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2021年04月04日16:25

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SDガンダムのイメージ

こんにちは、月影TAKAです。
今回は「SDガンダムのイメージ」について語ります。

まあ、大本のオリジナルは「横井先生のイラスト」なのですが、そもそも「SDガンダムをはじめとしたキャラって何者?」という点がありますね。
たしかはしりとなったイメージは「ガシャポン戦士」だった筈です。

なお「デフォルメ化されたキャラクターはSDガンダムが最初なの?」とSDガンダムワールドヒーローズ放送直前番組で疑問に思った方もいると思われますが、実はバンダイの人達は「嘘を言ってないが嘘を言っている」という非常にややこしい状態になっています。

まず、「嘘を言っていない」点について
・SD(スーパーデフォルメ)の1作目として出てきたのが「ガンダマン」であるという点。
・このガンダマン人気から「ガシャポン戦士」やプラモデルのSDガンダムに続いたという点。

以上ですね。
次に「嘘を言っている」点について
・「デフォルメ化されたロボット作品の元祖は実はバンダイではない」と語っていない(元々はタカラのおもちゃである「チョロQロボットシリーズ」が元祖であり、それに対抗してバンダイが「カワルドスーツ・ロボチェンマン」を売り出し、その流れからSD(スーパーデフォルメ)シリーズとしてガンダマンを発売した流れです。なので大本はタカラになります)。

ですかね。
なので、「タカラとバンダイの熾烈なロボットのおもちゃ開発競争の果てに現在のSDガンダムの歴史が構築された」というのが本来の流れ。
なお、魔神英雄伝ワタルの旧プラモデルシリーズは「タカラ製」であり、その対抗作品がバンダイの「元祖SDガンダムシリーズ」となる。
で、元々あった「ガンダムプラモデルシリーズ」が「SDガンダムシリーズ」を売り出して「SDガンダムプラモデルシリーズ」と「元祖SDガンダムシリーズ」に二分されていったのが「私達の知るコミックボンボンでの流れ」ですね(たしか、ナイトガンダムのウィングガンダム系までは元祖SDガンダムを売り出していた記憶がある)。

で、デフォルメ化されたガンダム作品の元祖は何?と言われたら消しゴムキャラ以外にも「ガシャポンキット」というのが昔あったんだよな(実物は見たことないけどグレートメカニックGという雑誌に載っていた)。
大体Zガンダムあたりの時代で大体200円くらいのキットでガシャポンに収まるくらいの小型キットで発売されてたのかな?(もしくは小型の箱キットとして売られていたか)。

長々と語ってましたが、では「SDガンダムのイメージ」を言えばこんな感じですね。
「工場でオートメーション(自動工程)で基礎フレームから組立、仕上げまでベルトコンベアーで流されてくる間に完了して最後のエリアをくぐったら完成したSDMSが大量に流れてきているイメージ」です。
ようは工業製品(自動車や家電製品)みたいにガシャポンボックスみたいな巨大な工場で大量生産された量産型ロボットのイメージです。

これは「FC(ファミコン)のSDガンダムガシャポンウォーズ」の頃から定番化しているイメージでもあります。
なお、その作品には隠しキャラとして「武者頑駄無」がいますが、たしか「相手陣営でのラストバトル」がガシャポンボックスの中みたいなところで大将のガシャポン戦士と一騎打ちだった筈です。

つまり、SDガンダムのキャラクターには複数のイメージが存在します。
大きく2つに分ければこんな感じです。

1.元祖SDガンダムにおける「機械兵器を小型キャラに模したロボットキャラ」のイメージ。後の武者頑駄無では「鉄機武者」として表現されている。
2.騎士ガンダムにあるように「人間族・モンスター族・MS(モビルス―ツ)族」というように種族として人間の様な存在であるという設定。これは武者頑駄無も同様の扱いである(飯を食って寝るし、家族作ることもある)。

なお、「コマンドガンダム」は「1.」の存在らしくコマンド以外のガンダム達やザタリオン軍の大半は「2.」に分類される。
これは、コマンドガンダムの別形態である「コナンガンダム(コナン・ザ・グレートという作品のオマージュキャラ)」で、コナンガンダムが重傷を負った際にターミネーターのダメージモデルみたいに内部メカむき出しの瞳がコナンガンダム(コマンドガンダム)から露出したためである。

なお、SDガンダムとリアルタイプガンダムでは実際にゲームキャラとして扱っても使い勝手が完全に異なる問題がある。
個人的解釈で言えばこんな感じです。

SDガンダム⇒全長もリアルタイプガンダムの半分で戦えるフィールドは比較的広い。パワーやいエネルギー量はリアルタイプよりも少し低い代わりに機動性能と被弾率が低いのが特徴。主に「主人公が冒険をして少数のパーティーで事件を解決するような作品向き」とは思う(魔神英雄伝ワタルに出しても違和感が無い)。

リアルタイプガンダム⇒流石に原作が「軍隊VS軍隊」というだけあって、物資補充や整備事情から「個人所有には向かない」というのが実論。まず「全高18m」が「主人公が個人所有するには大きすぎる」のが最大のネック。「巨大戦艦があって、スポンサーが軍隊で、ある程度スタッフや仲間が大所帯だった場合」成立するような兵器であり、それこそ
「大型戦艦や巨大な敵機がいないと必要性を感じないような存在」というのがリアルタイプガンダムである。
そもそも「ダイガード」にあるように「武器弾薬・動力となるエネルギー・整備に必要な予備の部品や機械油等」全てひっくるめて「個人が経費で落とすには酷すぎる要素で構成された塊」と言えるのがリアルタイプガンダムである。
なお、ガンダムが「戦車」なら、SDガンダムは「装甲車やディーラーで面倒を見てもらえるスポーツカー」といった感じ。
大人になって、車の整備や点検を「ディーラー」に頼んだことがあればこれのありがたさがよくわかる(「そんなのはおとなのつごうだよ」とか言っている小学生には大人にならないとわからない事情である。「一生」とはいわない。いずれ大人になったらわかる)。

そのため「ガンプラバトルで冒険物を作りたければSDガンダムを主人公にしろ」「ガンダム作品で冒険物やりたければSDガンダムでやれ」というのが講談社時代からの常識(お約束)となっている。
なので、SDガンダムワールドヒーローズは個人的には「正解作品」と思うけどな。
それこそ「ノリがフロントミッションみたいになっても構わない」と思うんだよ。
何よりも「SDガンダムの強みはリアルタイプでは使いづらい追加オプションや乗り物が気軽に使える」という点かな。SDキャラは大体人間の様に扱われるので、バイクや飛行機、パラシュートパック装備のスカイダイビングまで色々やってもいいと思うわ。
それこそ「ガンダムは戦争の為の兵器だ」というリアルタイプの常識が通用しないのが「SDガンダム」であり、何でもありが「SDガンダム」ともいえる。
それ故に「80年代〜90年代のレトロアーケードゲームやファミコンゲームとSDガンダムは相性がよかった」思うんだよな。
「SDガンダムにドラクエやファイナルファンタジーをやらせようとした」のが「騎士ガンダム」であり、「SDガンダムに大河ドラマやらせようとした」のが「武者頑駄無」なので、それこそ「SDガンダムは人間キャラの様に扱われる」という利点があると思いますね。

今日はこんな感じです。

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