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2020年12月18日14:06

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12月18日(金)付け 最新宇宙・コロナ情報 日本の城、その他ポーランドのネコ 12月6日(日)静岡県三島市・函南町・熱海市観光 キセキレイ 柿田川遊水地 熱海城夜景 松田山イルミネーション

12/18(金)

 本日、多摩地区は澄んだ青空が広がっている。午前9時時点の気温は摂氏9度、湿度30パーセントを切った。

 気象庁は16日、関東北部地方に大雪警報を発令した。既に群馬県みなかみ市藤原では、24時間の降雪量が1989年の統計開始以来、過去最多となる128センチを観測した。

 今回初めにインターネットで話題になったニュースを、その次に全3章に渡って、静岡県東部の観光地三島市、函南町、熱海市の町並みについて紹介する。

 日本全国において、コロナの感染拡大がとまらない。16日、東京都内の1日当たりの感染者は、過去最多となる678人、死亡者10人、日本全国の感染者数は、過去2番目の数値となる2991人、死亡者は53人となった。東京都は、16日付けで重症患者数は69人、緊急事態宣言後最多となる15日の78人より9人減ったとはいえ、医療提供体制は逼迫している。17日の感染者数は、2日連続過去最多を更新する822人と明らかになった。日本全国の感染者数も過去最多となる3200人を越えた。感染症対策と、経済と文化的活動の両立の難しさが、はっきりと示された。

 18日、2020年Yahoo内で最も検索された古い町のシンボルとなる「城」が発表された。1位は、兵庫県姫路城である。https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6347141

 今回は第3章で静岡県熱海にある熱海城について取り上げる。

               最新宇宙関連ニュース!

 15日(火)、国際宇宙ステーションに滞在する野口さんの下へ、菓子類の一つ「柿の種」が運ばれた。生産元は亀田製菓、同商品は1966年に発売されて以降、全国的に普及している。2017年に米菓として始めて宇宙食の認定を受けた。

 写真 宇宙食の一つ「柿の種」掲載元 下記のリンク
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 先月野口さんは、宇宙へ飛び立った際、ローソンが開発した宇宙食の一つ「からあげクン」を携帯していた。2020年12月時点で宇宙食は、45品目が認証済みである。そのうち、日清食品ホールディングスの「スペース日清焼そばU.F.O.」や江崎グリコの「SPACEビスコ」など、我々にお馴染みの商品も含まれていた。中には、福井県立若狭高等学校が開発した「サバ醤油味付け缶詰」も認定を受けている。野口さんが地球へ帰還するのは2021年6月、適切な量と質の食事をとり、体を鍛え、無重力空間を体感する。

 参考リンク テクくら https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2012/11/news081.html

 16日(水) 宇宙航空研究開発機構JAXAは、12月6日にオーストラリアの砂漠にて、探査機はやぶさ2号機が切り離したカプセルを回収し、8日に日本へと持ち帰った。カプセルの中身を開封し、分析作業を進めたところ、15日(火)に小惑星リュウグウ由来のガスだと判明した。はやぶさ2号機は、リュウグウから採取した岩石と共に気体として放出されたガスを、カプセルに閉じ込めた。機体に大きな損傷はなく、地球周回軌道でカプセルを分離した後、再び広い宇宙を航行する。次の目的地は小惑星1998KY26、国立天文台はハワイにあるすばる望遠鏡で撮影した写真を公開した。https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=6347243&media_id=4&from=widget&widget_type=1&widget_setting=0



 日本時間の15日、東欧の一国ポーランドの西部ヤヴォジュノで撮影された1枚の子猫の写真が話題になっている。事の経緯は、警察官の日常業務にある。交通事故が起きたとの一報を受けて、現場に駆けつけた警官が、パトカーで現場に急行した。路肩にパトカーを停めて、事故を起こしたドライバーに事情聴取を行った。その場で調書を作成し、パトカーに戻るときだった。小窓から1匹の子猫が突如飛び乗ってきたのである。我々人の世界を知る由もない小さな子猫は、興味深そうに車内を見回すや、警官のノートの上で寝転んだ。大胆にも業務中の警官の前に姿を見せた子猫は、人に飼われてい個体だと判断できる。
https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=6343645&media_id=128

