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2019年10月30日23:13

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【美術】今年のベスト1有力候補府中市施行65周年記念 おかえり美しき明治」展

皆様、お今晩は。府中市美術館にて12月1日迄開催中の驚愕の大展覧会「府中市施行65周年記念 おかえり美しき明治」展に行って参りました。その感想です。


西洋文化が押し寄せた明治時代の日本。多くの旅行家や画家が来日し、つつましい日本人の暮らしや美しい風景に暮らしや美しい風景に心を動かされ、優れた紀行文や絵画をのこしました。日本の美しい日本の風景画も旅の思い出と共に海を渡りましたが、近年こうした作品が里帰りしてくるようになりました。また、来日した画家たちに触発されて、日本人青年画家たちも多くの素晴らしい作品を描きました。来日画家と日本人画家の作品の共演を通して「美しき明治」のひたむきで凛とした輝きをご紹介します。西洋文化が押し寄せた明治時代の日本。多くの旅行家や画家が来日し、つつましい日本人の暮らしや美しい風景に暮らしや美しい風景に心を動かされ、優れた紀行文や絵画をのこしました。日本の美しい日本の風景画も旅の思い出と共に海を渡りましたが、近年こうした作品が里帰りしてくるようになりました。また、来日した画家たちに触発されて、日本人青年画家たちも多くの素晴らしい作品を描きました。来日画家と日本人画家の作品の共演を通して「美しき明治」のひたむきで凛とした輝きをご紹介します。


観る前までは期待値がかな〜り低い展覧会でしたが、展覧会と言うものは実際に観て観るまでは判りません。会場に入るなり泣きに来ているんだか、絵を観に来ているんだか判らない程に涙腺が緩んでしまって、会場を出る時には「この展覧会、今年のベスト1である「松方コレクション展」すら凌ぐ出来では無いか?と興奮と感激してしまったのであります。

通常絵画の展覧会と言えば油彩画が中心のものが殆どですが、この展覧会では油彩画は少数派でして、主流は誰しもが学校の美術の時間で習った「水彩画」が中心となります。水彩画だからと言って見くびってはなりません。本展覧会のメインビジュアルである笠木治郎吉作『花を摘む少女』(星野画廊蔵)一つ取ってみても決して油彩画に引けを取るものでないものが判って頂けるだろうと思います。
特に驚愕したのが小杉放菴記念日光美術館が所蔵する一連の「日光風景画」でして、五百城文哉さまの描かれた『東照宮・陽明門』はその仕上がりに驚嘆するばかりでございました。

今回出展されている中で大きな存在感を示しているのが、この展覧会を開催されている府中市美術館様、星野画廊様に郡山市立美術館様、横浜美術館様、小杉放菴記念日光美術館様、京都国立美術館様、コノサース・コレクション東京様、そして日本で一番自分の肌に合う作品ばかりを収集されている福富太郎コレクション資料室様。殊に福富太郎コレクション資料室蔵の作品の前で涙が出る事が多く、京都の細見美術館と並んで不遜な言い方を失礼ながらさせて頂ければ「わたしたちのためのコレクション」となっているのであります。前期・後期合わせて297点もの出展が為された文字通り驚愕の大展覧会。府中と場所は不便ですが必見の展覧会として全力で応援させて頂きます!



https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/okaeri.html
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