mixiユーザー(id:12769995)

2019年04月17日04:57

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スピノザ研究4

 スピノザに、よれば、事物は、産出された後に、因果律に入ります。因果律とは、事物が連鎖的により、良いことをすれば、良いことが起因することであり、悪いことをすると、必然に悪いことが連鎖的に起因します。神は、変状(affticio)して、事物を幾何学的産出的秩序によって、構成されます。このため、キリスト神学では、「神に栄光あれ」ということになります。これは、「存在論」にも、起因するものであります。例えば、双曲線は、決して交わることになしに、互いに、無限に離れていきます。事物も、そういうものであり、数学的に解釈すれば、「存在」は、数学的に証明によって、「存在」を確定することができます。これは、証明問題のようなものであり、「存在論」の起因を成します。つまり、証明問題を解くように、世界を解釈すれば、世界の最奥が分かるようになります。何が、「存在」するか、しないかは、事物の探求により、算術のように合理的に計算して、確定することが、できます。このように、難しい数学の理論を使わなくとも、「存在論」で、事物を確定することができます。私たちは、無数に入りこまれた、数学的対象であり、これによって、事物は、存在することが可能なのです。
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