 写真は地元ヤヴォジュノ警察のFacebookから
 
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 写真公開元は、地元ヤヴォジュノの警察署のfacebook、子猫に飼い主がいることを想定し、「引き取りに来てください」と呼びかけた。

 ネコは癒しのペット、コロナ禍で自宅で過ごす時間が多い中、改めて人に寄り添う大切な存在であることが実感できる。

 日本と同じようにポーランドの警察官も、迷子になった子供をお家へ送り届ける役割を担う。飼い主は果たして見つかるのか、警察官は引き続き保護した子猫を見守っていく。


 
  続いて12月6日(日)に訪問した静岡県三島市、駿東郡清水町、田方群函南町、熱海市の観光レポートに移る。

 私は、湧き水の町として知られる三島市には、2012年夏に初訪して以来、2016年のGWまでのおよそ5年間で、家族や知人と共に、1年に1度以上の頻度で足を運んだ。今回2016年5月1日以来、4年7ヶ月振りの訪問である。初めての秋、緑一色に染まったGWとは装いが変わっていた。作中、過去GWや夏場に撮影した写真も掲載した。外部リンクもあわせて、ご覧になっていただきたい。

訪問地 一覧

三島市と清水町 滞在時間 午前8時前から午後1時過ぎ

 ・三島大社http://www.mishimataisha.or.jp/

 ・柿田川遊水地 公益財団法人柿田川緑のトラスト http://www4.tokai.or.jp/kakita.rv-trust/

 ・楽寿園 https://www.city.mishima.shizuoka.jp/rakujyu/

函南町 午後1時20分頃から午後3時過ぎ

 ・かんなみ仏の里美術館 http://www.kannami-museum.jp/

熱海市 午後3時25分ごろから午後5時35分ごろまで
 
 ・熱海城 公式ページ http://atamijyo.com/ 
       夜景INFO https://www.nightview.info/yakei/detail/atamicastle/

神奈川県足柄上郡松田町 午後6時20分頃から午後7時20分過ぎ

 ・松田山麓西平畑公園 第18回きらきらフェスタ 松田山ハーブガーデン https://nisihira-park.org/event/2020kirakira/

  夜景を見に行かNight http://yakei-mn.com/yakei/kanagawa/nishihirahata

目次
・第1章 三島市源平衛川沿い、清水町柿田川遊水地を散策

・第2章 三島市楽寿園 函南町について

・第3章 熱海城から望む夜景 松田山きらきらフェスタ

 見本の写真 

 左 柿田川湧水地で撮影したキセキレイ

 中 三島駅南側の楽寿園の紅葉

 右 熱海城で撮影した夜景 時刻16時56分

     第1章 三島市源平衛川沿い、清水町柿田川遊水地を散策

12/6(日)朝5時台に自宅を出て、久しぶりに静岡県内に足を運んだ。天気は日中青空が広がっていたものの、富士山は雲によって隠れていた。空気が澄んでいる分、見通しは良い。
 
 今回の訪問地の一つ、三島市一帯は、10万年前から繰り返し噴火を起こす富士山の影響を受けていた。中でも1万年前の噴火は史上最大規模に達した。地下から吹きだしたマグマが、箱根の山と愛宕山(あしたかやま)の間を約40km流れ下った。地表に出たマグマは、次第に冷えて固まり、溶岩となる。当時の噴火で吐き出された溶岩流の末端が、三島市と南隣の清水町に当たる。名づけて「三島溶岩流」という。

