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2019年09月08日15:28

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舞台「私の恋人」ちょい感想

 渡辺えりさん、小日向文世さん、のん(能年玲奈)さん出演の舞台「私の恋人」を見て来ました。自分が理想とする恋人を追い求め時空を越え転生を繰り返す男が主人公。この男を小日向さんが、時にのんさんが演じます。場面が時空を越えるため、3人が約30役を演じ分けます。
 クロマニョン人の太古の昔から、第二次大戦の強制収容所・満州、現代の日本とオーストラリア。笑いあり、ダンスあり、歌あり、生演奏ありのエンタメ要素満載でありながら、社会風刺も込められている盛りだくさんな内容。小日向さん、早変わり面白かった。一瞬にして夫婦を演じ分けたシーンは凄く笑いました。
 渡辺えりさん、歌がめっちゃ上手いし、存在感があるし。演出・演出も渡辺さんですが、渡辺さんがやりたい事、伝えたい事を脚本に盛り込みつつ、役者さんの魅力を十分に引き出しているのが上手いと感じました。
 そして、今回が初の舞台出演となるのん(能年玲奈)さん。現代に生きる高学歴のサラリーマンやら、神父といった男役はもちろん、なぜか東北弁をしゃべるアボリジニの娘(のんさんの東北弁、ほぼネイティブ級じゃねと思う程)、セミロングでセーラー服を着た女子高生役、
劇団四季のCATSのような白猫役、アイドルのような衣装を着てギターを持ちながら歌を歌う歌姫役などを懸命に演じていたのが心象的でした。(女性役をやってるときはなぜか、どの役も腹黒かったり、口調がきつかったりという設定が多かったような」)。
 開演前のアナウンスものんさん。カーテンコールの際、えりさん「物販コーナーもいろいろ用意してます。Tシャツやらパンフレットやら・・その他に何がありましたっけ?」のんさん「Tシャツ」。えりさん「それ先に言ったけど」と最後に笑いをとるのも忘れませんでした。
 アンサンブルの方々の歌やダンスもキレッキレで凄く良かったし、生演奏も良かったです。凄く楽しめた作品でした。
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