ダイノックシートを貼った。
オリジナルよりちょっと色が暗いが、これの一個上だと明るすぎてイメージに合わないのでこれで。
この機種は本体が他機種より一回り大きく、正面パネルの上部が緩やかな丘のようにカーブでカットされていて、ほんのちょっとだけ高級感を出すように作られている。
もっと高価な機種だと、振り子前のガラスが印刷ではなく切子細工だったりするが。
本物の木目のきれいな木材を使わず、印刷された木目調壁紙を安いベニヤだかラワンだかの板材に貼ってニス塗をし、庶民にも手の届く世界最新鋭のトランジスタムーブメントを搭載した振り子時計。
何とも日本らしいというか、安物だけど高性能を地で行く、昭和を代表する傑作機。
田舎の農家の台所や居間に必ずと言っていいほどあったこのソノーラ。
一通り修復し終わったら、最初の目的の1台を残してあとは友人のとこにでも里子に出すかな。
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