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2021年02月05日20:07

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讃岐ラーメンヽ(~〜~ )ノ ハテ?PART63&讃岐喫茶☆ファイル63の同じナンバリングで中・伊麺ダブルランチ、そして合田邸リベンジ☆彡

11都府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県、栃木県、岐阜県、愛知県、福岡県)新型コロナ緊急事態宣言発令中。
前回日記から香川県の新規感染状況は2月2日に5人、3日に8人、4日に6人の累計682人となってます。


気温も上がっていい天気の休日。
今日は1月26日の時点で喫茶店と気が付かなかった清水温泉とコロナ禍の現在は二日前までに予約しないと中を見らなかった合田邸のリベンジを果たしに仲多度郡多度津町まで向かいます。
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11時すぎに多度津町入りして、清水温泉開店を確認後、まずは昔ながらの中華そばを出してくれる2006年8月10日OPENの人気店「富家」で昼食にします。
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注文は清水屋で食べる分も控えているので「中華そば小(600円税込)」をチョイス。
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頑固一徹の従業員には厳しそうな大将が出す、中華そばは小でもボリューム満点で具沢山。あっさりなのにコクのある黒いスープで死角のない逸品でした。
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富家(とみや)
【住】香川県仲多度郡多度津町東白方10-23
【電】非公開
【営】9:30〜14:00
【休】月曜
【席】カウンター10席、テーブル席2組程度
【駐】店前と空き地を合せると10台くらい


さあ、前回は徒歩で巡った細めの道路の本通商店街へ車で向かいます。
この通りは車で通る場合、午前7時から午後10時まで南からの一方通行となっているのでそこは注意が必要です。
もちろん目的は「藝術喫茶 清水温泉」と「合田邸」のリベンジです。

そんな多度津町は瀬戸内海に面する港町です。
かつては、日本でもっとも有名な神社の1つ、金刀比羅宮へお参りする際の玄関口として、多くの参拝者や商人でにぎわいました。

こうした歴史をしのばせる古民家街の一角にあるのが「藝術喫茶 清水温泉」。2018年5月26日OPEN!
大正時代に建てられた建物は、築100年以上の歴史があります。
駐車場は向かいのお食事処「てつや」の脇から入った共用の場所にあって10台くらい停められます。
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いよいよ10日ぶりの暖簾前!
いざ、女湯暖簾をくぐらん!!
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意を決した中で今度は女湯と男湯の入口が左右で分かれてます(爆)
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ここは男湯からと言いたいところですが、女湯からと張り紙の指示あり!
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左側を見ると盆栽が飾られた繁忙時の待合ベンチがあります。
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じゃあ指示通り女湯から入りますね(笑)
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・・・って眼前に広がるのは銭湯の名残りを残しながらも何たるカオスな空間。
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どうやら女性の方1人で回しているようで「席を選んでお待ち下さい。」との事。
せっかくなのでこの小さな浴槽に浸かりながら待ちますか!
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程なくしてお水とメニュー表に呼び鈴、そしてなぜかロッカー風のレトロな鍵も持ってきてくれました。
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この鍵、じつは会計伝票替わりで席の特定に使う模様です。この遊び心がいいですな〜。
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メニューはコロナ禍で限定してしぼっている様子。お店の人の想いが書かれていました。
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ナポリタン(880円税込)と風呂上りには欠かせないコーヒー牛乳(130円税込)をチョイス。
不思議な空間はそれほど時間を感じさせず、持ってきてくれた時にはハッと我に返った程です。
ナポリタンは多度津産ミニトマトを使った自家製ソース。野菜もたっぷり付いていて、コーヒー牛乳は現代風だけど味は当時そのままにノスタルジックなセカンドランチを堪能できました。
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帰り際に女性店員の方が「トイレもぜひ見て行ってください。」と・・・
どれどれ!
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おぉ!赤い部屋でアニマル軍団の奇妙な空間がぁ〜。
インパクトありすぎて、ゆっくり用を足すことは難しいですね〜。
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さらにお礼を言って帰ろうとすると「番台にも座っていいですよ!」と言ってくださいました!
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「写真も撮りましょうか?」とサービス満点でしたが、そこは遠慮して男湯から入る憧れの番台からの眺めをしばらく堪能しまして・・・
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異空間と言っていい藝術喫茶を後にしました。
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藝術喫茶 清水温泉
【住】香川県仲多度郡多度津町本通1-7-8
【電】0877-89-3587
【営】10:00〜22:00(L.O. 21:30)【現在コロナ禍で不定時】
【休】水曜【現在コロナ禍で不定休】
【席】30席くらい
【駐】10台


