2日前に、
世界遺産への登録勧告がなされたってニュースが流れたので、
久しぶりに自転車で百舌鳥古墳群まで走ってみた。
盛り上がってるのかな?
これが世界最大の大仙古墳。
仁徳天皇陵なんて言ってるけど、
そうじゃないことは科学的に証明されてる。
でも、神武からの天皇神話を信奉する人や、
それを利用しようとしてる人たちはかたくなに認めない。
こちらはミサンザイ古墳。
三番目に大きい古墳だそうで、
履中天皇陵とされているが、
それも非科学的らしい。
ところで近辺を見渡しても、
こんなお店は1軒あったけど、
世界遺産登録を祝うような横断幕も何もない。
いつもどおりののんびりした佇まいだ。
あっ!
やっと見つけたと思ったら、
一体いつののぼりやねん!
帰りに堺名物のけし餅をカッペに買って、
「古墳の方は全く盛り上がってませんね」と
お店の人に言ってみたら、
「横から眺めても何もわかりませんからねぇ」
ぼくも全く同じこと考えてた。
前方後円墳を一望できるようなタワーでも作ったら儲かりそうな気もするけど、
仁徳だ履中だと言い張る人たちは、
「天皇の御陵を見下ろすなどとんでもない」
なんて言うのかもしれない。
大阪初の世界遺産は、
世界で最も人の来ない世界遺産になるのかな?
そんなことを思いながら帰ってきた。
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