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2021年01月26日18:53

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讃岐の食堂☆ファイル33 堅巻きオムライスからのなつかし多度津のまち歩き、そして戦前まで料亭だった町家に生活するように泊まろう。

11都府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県、栃木県、岐阜県、愛知県、福岡県)新型コロナ緊急事態宣言発令中。

東京都は26日、新たに1026人の新型コロナウイルス感染者を確認。
24日(986人)と25日(618人)は1000人を下回っていましたが、3日ぶりに1000人を超えました。
また、新たに30代女性2人の変異種感染が確認され、国内の合計が53人にとなりました。そんなワクチンが効かない可能性があり、感染力の高い変異種の国内での流行が現実となることは脅威です。

さて、前回日記からの香川県新規感染者は1月22日に6名、23日に4名、24日は久々のゼロ、25日に9名の感染、1名(80代男性)が亡くなっており、累計597人、死亡者は14人となりました。
ちなみに本日、向かう多度津町は1月14日の1名以来出ていません。


曇天の休日。
四国鉄道発祥地・香川県仲多度郡多度津町に来たのは瀬戸芸2019の高見島目的での港以来!
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なぜ多度津町なのか?コロナ禍で県外は憚れる中、県内で古い町並みが残り、古民家一棟貸しができたことが今回の決定打でした。
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JRの定番だったパン屋さん「ウィリーウィンキー」は2020年10月1日に株式会社ステーションクリエイト東四国に合併されて消滅_| ̄|○
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「リトルマーメイド」として再開店しているようです。
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まずはJR多度津駅の構内食堂にて昭和レトロを感じながら食事とします。
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今日のランチはオムライスと一品おかずで500円税込。やはりリーズナブルです。
ほとんど駅員さんで盆をもって並んでいます。
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このフワトロでない玉子の堅巻きが良いのです。
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店内の雰囲気も落ち着き、ケチャップ、チキンライスのオムライスは子どもの頃そのままで感激の仕上がりでした。
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多度津駅構内食堂
【住】香川県仲多度郡多度津町栄町3丁目3-1
【電】0877-32-3688
【営】朝食7:00〜10:00 / 昼食11:00〜14:00 / 夕食16:00〜19:00
【休】日曜
【席】24席
【駐】駅前3台程度
【2021年3月末閉業】

その後、なつかし多度津のまち歩きエリアの起点である多度津町立資料館に場所を移します。
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館内展示を鑑賞(無料)した後は駐車の許可を得て・・・
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徒歩にて、昔ながらの風情が残る街並みをいざ散策。
まずは家中エリアの「大正堂」。
要予約とのことですが、昔ながらのロールカステラが人気だそう。今の時期ならいちご大福も売れ筋。
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さあ、大通りエリアに出ます。
洋館風建物の山本医院。現在も診療中でヘラジカの銅像の角には子どもが(爆)
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同じく洋館風のフロンティア。
こちらは大正元年に「楽天堂医院」として開業。現在はやってませんが、レトロモダンな姿を今に残してます。
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船溜まり。
物資を下ろした船が停泊する場所。ここで船をUターンさせていました。
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極楽橋。
昭和63年に架け替えられています。背後の山には少林寺が見えます。
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金比羅街道の道標が残ってますね〜。
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旧多度津藩陣屋の御殿跡。現在はJR四国多度津工場になっています。
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前川大理石店。
加工場は弘化4年築で旧多度津藩の米蔵だったもの。鬼瓦には藩主である京極家の家紋が見られます。
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金刀比羅神社。
金刀比羅宮事始めの行事が行われ日本遺産にも指定されています。通称・那須の金比羅さん。塩田名義の玉垣が多いのが気になります。
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いよいよ、本通りエリアへ!
宮崎時計店(屋号:天冨堂)
店内の大きな外国製の柱時計は日本で数台しか渡ってない貴重な物らしく見せてもらう勇気が出ませんでした。
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合田酒店。(屋号:柳井屋)
かつては港から讃岐三白(砂糖、塩、綿)を積み出す廻船問屋でした。山口県柳井にルーツがあることからが屋号の由来。酒器のコレクションが見もの。
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ドヤ街を彷彿する昭和風情ある道中。
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石川金物屋。
大きな蔵は多度津七福神の一軒が所有していたもの。立派ななまこ壁は当時の財力の証です。
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えびす神社。
廻船問屋や商人の名前が刻まれている玉垣からは港で栄えた多度津の歴史が偲ばれます。
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柳原菓子店。
看板商品は多度津に伝わる逸話に因んだ「一太郎やヤーイせんべい」。
今では珍しい計り売りも嬉しい。
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塩田邸(屋号:岡山屋)
かつては、叺(塩や米を入れるむしろを二つ折りにして作った袋)を取り扱う商家。格子窓の刀傷は商家の繁栄に反感を持つ武士が切りつけた跡だと言われています。金刀比羅神社以来、また塩田の姓が出てきました。
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歴史ある本通り商店を抜けていきます。
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金本屋呉服店(屋号:金本屋)
江戸時代、船金具を作る船鍛冶屋を営んでいた為、このような屋号が付けられたのだそう。現代も営業中。
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小国博義邸・小国隆太郎邸(屋号:備前屋)
明治中頃までは餅や饅頭の製造販売所で金比羅参りのお土産てんご餅は当時の多度津名物でした。江戸時代の当主が岡山藩の武士だったことが屋号の由来。
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よっていってやー。
多度津商店街の様子やイベントの写真を展示しています。
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清水温泉。
大正末〜昭和50年代半ば頃まで賑わった街の銭湯。現在はカフェになっている様子。
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合田邸(屋号:島屋)
多度津七福神の一家で日本遺産に登録されています。
ステンドグラスやレンガ造りの蔵が当時の栄華を物語ります。
平時では中も公開していましたが、現在はコロナ禍で二日前までの予約が必要となっており、次の機会があればリベンジしたいと思います。
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そんなこんなの歴史街道・多度津本通りにて、なつかし多度津のまち歩きも〆。
久々にかなり歩くことができました。
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雨がポツポツ来たので多度津町立資料館まで早足で戻り、車にて宿のある西浜エリアに向かいます。早め(14時45分ごろ)のチェックイン。
この御宿は古民家ステイと銘打っていて、築90年の戦前まで料亭だった古民家。
近くには桜の名所の桃陵公園があり、少林寺もすぐそこです。
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港から繋がる金比羅街道にある、このエリアは多くの店で賑わっていたようです。
名前は「香露軒(こうろうけん)」。元オーナーが岡山で営業されていた茶屋の屋号がそうだったそうで、板看板が残っており、そのまま使っているとのこと。
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担当の方が掃除機をあてていましたが、快く入れてくれました。
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通常は3名で一人5500円税込。GoToトラベルが停止になったため、県民割引クーポン3000円に楽天ポイント5800ポイントのみを使用。クレジット支払い済みが2120円なので現地で5880円の支払いをしなくてはなりません。その旨をオーナーに尋ねると「クレジットで貰うシステムのため楽天に問い合わせてから請求します。」とのこと。
昭和初期の風情や骨組みを残しつつ機能性を向上したリノベーションもばっちりです。
一階はキッチン付きで自炊もOK!和室八畳に男女トイレと浴室はユニットバス一坪。
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二階にベッド三台設置、10畳、6畳、6畳の部屋があって・・・
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中庭に見る雨が本格化にて車を使って夜になる多度津へ出発。
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出がけの玄関口の左右もモダンです。
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外食はどこも休みで夕食に恵まれず、味気ないコンビニ弁当ですまして、本日の日記を仕上げ・・・
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殿様気分で就寝いたしました(笑)
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