一は寂しい

一つしかないものを二つに別けて二人で食べることがこれほどまでに嬉しいと思うことはなかった。
旦那さんに出逢うまでは妹に対して一つのものを優先的にあげていたから別け合うことをしなかった私は旦那さんと人間味のあることを経験できている。
そして、アニメに無縁だった私が何故か縁側に靴を置ける岩があってそこに長靴が大人用ひとつと子供用ひとつが並んで置いてあるだけの絵に温かみを感じてる私が居る。
「これが一つだと寂しさ感じるけど二つだからいいんよね」と思いながら観ていた。
不思議なことが最近は多すぎる・・今までどれだけ障らず素通りしてきたのかと思うことばかりで、けれどやっぱり自然は癒治療をしてくださるからやめられない。