時間はまだ13時前なので清水温泉横の路地である「よっていってや横丁」を散策。
何もないけど反対から見ると銭湯の煙突が確認できました。
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そしてニャンコも生息していてパシャリ!
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予約の13時が来ましたので、「合田邸」へ!
合田邸は多度津の近代産業の発展に尽くした多度津町の七人の豪商「多度津七福神」の一人「合田房太郎」の邸宅。大正〜昭和初期に建築され、七福神の中で唯一残っている四国の近代化の足跡を知る上で重要な財産です。
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お!係の方が二名、今まさに玄関を開けてくれています。
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入場料は通常協力金として200円ですが、ボランティアガイドが不在で町の職員の方の説明にて100円でいいとの事。
お客さん用の玄関も洋風で重厚ですね・・・。
門をくぐると90°曲がって玄関に入ります。
日本遺産に認定されており、700坪の敷地内には当時最先端の技術と意匠が惜しみなく使われた13棟が建てられているのだそう。
合田家の奥様が2015年に亡くなるまで住まわれていて、その後は町に寄贈されています。
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北前船に関連した日本遺産認定。
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さあ、案内してもらいましょう。
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入るとすぐに大平元総理の書があって驚き!
もともと同郷で政治家としてもお付き合いがあったのだそう。
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まずは暖炉のある応接間。
外から見た石造りの館の内部にあたる部分で、邸宅内では比較的新しい部屋。
椅子やテーブルはもちろん当時のものです。
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壁にかかっているのは鷲でしょうか?
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次は書斎。
アールデコ調のインテリアでまとめられた、明るくてモダンな雰囲気が特徴です。
机の上の写真はエジプトのピラミッド前で当時に撮られたものだというから驚きです。
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重厚な金庫もあって、今は本が入ってますが、元々中には何があったのでしょうね〜。
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詩人の北原白秋が名づけたとされる書院造りの大広間「楽々荘」。
30畳もある広大な部屋で、廊下も含めるとなんと50畳になるそう。日本家屋とは思えないほど天井が高いのも特徴的です。
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和風シャンデリアもあって煌びやか。
この鞄は先ほどのエジプト旅行などの船旅で使われていたものらしいです。当時の旅費は今のお金で換算すると1億円はかかっているとの事。
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お手洗いのの手水鉢も興味深いです。
変わった形のこの鉢は、中央が噴水になっており、その水が足下の空間に徐々に溜まっていく仕掛け。
お手洗いに至る廊下はちょっとした橋のようになっていて、まるで小さな池を渡っていくような造りになっています。
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一番驚いたのは、全面ガラス張りの離れ!
ここまでガラスだけにするか?と言うほどの見事さに初見の感覚。
内部は金銀の襖で彩られていたことから1階は「銀の間」、2階は「金の間」または「エジプトの間」と呼ばれていたそうです。
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続いて離れを出て、食堂の方へ。
中庭を通り抜ける途中、洋館(2021年2月現在、非公開)に至るアプローチ部分に思わず目を奪われました。色鮮やかなタイルが配置されていて、昭和初期の建物とは思えないほどモダンです。
また、洋館の地階には寝室があり、当時にしては珍しく家人はベッドで休んでいたそうです。
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食堂は洋風の造り。普段の食事もイスとテーブルだったそうで、合田家の先進的な暮らしぶりが伺えます。
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商売人だけあって神棚も立派です。
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台所も広くて中二階は使用人の方が住まわれていたとも言われています。
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家人用の玄関。
プライベートな空間も抜かりがありません。
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さあ、再び表にて外観を観察。
黒漆喰を塗った表通りの建物は昭和初期のものですが、造りが昭和初期にしては古いそうです。なぜか?
それは当時の町並みは古い家が多く、町人の一人として景観を合わせた結果なのだそう。
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しかし、合田邸は洋館の地階や土蔵などが鉄筋コンクリート造で、これは県内のコンクリート造住宅では最初期のものであり、内部には最先端の技術が導入されていたのです。
一見、古い技術の土蔵や土塀の中にもしっかりと鉄筋が入っている所が腐食により散見されました。
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以上で多度津のリベンジ完了。
しばらく多度津に思い残すことはありません!
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