今日、出がけに巣を見たら、雛が一羽、巣にいた。びっくり。
幸い親鳥がいなかったから、ガラ携で写真を撮ったけど、あまりきれいに撮れなかった。巣の右側上に雛がちょこっと頭を出している。
いい気になって写真を何枚も撮っていたら、親鳥が戻ってきて、チチッと注意された。
このところ、facebookで田中修實先生が教えてくれた長谷川克『ツバメのひみつ』を読んでいる。とても面白い。文章も軽妙で、ツバメへの並々ならぬ愛が感じられる。
この長谷川克さんは1982年生まれ、2011年に筑波大DCを修了して、現在、石川県立大学や総合研究大学院大学で研究員をしている、新進気鋭の行動生態学者。同じ大学の卒業生ということだけでも、なにか親近感を覚える。
最近の文科省や大学の実学指向からすると、「ツバメの生態を研究して、何の役に立つんだ」と言われるかもしれない。でも、この本を読むと、ツバメから学ぶ事もいろいろある。
その発見をすぐに実用化するのは難しいかもしれないが、そうした探究心を大事にしないと、人類の発展なんてとてもじゃないが望めはしないと思う。
今晩も一献傾けながら、『ツバメのひみつ』を読むのが楽しみだ。
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