京王線普通電車、同じく飛田給から取り込んだ欧米系シニア男性、お腹が布袋さんのように膨らんでいた。その人が車内を歩き回っている。何をしているのかなとなんとなく観ていたら、次から次へと窓を20センチほど開けて回っている。たぶんコロナが気になって、換気をしているんだろう。
京王線は冷房がきつすぎるのでちょうど良いなと思っていたら、僕の席のところにもやって来た。そこで一呼吸置いて、何もしないでそのまま向こうへ行ってしまった。僕の視線を感じたのかなぁ。僕としては、開けてもらってかまわなかったんだけどねぇ。
今週で僕の前期対面授業は終わる。6月の遠隔授業は、慣れないせいもあって、なかなか時間が過ぎていかなかった。それに、いつもの何倍も疲れた。学生も疲れただろうと思う。
ところが7・8月、対面になっての二ヶ月はあっという間だった。特に対面だけで行った講読2(『看聞日記』)と教養ゼミ(『今昔物語集』)は、予定した講読箇所の4分の1程度しかできなかった。
古記録や古文の読解トレーニングとしては誠に不十分。学生たちも消化不良じゃないかなぁ。かといって、補講を3回(ほぼ1日分の集中講義)しても、あまり学習効果が上がるとも思えないし。
後期はなんとか対面で15回行いたいものだ。
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