 画像掲載元 参考文献 フジクリーン工業株式会社 よみがえる三島の水風景より
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 噴火によって、我々人々に恵みを与えてくれた。溶岩は、隙間が多く水を通しやすい。富士山の雪解け水が、地下に浸透し、溶岩台地の末端で顔を出す。三島溶岩流から富士の湧き水が供給され、緑を育んだ。不純物のない清流によって、絶滅危惧植物ミシマバイカモが生育する。見頃は5月から9月まで4ヶ月にも及ぶ。

 三島市には、癒しの緑を求めて、人々が住み着き、町として発展した。2020年11月末時点で市内の人口は10万人、新幹線を使えば、都市部まで1時間強でアクセスができる。市民は、定期的に川の中に入り、清掃活動を通して、絆を深めた。園芸にも力を入れ、春先には一面パンジーの花々が咲き誇る。緑地内でもシャクナゲやツツジの赤やピンクの花々が彩りを添えた。

 清流を保護することにより、暮らしが楽になる。源平衛川を中心に、人々は富士の伏流水を家に引き入れる。飲み水と共に洗濯水としても利用していた。複数のペットボトルを用意し、湧き水を汲む住民の姿もあった。

 富士の恵みを享受し、皆思い思いに生活をしていた。
 


 JR三島駅に到着したのは午前8時前、三島大社に参拝し、源平衛川を北上しながら、温水公園を経て、清水町の柿田川遊水地へと向かった。

三島大社へ向かう道中、駅から南へおよそ300mn距離にある白滝公園から1枚撮影した。 地下水をくみ上げる2体の人形は、すっかりクリスマス仕様になっていた。
 
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 三島大社の写真
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 敷地内の外れに飼育されたニホンジカのうち、やや体が小さな1頭を撮影した。
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 三島大社から、一端国道へ出て、源平衛川を北上する。三島クラウドワークのホームページにて、地図をご覧になっていただきたい。
http://www.gwmishima.jp/modules/information/index.php?lid=35

 時の鐘
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 川沿いの緑地では、ウグイスとキセキレイが姿を現した。
 
 モミジに止まるウグイス
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 落ち葉を踏みしめながら歩くキセキレイ
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 緑道から再度車が行き交う幹線道路に出て、佐野美術館内の日本庭園を見学した。館内は有料であるものの、庭園は一般開放されている。人の気配もなく、せせらぎに耳を澄ましながら、石畳の道を歩いた。
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 12月6日の段階で日本庭園内のモミジの木は、やや緑の葉が残っていた。春先には、石楠花と共にツツジの花が咲く。

 2016年5月1日に撮影した写真
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 美術館から斜め向のミシマバイカモの里の写真 
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 段差のある桟橋を歩きながら、十月桜を入れて撮影
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 ミシマバイカモは春先に成育し、夏ごろピークを迎える。

 2016年5月1日に一眼レフカメラで撮影した1枚
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 参考文献 しずおかはなさんぽ https://hana.web-pallet.com/2690/

 源平衛川沿いの道を北上した際、水上を矢のように飛ぶカワセミの姿があった。三島市の鳥に認定され、清流の各地で姿を現す。例年訪問していた5月のGWは繁殖期に当たる。冬場よりも鳴き声がよく響いていた。水辺の宝石カワセミを確認して、まっすぐ歩くと、中郷温水公園に到着した。

 公園内の湧き水池には、冬ガモ達が犇いていた。ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、コガモを含め、100羽以上を数える。真っ黒い体に頭の一部が白いクイナ科のオオバンは、たった1種だけで50羽以上に達する。

 前回2015年4月26日(日)に公園を訪れた際、キンクロハジロやホシハジロの居残り組みが確認された。12月は、北国で繁殖を終えたカモ類が続々と渡ってくることにより、より数が多くなる。カモの休憩用として、池の中には小島がある。我々人や野良猫などにも邪魔されず、日光浴を楽しんでいた。三島市は、人と野鳥が共存する豊かな環境が広がっている。

