシンも存在する)。


で、次の「不正改造の詳細」とは
・モーターの脱磁
・非タミヤ製オイルをモーターに注油する(これは非メタルオイル系のオイルになります)。
・モーターのパーツクリーナ―漬け(小瓶にモーターをパーツクリーナ―漬けにしていなくても、接点復活材ではなくパーツクリーナ―をモーターに噴き倒すのもこれは「接点グリス除去」に属するので不正改造に属します。ガチ改造から駆動抵抗音が完全に消える最大の原因はこの工程とも言われている。接点復活材使用しても結構モーター音が静かになるけど、接点グリスが完全になくなると多分ほとんど音がしなくなる。ぶっちゃければ「ぶっとびモーターと同じ音」であり、あのモーターに異常加熱の問題があるのでどの道NGだろうな)。
・ギヤのクリアランスの撤去(もとい減少。これは完全にJCJC等のコースに対するモラル違反であり、速い遅い以前に店舗コースに対する配慮が無いため完全にNGである。これも過度にやり過ぎると「マシンから異音がしなくなる」症状があらわれて「ホイール軸がぶれない」とか言われているけど、あれもぶっちゃければ「ギヤのクリアランスによる巻き取り効果が無くなっている」ため発生していた現象であり、アレが無くなっているという事は「ズル改造」と同じである)。
・不正電池育成(これは過度に高電圧をかけてサイクル充電を行うことでネオチャンプの電圧と電気容量を調整する物だけど、トム・クルーズの「新型電池映画」にあるように「非常に不安定になった電池は非常に危険」という問題があり、実はあんな他メーカーの過度な充電を行う急速充電器は使っていること自体が問題だと思う(ただし、ミニッツ用充電器をミニッツに使用するのはその会社の問題であり、スルーとする)。

という感じですな。
今までは「モーターの不正調整」としか言っていなかったので「どこまでが不正調整(笑)」と見てて笑っとった連中がいたと思うけど「ここまでが不正調整」と言えば大体わかるやろ?
これをしているのは既に「マシンの音で分かる」のでアホだと思うわ。
今日はこんな感じです。
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