 公園の外観
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 珍しいカモが混じっていないか、探したところ、1羽のスズガモのメスを発見した。
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 スズガモとキンクロハジロの外見の違いは以下のサイトで確認していただきたい。
ネイチャーエンジニア いきものブログ https://www.nature-engineer.com/entry/2019/02/11/080000


 続く舞台は、清水町の柿田川遊水地である。1日の水量は、日本最多となる110万トン、1秒間でドラム缶70本分に相当する。年間を通して水温は15度とほぼ変らない。日本名水100選に指定され、平成23年9月21日に国の天然記念物として保護された。遊水地柿田川は、1級河川で日本で最も短く、全長1,2kmにとどまる。最終的に狩野川と合流して、駿河湾へ注ぐ。清水町と隣接する三島市、その東隣の函南町、熱海市民の生活飲料水として利用されている。後世に貴重な水資源を残すべく、川沿い一帯公園として整備された。

 過去関連日記 2015年9月4日付 東洋一の湧水 静岡県清水町「柿田川湧水群」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1945742746&owner_id=32437106
 
 木橋を渡りながら柿田川を撮影
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 2015年7月20日(祝・月)に撮影した1枚 ミシマバイカモが育っている
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 葉陰から姿を現したキセキレイ
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 キセキレイは、三島市駅から源平衛川沿いの2箇所で、それぞれ1羽ずつ確認された。非繁殖期は縄張りを持たず、単独で行動し、東京都の市街地の水辺にも姿を現す。柿田川遊水地のキセキレイは、人目を気にせず、葉っぱにとまる小さな虫を探している。我々散歩客と目を合わすことなく、すぐに緑の中へと消えていった。

 
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 第1展望台から見下ろした景色
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 公園内のモミジ
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 年間の寒暖差が小さい遊水地沿いでは、紅葉をせず、葉っぱは緑に染まっていた。公園内では、モミジの木が赤く染まっている。万葉集にも謳われる柿田川遊水地は、水資源に恵まれた日本を象徴するスポットだった。

         第2章 三島市楽寿園 函南町について

 遊水地の向井側にあるドラッグストア「サントムーン柿田川」から発車する無料のシャトルバスに乗り、JR三島駅に戻った。駅から徒歩一分の距離に、入園料300円の楽寿園がある。庭園として整備された敷地内には、展示館と共に、子供ふれあい動物園が設けられていた。紅葉はピークを迎えている。

 ふれあい動物園で飼育された動物については、過去の日記で詳しく書いている。

 マーラとカルガモの2ショット写真を掲載した日記

2019年7月6日付 静岡県三島市で撮影した動物写真 TV放送記念!東京都青梅市御岳渓谷と御岳山の四季 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972148302&owner_id=32437106

 下記の日記は、楽寿園で暮らしていたテナガザルがテーマである。写真に掲載した個体は、撮影当時2013年は元気だったものの、2年後には亡くなってしまった。

2013年5月7日付 私達に近い仲間のテナガザルについて
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1901293545&owner_id=32437106

2013年4月30日付 ゾウに最も近い仲間のハイラックスです。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1900491401&owner_id=32437106

    子供鉄道駅前のモミジ
 
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 子供動物園内の齧歯目リス科のプレイリードック
 
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  アフリカイワダヌキ目ハイラックス科のケープハイラックス
 
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  鯨偶蹄目イノシシ科イノシシの一亜種のミニブタ
 
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  齧歯目テンジクネズミ科のマーラ
 
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園内の南側に位置する小浜池 火山灰土壌はすぐに水を吸収してしまう。満水になる日は極端に少ない。撮影時12月6日の水位は50cmを切っていた。今年の夏場は珍しく、水位150cmを越える満水になっていた。
 
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 2015年7月20日(祝・月)の満水時の写真
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 岩の隙間から水が流れる
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 楽寿館前の紅葉。
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 楽寿園は、アクセスの良さにも恵まれ、小さな子連れの家族やカップルと共に、地元民らしき人々が散歩感覚で足を運んでいた。1万年前の富士山の大噴火に伴い吐き出された溶岩を保存し、現代人の我々に当時の出来事を伝えている。ジオスポットとしても定着していた。

 三島駅を離れたのは午後1時過ぎ、JR東海道線に乗り、登り方面で1駅先の函南駅で降り立った。町全体険しい山の中に位置し、バスのアクセスも悪く、公共施設の訪問には、自家用車、またはタクシーになる。目的地「仏の里美術館」は、駅から北へおよそ2km、一戸建て住宅が立ち並ぶ急坂を登っては、再度下り道に差し掛かった。山中に開墾された畑には、大根が天日干ししてある。紅葉するモミジやイチョウは少なく、常緑樹に覆われていた。ほとけの里美術館では、ボランティア解説員から、町の歴史と共に仏像の見方を教わった。町内の各寺院が所有する仏像を、美術館にて保管しているという。山間の小さな町で、古い日本の文化を学ぶことができた。

 写真=美術館のパンフレットの1ページ
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 函南駅に戻り、15時過ぎのJR東海道線に乗り、東隣の熱海駅へと向かった。距離は9,9km、1934年12月1日に開通した総延長7,8kmの丹那トンネルを挟み、JR東海内の駅間の距離は最長となる。一般道はトンネルを迂回することにより、16kmに及ぶ。鉄道トンネルの長さは、清水トンネルに次ぐ、開通当初日本全国2位となった。現在、鉄道に問わずトンネルの長さの日本一位は、本州と北海道を隔てる津軽海峡を跨ぐ青函トンネルの53,85kmになる。鉄道トンネルの長さでは、世界一位を記録した。日本国内において、駅間の長さでは、JR北海道管轄石勝線内の新夕張駅から占冠間駅間の34.3kmである。熱海駅に到着する直前、停車信号によって、トンネルの中で数分待たされた。JR東海から東日本へと変わる熱海駅は、観光客でごった返す。首都圏からきた乗客は、列車が到着すると、向側で待っていた快速アクティーへと速やかに乗り換えた。アクティーは、東京駅を経由し、栃木県宇都宮、または群馬県高崎へと向かう。21世紀以降、JR東日本は私鉄とも提携し、長距離運転を行うようになった。

第3章 熱海城から望む夜景 松田山きらきらフェスタ  

 熱海駅から早速サンビーチを経由して、散策を開始した。目的地は、夜景スポットとして名高い錦ヶ浦山頂に位置する熱海城である。駅からの距離は3km以上、山の麓の港とお城の前まで、ロープウェイが結ぶ。港には、丁度神津島からのフェリーが到着していた。小さな子連れの家族やカップルを中心に、皆旅の思い出を語りながら、港で記念撮影をしている。GOTOキャンペーンが開始されて以降、観光業会はすっかり息を吹き返していた。

 外部リンク yakei.jp https://yakei.jp/japan/spot.php?i=atami

 自力で山道を上り、熱海城に到着した。時刻は午後4時過ぎ、雲が発達しているとはいえ、視界は決して悪くない。6階の天主閣はもちろん、お城手前の広場からも、お湾型をしたJR熱海駅一帯を望むことができる。お城の閉館時刻は午後5時、12月6日のトワイライトタイムは午後4時47分から午後4時57分である。日の入りが早い冬至の頃は、開館時間内で夜景撮影が可能である。
 城の内部はすっかり改装されていた。階段が広いうえに、手すりもある。入場口の1階から6階の天守閣までエレベーターが通じていた。館内には、浮世絵や雛人形が展示され、美術館の役割を果たしていた。東洋のナポリと称されるリゾート地熱海駅一帯を一望する。

 
 午後4時31分 入り口前で撮影
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 館内の展示品
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 天主閣からコンデジににて、撮影した。今回、撮影に当たって、熱海湾をいかに広く写すか、考えたことにより、手前の電柱を取り込んでしまった。撮影の基本は、人工物を排除することである。今後失敗しないように気をつけたい。

 午後4時48分
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 午後4時49分 夕暮れに染まる西北側の伊豆半島
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 午後4時50分
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 午後4時51分 電柱を省くことができた1枚
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 午後4時56分 トワイライトタイムの終盤、熱海湾沿いのリゾートホテルを中心に明かりが瞬きだす。
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 天主閣からエレベーターで降りて、入り口前の広場から撮影する。

 午後4時58分
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 お城前の広場でも、天主閣とほぼ変らない写真になる。電柱は、茂みによって遮られていた。

 写真を比較すると、より高い天主閣の方が、視界が広い分、湾の奥に広がる険しい傾斜地沿いの建物まで写すことができる。

 西の空に赤みが残るトワイライトタイムは、町明かりと上手く調和することにより、一段と美しい写真になる。

 時刻は午後5時を周った。既に熱海駅行きの最終便は終ってしまったものの、駐車場付近には係員の姿がある。ロープウェイの午後5時30分の最終便にはギリギリ間に合う。予め懐中電灯とヘッドライトを用意し、自力で元来た山道を下っていった。照明設備は乏しいとはいえ、トワイライトタイムを過ぎても、自然光によって、予想以上に明るい。幹線道路に出れば、狭いながらも歩道が設けられている。途中懐中電灯の明りを消して、人通りが多いサンビーチまでたどり着くことができた。

 JR熱海駅へと戻り、自宅へ帰る道中、小田急線の新松田駅で降りて、イルミネーションを観賞した。場所は、新松田駅と隣接するJR東海が管轄する御殿場線松田駅北側に位置する「松田山山麓西平畑公園」である。

 河津桜の名所として知られる公園は、毎年11月末からクリスマスイブにかけて、「松田きらきらフェスタ」が開催されている。

 昨年12月15日(日)には、西平畑公園でトワイライトタイムを迎え、イルミネーションと夜景のコラボを撮影した。

 2019年12月19日付け日記 12/15(日)2019年第3回目 丹沢山麓秦野市観光(2)隣町松田町 河津桜の名所西平畑公園の夜景&イルミネーション その他秦野戸川公園と多摩センターイルミネーション https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974031061&owner_id=32437106
 
 上記の日記に掲載した写真から1枚 撮影日2019年12月15日 午後4時58分
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 河津桜祭りのレポート 2020年3月2日付け 2月24日(月・休)秦野市・松田町 野鳥と河津桜をめぐる旅(2)梅と河津桜 夜景 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974850611&owner_id=32437106

 2020年12月8日(日)の今回、撮影時刻は午後6時すっかり陽が沈んだ後のイルミネーションになる。滞在時間は6時25分から7時10分前、昨年とはやや変化を加え、様子が異なっていた。

昨年にはなかった光るイルカ
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 傾斜のある芝生からLED電球が灯る
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 クリスマスツリー 
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 毎年お馴染みのハーブガーデンとラベンダー畑のライトアップ
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暗闇の中のイルミネーションは、純粋にライトアップを楽しめる。現場にいた係員から、コロナの感染状況次第ではあるものの、2021年も毎年恒例の「河津桜祭り」を開催予定だという。

 今回、静岡県三島市・函南町・熱海市を巡った旅では、野鳥や動物に出会い、見頃を迎えたモミジを眺めることができた。昼時訪問した函南町では、仏像の見方を教わった。最後に熱海市内でトワイライト夜景、神奈川県松田町ではイルミネーション撮影をし、充実した一日をすごすことができた。

 日々ニュースでは、感染状況が伝えられているものの、秋の行楽シーズン、観光地は活気を帯びている。すっかり葉が落ちる冬、人々は早春に咲く梅の花や早咲きの河津桜、菜の花を求めて動き出す。私も早々と冬の計画を練り、行動にうつしたい。





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